大好きな彼とのコミュニケーションでとても大切なのが、セックス。そんな彼との性活をより楽しむために、セックスライターのべっつぃーさんがarwebに登場♡
彼を唸らせるテクニックから、気になる恋愛コラムまで、内容たっぷりの新連載をお見逃しなく! 今回は「いつものキス」を「もっと感じるキス」に変えてくれる魔法のノウハウをお届け。
いつもよりもっと感じるキスをするには?
世の中ダメなキスが多すぎると思うんですよ。私の経験上ですけど、日本人でキスが上手いなと思う人にはなかなかお目にかかれません。
セックスが上手になりたいとネットで勉強する人は多いのに、キスのことは無視されがちです。挿入までのルーティーンの一つでしかないのが残念です。
キスの上手い下手はセックスに関係なさそうな感じがしますが、キスは基本です。キスにセックスが集約されていると言っても過言ではないんです。唇や舌、口の中の粘膜は敏感じゃないですか。
そんな敏感な部分を繊細に扱えるかどうかは、下半身の敏感な部分の取り扱い方が表れます。
舌や唇を絡ませるタイミングをお互いに合わせられるか、相手の呼吸の変化に気付いて強弱をつけられるかどうかにもセックスのセンスやテクニックが表れてしまうんです。
こんなキスをする人いませんか?
だからこんなキスをする人はセックスがあまり上手ではないと言えます。
・すぐに舌をねじ込んできて唇を使わない
・舌をめちゃくちゃ吸われる
・口の周りをベロベロ舐められる
・口の外で舌どうしペロペロ
・歯茎の裏を舌先でゴリゴリ舐める
こういうキスをする人、結構いませんか?
舌を吸われることも、舌のペロペロも、悪くはないんですよ。キスのテクニックとしてアリだけど、それはちゃんと気持ちいいキスをしている最中に、さりげな~くソフトに、という条件付きです。
いきなり口に食いつかれてチューチューベロベロゴリゴリデロデロだったら気持ち悪いし気分も盛り上がりません。
硬い舌でおっぱいをゴリゴリと舐めて、敏感な部分も指先でグリグリ触って、アソコの中にもゴシゴシ指を入れそうな感じがプンプンしますね。
キスにセックスが集約されているということは、きもちいいキスをできるようになれば、セックスも上手になる可能性が秘めているということです。
二人でもっときもちいいキスをしてセックスをグレードアップしてみましょう。
きもちいいキスとは
ではきもちいいキスとはどんなキスかというと、ずっとしていたいと思えるキスです。
私がこれまでに出会った達人たちのキスは、始めは頭の中がふわふわしてくるような心地いいキスなんです。そして徐々に情熱的なキスになってきて、まだ胸にさえ触れられていないのに私の下着の中は大変なことになってしまいます。
早く先に進みたくてうずうずするけど、キスだけでも二人ともエッチな声が出てしまうほど気持ちよくなってしまって、まだまだまだキスしていたい!と思えるようなものでした。
キスだけでそこまで気持ちよくなってしまうと、体のエンジンがかかってしまったように、何をされても体をくねらせるほど敏感になってしまうんですよ。
キスのポイント3つ
そんなキスの達人たちから私が学んだきもちいいキスのポイントはこの3つ。
①唇をふんだんに使う
唇も大事な性感帯です。唇を上手に使うことができれば、舌はそんなに使わなくてもいいんです。
始めはチュッチュッと唇の弾力を楽しむようにキスしたら、ハムッと軽く吸いながら唇どうしを合わせていきます。ソフトクリームに上からかぷっとかぶりつく時、形が崩れないように唇で吸いつきながらクリームを取りますよね。あ
んな感じです。その合間に舌を滑り込ませて舌同士を絡め合ったり、相手の下唇に軽く吸い付いてぷるんと離したりします。
②タイミングを合わせる
唇同士でハムッと吸い、離すタイミング、舌を滑りこませるタイミング、顔の角度を変えるタイミングなどはお互いにタイミングを合わせます。
時々敢えて唇を離して、近づけようとしてくるのを焦らしてタイミングをずらすのもいいですよね。
③手を使う
キスが盛り上がってきたら、相手の頬に優しく手を当ててみたり、服の首元を軽く掴んで体を引き寄せるようにしたり、襟足の髪を掴んでみたりして情熱を伝えます。
情熱は強い吸引力じゃなくて手で伝えるんです。相手の呼吸が荒くなったら成功です。
彼をキス上手にする
男の人は「もっと優しくキスして」「唇を使って」と言ってもピンときませんが、お手本を見せると伝わりやすいです。
映画などで理想的なキスシーンが出てきたら一緒に観て、「こんな風にしてみたい」と言ってみるといいですよ。
一度自分がリードして自分好みのキスを知ってもらうのもいいですね。「私の好きなようにするから合わせてみて」と言って自分がリードしてしまいましょう。
Betsy(べっつぃー)
セックスとメタルと米を愛するセックスライター。女性がいかにセックスを楽しむかをテーマに「ちょっとだけbitchな生き方(仮)」というブログを執筆中。恋愛メディアAM(アム)で「素敵ビッチのたのしい性活」好評連載中。Twitter:@BitchyBetsy