ティモンディ前田裕太が今週も皆さんの乙女心を受け止める時間がやってまいりました。
お仕事、学校などなど、日々にお疲れ気味の女子たちの心を癒す連載

【ティモンディ前田裕太の乙女心、受け止めます!】

今宵は「無理だと分かっていても嫌われたくないし、みんなから好かれたい!」について。

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相思相愛のカップルであっても大体は別れる。
初めて付き合った相手と結婚して、死が二人を別つまで一緒にいた事例なんてほぼ無いだろう。
人生そんな上手く行かない。
進研ゼミの漫画じゃないんだから。

永遠の友情も存在しない。
各々がそれぞれ自分の道を歩んでいて、たまたま道の一部が交わっていただけ。

どんなに強力な磁石のS極とN極でもいずれは磁力が失われ離れてしまう。
だから、今同じ道を歩いている人を大切にしようと思うのだけれど、私もいくつもの別れを経験してきた。
進研ゼミやってなかったからかな。

喧嘩だったり仕事だったり破局に至った理由は様々だけれど、そもそも本来人は産まれた瞬間から独り。
赤子が生まれてから泣くのも、孤独に耐えきれないからなのかもしれない。
だからこそ、独りで自立しなければならないし、人という字は人と人が支え合ってできていると言うけれど、なるべく精神的には1と書いて人と読めるくらいに一人立ちしなければならない。

仕事に集中したいから、と言う理由で御令嬢と別れたこともある。
相手を嫌いになった訳じゃないけれど、その時の私は(というか今もだけれど)自分自身を認めてあげるためには仕事で評価を得ることが何よりも必要だったのだ。

生まれた時だけじゃなく、死ぬ瞬間も当然独り。
私たちは孤独の中を生きているからこそ、誰かと繋がりたいと思うのだろう。
サバンナの高橋さん、じゃなくてFacebook創始者のマーク・ザッカーバーグも「人間とは本能的に繋がりたい生き物なのです」と言っている。

確かに、理性の手綱を投擲して本能のままに前田を世に解き放ったら誰かと精神的にも肉体的にも繋がりたいと東京都内を出会い系アプリ片手に乱舞していたかもしれない。
寂しさや負の感情を埋めるために他人を利用して、無責任な生活をしている可能性もある。

けれど、私達には理性がある。
時にそれが足を引っ張りまくって気がついたらマリアナ海溝まで身が沈んでしまっていることもあるけれど、自分自身に恥じぬ生き方をする点においては、自分の理性に誇りを持ちたいと思っている。
その理性を持ってしても、御令嬢との付き合いは上手くいかないから難しい。

本能では、この人と一緒にいたい、と思っていても、自分が毛嫌いしているもの(例えば飲酒でフィーバーして周囲に迷惑をかけている人種とか、挙げたらキリがないのでこの辺にしておく)に対して相手が好意的だったりその仲間の一員だったりすると理性が、その相手と一緒にはいたくない、と本能を抑えつけて、別れる結果になる。
(この辺で、と言ったけれど、収まらないので加えて言わせてもらうと、関西出身でもないのに関西弁を使う奴もめちゃくちゃ嫌いだ。関西弁を使ってるだけで面白くなる訳ないのに、ぎこちないエセ関西弁使いやがって、お笑いってそんな甘くないぞ、何なんだあいつら。)
※ただいま前田さんが荒ぶっております。ご容赦ください。

どうしても苦手だと思う人種は存在する。
私の場合は、少しそれが多くて困っているのだけれど、相手がその手の人間だと分かったら一気に冷めてしまう。
あ、やっぱり人は独りで生きる生き物だし、彼女も私とは違う別の生き物なのだと悟ったように感じてしまう。

自分の苦手な一面があっても、それは仕方ないことだけれど、嫌な点があったとしても、許容できる、そんな相手と出会いたいものだ。

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