長い人生において最初のお肌の悩みといったら、「ニキビ」ではないでしょうか?
私もニキビのせいで今も続く肌の悩みを抱え日々戦っているわけで、ニキビは作らない、悪化させないことが何よりも大切!
ということで、今現在ニキビに悩んでいる方には一刻も早くニキビがなくなるように、正しいケアをしてほしいと思うえりりんです。
◆前回のコラムはこちら!
vol.23 「”ファンデのアートメイク”ってなんか怖い...」Twitterで話題!そのリスクとは...
ニキビが悪化しやすくなる3つの条件って?
今回のテーマは「ニキビ肌にワセリンは要注意!」
ワセリンという名前は多くの方が聞いたことがあると思います。
ワセリンとはどんな成分なのかを簡単に説明すると、”石油を高純度に精製して作られ、保湿・保護効果の高い製品”で、単体でも顔や体の保湿に使われ、様々な化粧品の材料としても用いられる、代表的な油性の保湿成分です。
安価でもあり、安全性も高いため、スキンケア製品では幅広く様々な製品に使用されています。
ただし、注意しなくてはいけないことはニキビ肌の方にはワセリンは逆効果となる可能性があること。
最近一部ではニキビにはワセリンを塗るといいという説があるようなので要注意!
そもそも、ニキビができてさらに悪化しやすくなる条件は
②皮脂分泌が多すぎる
③アクネ菌が繁殖する
という3条件。
「ニキビにワセリン」でアクネ菌の繁殖につながる!?
ニキビ肌の方がワセリンを使用するとどうなるか?
ワセリンを使用することによって毛穴に過剰なほどの油分の蓋がされ、詰まりやすい状態となってしまいます。
また、ニキビの原因となるアクネ菌は、皮脂などの油分を栄養源とし、空気の少ないところで繁殖能力を高める性質をもっているので、ワセリンを厚塗りすると毛穴をふさいでアクネ菌の繁殖を助けてしまう危険性があります。
安くて優秀な保湿剤ではありますが、こういった理由からワセリンは要注意。
スキンケア製品の一成分として少し含まれているだけならばまだよいかもしれませんが、ワセリンそのものを塗るとニキビが悪化するかもしれないのです。
ニキビの方の保湿には「ノンコメドジェニックテスト済み」と書かれている製品を使うことが無難。流行りに流されないで、ニキビ肌の方は肌に合った製品を使用するようにしましょう。
また、ワセリンは多くの方にとっては安全な成分ですが、アレルギー反応を起こすこともあります。
黄色いワセリンよりも白いワセリンの方が精製度が高くアレルギー反応を起こしにくいとされているため、色で判断することも大切です。
▶上原恵理先生のYouTubeではさらに詳しく解説中♡