おタク男子が世のおフェロ女子に物申す!
読者の乙女なお悩みに、バンドマンでおタク男子の彼が思いもよらない変化球で答えます。
恋も仕事もおしゃれも夢も。人生に迷ったらあの人に相談してみよう!
答えてくれるのは、ロックバンド・オワリカラのタカハシヒョウリさん。
↑音楽家時のタカハシさん (c)勝永裕介
↑特撮おタク時のタカハシさん
今回もミュージシャン&おタクならではの独自の視点で(?)、女子のお悩みをピリッと解決!
Q 女の子の話がつまらなくても聞いてあげられますか?
私はあまり話すのが得意じゃないので、笑いをとれる子が羨ましいです。まわりの男性たちは一応、私の話を聞いてくれてるように見えますけど、本当はつまんないなーと思ってるんですか?(まこさん)
「つまんない時は、つまんないなーと思いますね」
ーつら。それって相手に言うんですか?
「いや、言わないけど、別に”つまんない”=”悪い”わけじゃないから。最終的には言える関係性がいいよね、変に気を使うよりは」
ー今回の場合、まこさんは自分の話に自信はないみたいですけど…。
「生まれた時から面白いトークしてる赤ん坊なんていないです。もし面白くなりたいなら、なれるはず! ”つまらない”の上にあぐらをかいていれば、ずっと面白くならないんですよ。”私そもそも面白い話できないタイプに生まれたし〜”って思ってる人は多いと思うけど、それは会話を甘く見すぎ! 全盛期の松本人志のフリートークでも見て勉強したらいいですよ」
ータカハシさん、妙に笑いに厳しいですね(笑)。
「みんなね、話が面白い/つまんないって先天的なものだと思ってるんですけど、違うと思うんですよ。どんな漫才師だって訓練して面白くなってるんだから、その気になれば誰でも今より少しは面白くなれるんです!」
ースパルタ。さすが、理想の女性像に”わらえる”を盛り込んでる人の言うことは厳しいな〜。
↑タカハシさんの理想の女性像3カ条
ーそんなに言うなら、話が苦手な女子たちに伝授してくださいよ。この話題だったらどんな人が話しても絶対面白くなる、みたいな切り札的トピック、何かないですか?
「自分がコンプレックスに思ってることとか、自分のダメな部分の話とかいいんじゃない? 普通は隠すけど、敢えて話して一歩先にガードを解く作戦」
ー私、夜中にドカ食いしちゃうんですよ〜…とか?
「そうそう。それでぐっと懐に入って無防備な感じを出すと、相手も”それやばくない!?”ってツッコめる空気になるから、盛り上がりやすいと思いますよ」
ーなるほど! これは明日から使えそう。ちなみに男の人からしたら、自分の話をつまらなそうに聞いてる女の子ってどう思いますか?
「うわ。想像したら、それめちゃくちゃツラいね。それならズバッとつまらないって言ってほしいし、そのほうがまだ救いがある。むしろ吉岡里帆さんとかに”は?何言ってんの?つまんねー”とか言われて嬉しいですもん」
ーはいはい。
「僕の友達にね、そいつが発言すると変な空気になりがちな奴がいるんですよ。そいつの話に乗るとすぐ沈むんで”泥舟“ってあだ名がついた。でも、それはそれで面白くなってるんですよ」
ー泥舟…
「つまり話が面白いかどうかって、その人だけの力じゃないんで。周りが面白くしてないってこともあるんです。あなたの話が”つまらない”なら、それは会話の相手が”面白くできてない”ってことでもあるんですよ。要は、生かし合える関係性を目指しましょうってことです。男女ともに」
ー”それつまんないよ!”から始まる面白さもあるかもしれないし(笑)。
「はい。まこさん、あなたも必ず面白くなれます! 頑張って!」
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