『婚姻届に判を捺しただけですが』第六話を徹底考察!
10月19日にスタートした『婚姻届に判を捺しただけですが』。仕事に結婚と…悩める20代女性は共感せずにはいられない!気になる第六話を考察します。
いつの時代も、嫉妬は恋のエッセンス
ほかの女の子と仲良くしている姿を見るとなぜかモヤモヤ…。全く意識していなかったのに、急に「好きかも?」って思えてきたり。嫉妬心は、恋の着火剤でもあります。マンネリした時に、嫉妬心を抱かせるといいなんて恋愛術もよく耳にしますよね。いつの時代も、どんな状況でも、嫉妬は恋のエッセンスなんです…!
『ハンオシ』第六話では、“嫉妬”がキーワードになった回でした。何かと明葉(清野菜名)にちょっかいをかける年下男子・唯斗(高杉真宙)。2人の関係に、百瀬(坂口健太郎)が嫉妬心を抱くんです。もう、唯斗はとにかくズルいんですよね…。仕事がうまくいかずに落ち込んでいる明葉に、いきなりキスしようとしたり…。拒否られたら、「元気出るかなぁって。ダメ?」なんてサラッと言ってのける。いや、ダメじゃないけど…。いや、ダメじゃないのか…? 見ているこちらまで、いつの間にか彼のペースに巻き込まれてしまう。 百瀬を夢中にさせる美晴(倉科カナ)も相当に魔性ですが、唯斗も負けてないですよね(この2人で魔性対決させたい…)??
そんな唯斗が、ついに百瀬に宣戦布告をします。「ハグって、夫婦じゃなくてもしますよね。俺もアッキー(明葉)としましたし?」なんて言われたら、百瀬も嫉妬せざるを得ない。偽装ではあっても、妻なわけだし。それに、百瀬が知らなかった明葉の悩みも、唯斗は全部知っているんです。「あれ? 百瀬さん知らなかったんですか?」とニヤリと笑う唯斗。煽りレベルまで高いんかい…!
正直、唯斗はかなりのやり手です。ここで疑問なのが、恋愛を熟知しているであろう彼が、なぜ百瀬を煽るのか? ということ。
唯斗は、嫉妬心が恋に火をつける可能性を知っているはず。自分が煽っていくことで、百瀬が明葉を意識するかもしれない…ということまで、頭が回らないはずがない。だとしたら、本当は明葉の不毛な恋を応援するいい奴なのでは? と思えてきます。明葉への想いは本当なのかもしれないけれど、百瀬のように、“彼女が幸せでいてくれたらそれでいい”と思っているなら––––––。切ない、切なすぎる。『ハンオシ』のキーマン・唯斗の動向は、今後もしっかり追っていきたいと思います。
男女の友情は成立する?
明葉と唯斗のハグを、“友情のハグ”と思っている百瀬。結婚願望高めの受付嬢・祥子(深川麻衣)は、「男女の友情なんて成立すると思ってるんですか?」と言い放ちます。ちなみに唯斗は、“成立する派”らしい。「同性の友達には話しづらいこととか、カレカノじゃない異性に相談したいこととか。下手に付き合ったり愛のない結婚したりするより、よっぽど深い関係を築ける」というのが、彼の持論(百瀬への挑発も含まれていますが)。
たしかに、男性の友人に聞いた方が参考になることもありますよね。「彼氏へのプレゼント、何がいいと思う?」とか、「こういう時、なんて言われたらうれしいの?」とか。異性の分からないことに関して、男友達は強い味方です。でも逆に、彼氏が女友達と一緒にプレゼントを選んでいたとしたら…。内心、「自分で選べや!」と思ってしまうのが乙女心。わがままかもしれないけれど、自分がされたらモヤっとしてしまう。同性の友達に相談していたとしても、そんなに気にならないのに。ということは、男女の友情は成立しないという潜在意識があるのでしょうか…?(ちなみに『ハンオシ』の登場人物は、ほとんどが「成立しない」派でした)。
まあどちらにしても、百瀬が明葉に「励ましてもいいですか?」とキスしたのは意味が分かりません! その理由が、「友達だから励まそうと…」というのも。初めての女友達ができた! と喜びつつも、「接し方が分からない」と戸惑っていた百瀬。本当に、“女友達”の定義が分からないだけなのか? それとも、やっぱり嫉妬心が恋を加速させたのか…?
そうこうしているうちに、原作でも「ヤバい」と噂のトラブルメーカー・香菜が登場。美晴を演じる倉科カナさんが、一人二役で演じます。美晴のそっくりさんでもある香菜が現れたことで、明葉&百瀬の関係にも大きな変化が…。第七話も、絶対に見逃せない!
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