ジャニーズWEST重岡大毅さんが、GP帯初主演でシングルファーザーを演じる『#家族募集します』が7月9日からスタートしました! 第1話の内容を振り返っていきます。

重岡大毅がシングルファーザーとして奮闘する姿にキュン

『#家族募集します』は、性格も価値観も違う大人4人+子ども3人が一つ屋根の下で暮らし、少しずつ家族になっていく姿を描く新時代のホームドラマです。

主人公の赤城俊平(重岡大毅/ジャニーズWEST)は、3ヶ月前に不慮の事故で絵本作家の妻・みどり(山本美月)を亡くしたばかり。新米シングルファーザーとして、5歳の息子・陽(佐藤遙灯)を育てています。

息子にご飯を食べさせてお風呂に入れ、寝かしつけをしたりあやしたり。ジャニーズWESTのレギュラー番組『パパジャニWEST』を彷彿とさせるような“パパ”姿に、キュンとした人も多いのでは?

「女一人じゃ限界があるって思われたくない」シングルマザーの葛藤

精一杯頑張っている俊平ですが、仕事と育児の両立にはやはり限界が出てきてしまいます。そんな時に再会したのが、幼馴染の小山内蒼介(仲野太賀)でした。蒼介は、一人で奮闘する俊平のために「SNSで家族を募集し、みんなで育児をシェアして暮らそう!」と突拍子もない提案をします。「子育てってお好み焼きみたいにシェアするものじゃない」と俊平は呆れモード。

しかし、「#24時間対応」「#一時保育大歓迎」のハッシュタグを見つけた桃田礼(木村文乃)が、娘の雫(宮崎莉里沙)を連れて、蒼介の元にやって来ます。礼は女手一つで娘を育てる小学校教師「女一人じゃ限界があるって思われたくない」という思いが強く、誰にも頼らずに子育てを完璧にこなすと決意しています。「そう覚悟して、シングルを選んだので」と。

“一人で頑張らなきゃ”と孤軍奮闘しているのは、俊平も同じ。そんな2人の張り詰めた心を、蒼介が解かしていきます。「無理してまで立派である必要あんのかな」という言葉には、立派でいることよりも大事なことがあるという想いが込められているように感じました。

“一人で頑張らなきゃ”と思わなくてもいい

コロナ禍により、人と人との繋がりが希薄になりつつある現在。誰かと一緒にご飯を食べる束の間でも、間にはアクリル板が置かれ、大勢で集まって語り合う……なんてことは減ってしまいました。

仕事もリモートワークが増えるにつれ、周囲に頼りづらくなっている人も多いのではないでしょうか。今までは簡単に聞けていたことが、オンラインでのやり取りだと聞きづらくなったり。たとえ子育てをしていなくても、俊平や礼のように、“一人で頑張らなきゃ”という想いは、コロナ禍以前よりも強くなっているはずです。

けれど、「仲間のピンチは仲間が助ける」という台詞のように、時には誰かに頼ったり甘えたりしてもいいのかもしれません。俊平と礼が「また助けが必要になったら、ここで会いましょう」と約束したように。ピンチの時に助けを求められる温かい場所が、たくさん増えて欲しいと思います。

新時代のホームドラマ、今後の展開に期待!

温かくて面白くて、ホロっと泣ける新時代のホームドラマ『#家族募集します』。初回放送だけでもかなり感情が揺さぶられたので、今後も期待!第二話では、自由奔放でマイペースなシングルマザー・横瀬めいく(岸井ゆきの)も登場するようで。ますます目が離せない展開になりそうです。

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