【ドラマ・silent サイレント】第7話の伏線5つを考察！てんとう虫に隠されたメッセージや、想（目黒蓮）が奈々（夏帆）から最初に教わった手話から分かる紬（川口春奈）との展開

紬（川口春奈）と奈々（夏帆）、二人の想（目黒蓮）への思いが重なる

第7話は、序盤から胸を締め付けられました。反対方向に歩いていく紬と奈々。想は、どちらを追いかけるのか…。これって、恋をとるか友情をとるかの究極の選択だったと思うんですよね。結局、想が選んだのは、紬だった。

その瞬間、奈々の恋はちゃんと終わったんだと思います。だから、今まで想に借りてきた大量の本を返して、区切りをつけようとした。でも、その紙袋のなかに図書館で借りた本が混じっていて…。

これ、奈々のおっちょこちょいのようにも見えるけど、もしかすると最後の悪あがきだったのかもしれません。「図書館のが混じってるよ」と想からまた連絡がくることを願って。

でも、“図書館の本”っていうのが、絶妙ですよね。「返しておいて」とお願いすることもできる。それに、「（想が好きな本は）正直、あんまり面白くなかった」と言いながら、図書館で借りていたんかい！って。節々から、想への愛が伝わってきて苦しいです。

実際は、むずかしすぎて内容がよく分からなかったのに、「面白い」と話を合わせていたのも、高校時代の紬と重なるんですよ…。紬も、よく分からない曲を聴かされて、「いいよね、これ、すごくいい！知ってる！」と言っていましたよね。

好きな人が好きなものって、すべてよく見える。自分も、好きになろうと頑張る。たとえ、面白くなかったとしても、“分かり合いたい”と頑張っている時間が、幸せだったりして。だから、奈々が想に、「もう読まないからいい」と本を返した時、彼女の覚悟が伝わってきました。

奈々「私たちは、こうやって喋ってても怒られない」

想「静かだからね」

図書館で騒いで怒られている子どもを横目に、手話で会話をしていた2人。そんなふうに笑い合っていたけれど、心のどこかでは寂しさもあったと思うんです。世界から、隔離されているような。

だから、笑い声が漏れた2人を見つけて、子どもが「シー」と注意をしに来た時、ほっこりした気分になりました。紬と想も、高校時代にファミレスで遅くまで話して怒られたと言っていたけれど、“同じ”なんだなぁって。

第3話で湊斗（鈴鹿央士）のもとから飛び立ったてんとう虫が、想の近くにやってきた“伏線回収”にも驚かされました。

“幸運のシンボル”と言われているてんとう虫が、湊斗から想に移動したということは…。「てんとう虫＝紬」ということなのか？湊斗もはやく、また新たなてんとう虫を見つけてほしいところでもあります（涙）。だって、あんなにいい人なんだもん。絶対に、“キラキラ”してくれる女の子が現れるにちがいない！

想が、奈々に初めて教わった手話は、“同じ”。紬と奈々が直接対決（といっても、和やかなムードでしたが…）をした時も、奈々は“同じ”と手話で伝えました。

想を大事に思う気持ち、恋する気持ち、恋するがゆえにちょっぴりズルくなってしまうところも。聴者でもろう者でも、中途失聴者でも“同じ”なんだなって。

最初は悪い女のように描かれていた奈々だけれど、人一倍ピュアに恋をしていただけなのかも。想との恋は叶わなかったけれど、また新たに素敵な出会いをしてほしい…と思ったところに！手話教室の春尾先生（風間俊介）が現れて！しかも、「久しぶり」ってことは、過去に会っている？

春尾って、過去に大失恋をした経験がありそうですよね。言葉の節々から、そんなことを匂わせているのですが。その相手って、もしかすると奈々だったりするのでしょうか。奈々の大学時代に、ノートテイクを頼んだ相手が、春尾の可能性も…？この2人の関係性、めちゃくちゃ気になります。

紬、ちょいあざとい説が立証！「最近覚えた手話、教えて」と想に言われて、「片想い」と返した紬。これって、明らかに嘘なんですよね。だって、“片想い”を教わったあとに、春尾にまた手話を教わってるし！一気に恋愛の雰囲気に持っていく紬、策士すぎる（天然なのかもしれないけど、それなら余計にすごい）。

そして、「覚えなくていいよ」と答える想もズルいんですよ。これって、“俺たちは両想いだから”という意味が隠されていますよね？『かぐや様は告らせたい』ばりの恋愛合戦が幕を開けるのか？（ちがう）　モテ男＆モテ女が繰り広げる恋愛からも、目が離せません！

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「silent」川口春奈×目黒蓮（Snow Man）❄️毎週木曜夜10時放送木10ドラマ公式❄️(@silent_fujitv)がシェアした投稿

第8話は、再来週の12月1日までお預け。この間に、また第1話から観返そうかなぁと目論んでおります。紬と湊斗、想と奈々が幸せそうに笑い合っている姿を見るだけで、泣いてしまいそうだけど（涙）。