ジャニーズWEST重岡大毅さんが、GP帯初主演でシングルファーザーを演じる『#家族募集します』。第2話の内容を振り返っていきます。

1話目から涙腺崩壊…『#家族募集します』を頑張りすぎる女子に見て欲しい理由

夢を捨てないママ・めいくの登場

「#家族募集します」の投稿を見て、お好み焼き屋「にじや」にやって来た自由奔放なシングルマザー・めいく(岸井ゆきの)。第二話では、彼女が引き起こした騒動をきっかけに、蒼介(仲野太賀)の悲しい過去が明らかになりました。

めいくの突然の来訪に慌てた蒼介は、俊平(重岡大毅/ジャニーズWEST)と、礼(木村文乃)に助けを求めることに。シンガーソングライターの夢を追い続けている自由奔放なママ・めいくは、「シングルマザーだって、夢を捨てなくたっていいでしょ?」と言ってのけます。「ちゃんとしたママでいなきゃ」と常に肩肘を張っている礼とは、まさに対照的なキャラクター。

蒼介が「うちの(お好み焼きは)ソースが自慢だからまずはマヨネーズなしで」と言っても、「お好み焼きって、マヨネーズをかけるようなもんでしょ?」とダクダクにマヨネーズをかける破天荒っぷり。しまいには、タバスコまで…。

他人が作った料理に調味料をドバドバとかけるのって少し遠慮してしまいますよね…? 相手が「そのままで食べてね」と言ってきたのなら、なおのこと。けれど、めいくは自分好みの味付けに仕上げて、「こっちの方が美味しい!」と幸せそう。そんな彼女を見ていると、もう少し自由に生きてもいいのかな?なんて思わされます。

けれど、“人の輪”を大事にする蒼介は「お好み焼きにタバスコかけるような奴だぞ!上手くやっていけるわけない!」とお怒りモード。あんなに張り切っていたのに、「シェア子育ても、家族ごっこも全部終わりだ!」と宣言してしまいます。

めいくの登場で分かる蒼介(仲野太賀)の悲しい過去

「あいつ、子どもを置いて出ていくかもしれない」と言う蒼介の胸騒ぎに、俊平は「そんな…」と半信半疑。しかし蒼介の予感は的中し、めいくは息子の大地(三浦綺羅)を置いたままどこかに消えてしまいます

めいくの突然の失踪に、「子どもを捨てたんだ!」と怒り狂う蒼介。俊平たちが、「大袈裟じゃない?出て行ったんじゃなくて、出かけたんじゃ…」と言っても、聞く耳を持ちません。

蒼介がどうしてそこまで怒ったのか––––––。そのワケは、ある日突然迎えに来なくなって、いまだに理由が分からない自分の母親に、めいくが似ているから。それによって、「あの親子見てたら思い出しちゃうんだよ。あの日のこと」と。

陽気で、ただの面倒臭い奴に見える瞬間もあった彼が、持っている心の闇。その出来事を知ったあとだと、「俺が(俊平の息子の)お母さんになってやる」という言葉に深みが出てきます。幼くして、母親を亡くした俊平の息子・陽(佐藤遙灯)の気持ちが、きっと蒼介には痛いほど分かるから。

自分の暗い過去を打ち明けた蒼介に、礼も心を開き始めます。「どこの母親も、一瞬でいいから子育てから離れたい、逃げたいって思うことあると思います」「私はちゃんとしたママでいたいって思いに縛られてるから、そんなことお構いなしに自由でいられたら、ラクだろうな」と。子どもたちが寝静まった部屋で、静かに語りあう蒼介と礼の姿は、まさに“家族”のように見えました。

家族=血のつながり、だけじゃないのかもしれない

一方、「(めいくが)迷子になってるんじゃない?」という陽の純粋な気持ちに心を打たれ、めいくを探しに出た俊平。探し回ってやっとの思いで彼女を見つけた時には、「帰りましょう。僕たちの家に」と声を掛けました。

めいくが「にじや」に帰ると、ギュッと抱きしめ、「おかえりなさい」と抱き締めた礼。俊平も「なんの根拠もないのに、信じられるのが家族なのかな」と“家族”に対する価値観が変わった様子。たとえ血が繋がってなくても、他人同士でも、「信じたい」と相手を思いやる関係こそが、“家族”なのだと。

大切なことに気づかせてくれた第二話。次回の放送は、三週間後なのが待ち遠しい…。これまで放送された第一話&第二話の余韻に浸りながら、第三話の放送を楽しみに待ちたいと思います!

「着飾る恋には理由があって」もう一度見たくなる!

ミニオンと内田理央の最愛コンビに思わずメロメロ♡