湊斗の「返すの遅くなって」という台詞に込められたダブルミーニング

さて、ここからは第9話の伏線回収を振り返っていきたいと思います。

まず、第5話で高校時代の紬が、想に手紙を書いたエピソードがありました。それをCDに挟んでいたけれど、湊斗(鈴鹿央士)が捨ててしまったから、本人には届いていない…と。

湊斗が、「ごめん、俺、実はそういうとこある」と言った時、ひどい…と思いながらも、どこか安心した自分がいました。まるで主成分優しさで作られたロボットのように、常に優しさを供給し続けている彼にも、邪心があるんだなって。

でも、湊斗はやっぱりいい奴だった。その手紙をずっと持ち続けていて、「ごめん、返すの遅くなって」と想に渡すって、どこまで天使なの(号泣)。だって、ずっとその手紙の存在を気にしていたってことですよね。そんなの、忘れちゃってもいいはずなのに。

そして、「返すの遅くなって」という台詞には、“紬”を「返すの遅くなって」というダブルミーニングがある気がして、うわぁ…となりました。この手紙を返すことが、湊斗にとってはひとつの区切りだったのかもしれません。苦しい、苦しすぎる。絶対に、絶対に幸せになってくれ湊斗!

紬に「そういうとこ、好き」と褒められた湊斗が微妙な表情をしたワケ

そして、今度は第1話まで遡ります。

湊斗「晴れてるね」

紬「夜に晴れてるって言う人、いるんだ」

湊斗「晴れてるよ。月出てる」

という何気ないカップルの会話。でも、紬に「そういうとこ、好きだなぁ」と言われたあと、湊斗がちょっぴり複雑そうな顔をしたんですよね。恋人に“そういうとこ好き”って褒められるのって、絶対にうれしいはずなのに、どうして? とずっと謎でした。

その伏線も、第9話で回収されてしまいましたね…(涙)。湊斗が、月を見て“晴れてる”と言ったのは、想の受け売り。つまり、紬に“そういうとこ好き”と言われても、苦しいだけなんです。どういう情緒で、“好き”という言葉を受け取ったんだ、湊斗は。この時、想には敵わないことを再確認してしまったのかもしれません。

“ずっと”を表す手話 紬と想の恋を阻むかせに?

最後は、想が紬に教えた“ずっと”という手話。これは、ドラマのビジュアルにも使用されている手話です。きっと、最終章ではこの“ずっと”の意味が鍵を握ってくるんだろうな。

ずっと一緒にいるというのはつまり、結婚や相手の家族、そして子どものことを考える必要もある。次週予告で想が、自分の病気の遺伝を検索していたということは、やっぱり紬と家族になることを考えているのかな。湊斗の「また青羽に何も伝えないで、勝手にいなくなるとかは、絶対許さないから」って台詞も、めちゃくちゃ気になる。それだけは、視聴者も絶対に許しません!

次週から、最終章へ突入!

いよいよ、最終章に突入する『silent』。これ、韓国ドラマみたいに20話くらいやってくれたりしませんか…(11話までと発表されてしまってしんどい)。どのような結末だとしても、紬と想が納得して選んだことならば、全力で応援していきたいと思います。

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