恋愛は面倒、だけど一人は嫌

大人の恋愛ってめんどくさい。だけど一生独身なのも嫌…

大人になるにつれて、恋愛は複雑化するもの。新しい出会いを求めるのも面倒くさいし、でもこのまま一生孤独なのもなんだか寂しい…。そんな私は一体どんな生き方をしたらいいの? 現代っ子あるある(!?)な今回のお悩みを、DJあおいさんに聞いてみました。

「恋愛=めんどくさい」は真理

『恋愛がめんどくさい』という感性は異常ではなくむしろ健常です
『恋愛をするためだったらどんな面倒なことでもやってやる』という感性の方が異常であり、そういう人たちの方こそ何かしらのカウンセリングが必要なのかもしれません
恋愛はめんどくさいのが真理であり、めんどくさいのが恋愛なのです

恋愛は面倒くさいが当たり前

恋愛が面倒だと感じる人とは私生活がある程度充実している人
幸福感とは生活習慣によって作られるものであり、その幸福を感じる生活習慣がある程度出来上がっているんですよね
朝は定刻に起きて仕事に行って趣味に興じる時間もあって就寝前に一杯呑みながらまったりする時間もあって定刻に寝る
そんな同じような毎日の繰り返しに少々退屈を感じながらも、同じような毎日の繰り返しに及第点の幸福も感じている状態
この生活習慣が崩れると及第点である幸福感も失われてしまう気がして、生活習慣が大きく変化してしまう恋愛を『めんどくさい』と感じてしまうわけですね
恋愛はしてみたい、でも生活は変えたくはない、という葛藤が『めんどくさい』という気持ちになってしまうということです

幸福のすべてを求めると、その恋愛は必ず破綻してしまう

この幸福を感じる生活習慣が出来上がっていないと、『恋愛をするためならどんな苦労も惜しまない』という病的な熱量になってしまうわけですが、そんな病的な人が恋愛をしてしまうと生活の全てを恋愛で塗りつぶしてしまうんですよね
例えば生活習慣からの幸福度が70として、残り30を埋めるのが恋愛の役割なのですが、元となる生活習慣からの幸福度がゼロであると、100の幸福感を恋愛に求めてしまうことになってしまい、そんな多大な幸福の責務を果たしてくれる人などいるはずもありませんので、どんなに素敵な人と巡り会えたとしてもバッドエンドの恋愛になってしまうというわけですね
恋愛は生活の一部であって全てではない
恋愛に幸福の全てを求めてしまうと、その恋愛は必ず破綻してしまうということです

生活での充実があってこそ、恋愛が成り立つもの

恋愛が面倒だと感じている人は、恋愛に多くの幸福を求めていないので、それだけ負担の軽い恋愛ができる状態であり、より多くの人との出会いのチャンスがあるということ
100の幸福を捧げてくれる人はいなくても、20、30程度の幸福を捧げてくれる人はたくさんいますからね
自分の生活を壊さない程度にそこそこ愛してくれて、自分の生活を壊さない程度にそこそこ愛していればいい
恋愛が面倒だと感じる人は、そんな余裕のある恋愛ができる状態にあるのですよ

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