『婚姻届に判を捺しただけですが』第三話を徹底考察!
10月19日にスタートした『婚姻届に判を捺しただけですが』(TBS系/以下、『ハンオシ』)。仕事に結婚と…悩める20代女性は共感せずにはいられない!気になる第三話を考察します。
天然マイペースなかき乱し系男子の登場
明葉(清野菜名)→百瀬(坂口健太郎)→美晴(倉科カナ)の三角関係にばかり注目していましたが、この人がおりました……。天然マイペースな唯斗(高杉真宙)が…。第1話、お腹が空いて動けなくなった明葉に、「女の人がこんなところで寝てたら危ないよ?」と言った時から、確信していたんですよ。この子、きっと…いや絶対にこの物語をかき乱すと。
何かと明葉にちょっかいをかけていく唯斗は、人懐っこくて、ふわふわしていて…年下男子の魅力をグッと寄せ集めたようなキャラクターです。分からないことがあれば、すぐに「教えて! お願い!」と言える素直さが、なんとも可愛い…! 一見チャラチャラしているように見えますが、実は動物病院の看護師というところもGood! ギャップまで持っているなんて…。明葉も、唯斗と話している時の目がすごく幸せそうなんですよね。忘れかけていたフレッシュな気持ちを思い出させてくれるのでしょうか。
そんな彼が、第三話でついに大きくかき乱しました。百瀬が心のシャッターを閉ざしていることを明かし、「寂しい」と呟いた明葉を抱きしめ、「元気出して」と。しかも、道のど真ん中で! 誰かに見られたらどうするんだよ! と心のなかでツッコミを入れてしまいましたが、これが魔性男子なんでしょうか。なぜか許せる…。しかし、百瀬がその現場を目撃してしまったことで、状況は一変! 明葉は、「これは違うんです!」と弁明に努めますが、唯斗は「まじか」とただ一言。しかもなんか楽しそう? ちょっと笑っちゃってたし。このハグがきっかけで、百瀬が「恋愛は自由にしましょう。お互い大人なんで」と言い出して…
唯斗は、確実に今後のキーマンになってくる。そして、堅物な百瀬への恋に疲れた時、明葉を救ってくれる存在になりそうです。「冷・百瀬 vs 温・唯斗」の戦いが巻き起こる日はくるのか…!
百瀬の心のシャッターを開くキーは…
「太陽」みたいな美晴を想う百瀬が求めていたのは、「北風」だったのかもしれません。自分の行動を「いいね!」と肯定してくれるのではなく、「ダメだよ」とビシッと叱ってくれるような。実際、明葉に「百瀬さんはこの先、1mmも幸せにならないんですか? 少しは、自分の気持ちに正直になったらどうですか?」と言われてから、少しずつガードを開き始めたように見えました。堅物で変人な百瀬には、言っても仕方ない…と思わせる空気が漂っています。きっと、一歩踏み込んできてくれる人がいなかったのでしょう。唯一、美晴を除いては。
第三話では、百瀬が美晴に恋をした理由が明かされました。毎日『モモズ弁当』にお弁当を買いにきていた美晴は、次第に百瀬家で一緒にご飯を食べるように。すると、あまり会話のなかった家族とも自然に話せるようになり、学校でも友人が増えたらしい。百瀬にとって、美晴は世界を広げてくれた存在なんです。つまり、百瀬はそんな人を待っているはず。すぐに閉ざしてしまう心のシャッターをこじ開けて、新たな世界を教えてくれる人を。
たとえると、美晴は「太陽」。明るく優しく、百瀬の周囲を取り囲むバリアを溶かしていった。対して、明葉は「北風」。シャッターをガンガン叩いて、壊してしまうタイプ。そう考えると、百瀬と明葉は案外バランスがいいのかもしれません。百瀬も、「大加戸(明葉)さんの遠慮ない言葉、好きですよ」と言っていたし。明葉の言葉がなかったら、きっと心のシャッターはずっと閉じたままだったはず。「(心のシャッターは)常時開放ではないので悪しからず」なんて素直じゃないことを言っていたけど、明葉は百瀬のそんなところも含めて包み込んでくれると思います。最後の“友人”としてのハグは、本当に素敵でした。やっと心が通じ合ったようで、観ているこちらまで幸せな気分に!
次回予告には、「友情のハグをしたことで、初めての女友達ができたと喜ぶ百瀬。(中略)ルールをまるっきり無視して、明葉に懐きまくり」という文が…! 百瀬がずっと待っていた、“世界を広げてくれる人”に、明葉がなってしまったのでしょう。ただ、唯斗もこのままで黙っているようなタイプではない。恋の三角関係ならぬ四角関係、いや百瀬兄(前野朋哉)も含めた五角関係? 行方はどうなっていくのでしょうか。ワクワクしながら、火曜日を待ち焦がれたいと思います。
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