旬のジャニーズ！なにわ男子・長尾謙杜を徹底分析
旬のジャニーズを分析するこの企画。
今回は、なにわ男子の長尾謙杜くんをピックアップ！ 現在放送中のドラマ『となりのチカラ』（テレビ朝日系）では、先輩・松本潤さんと共演中。2月11日より世界同時配信されたAmazon Original映画『HOMESTAY（ホームステイ）』では、単独初主演を飾りました。グループ最年少で、伸び盛りな彼の魅力を分析していきます。
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映画『HOMESTAY（ホームステイ）』で魅せた演技力
『HOMESTAY（ホームステイ）』で長尾くんは、一人二役に挑戦しました。人生に絶望したまま死んでしまった高校生・小林真と、真の身体に乗り移った魂・シロ。外見は同じなのに、中身はまったくの別人を演じなければならない。しかも、真とシロは真逆のタイプの人間でした。真は内に強さを秘めた少年で、シロはどちらかと言えば淡々と生きているような。
それなのに、シロの演技をしている時、どこかに真を感じる瞬間があったんですよね。ああ、乗り移るっていうのはこういうことなのか…と妙に納得してしまうような。後半に近づくにつれ、そういうシーンが増えてきたのは、シロが真のことを“分かりたい”と思う気持ちが強くなってきたからなのでしょうか。その些細な変化は、おそらく台本に書いていなかったはず。役の気持ちに寄り添って、余白の部分まで想像することができる。本作を通して、役者・長尾謙杜が持つ魅力をたくさん見つけることができました。
また、現在放送中のドラマ『となりのチカラ』でも、難役に挑戦しています。長尾くんが演じている柏木託也は、認知症の祖母と2人で暮らす高校生。つまり、ヤングケアラー問題を体現している存在です。彼にスポットが当たった第2話では、祖母の面倒を見る良い孫から、「ばぁちゃんが、認知症になってからずっと思ってた。早く死んでくれないかなって…」と泣きじゃくる“闇”の演技まで。幅のある表情を見せていました。
太陽みたいに明るい長尾くんですが、意外にも暗いキャラクターを演じることが多いんですよね。そのため、映画やドラマでは、普段は見られない長尾くんの表情を見ることができる。そんなギャップも、ファンを虜にする理由なのかもしれません。
愛らしいルックスと、男前な性格のギャップにキュン♡
長尾くんと言えば、愛らしいグループの最年少というイメージがありました。けれど、YouTubeや密着映像に映る姿は、かなり大人っぽいんですよね。YouTubeで、人狼ゲームをやった時には、高度な駆け引きで年上メンバーを翻弄していたり、衣装のことを語ると急に大人モードに入ったり。
CDデビューが発表された時、泣き崩れるメンバーの肩を、笑顔でさすっていたのも印象的でした。可愛さとは裏腹に、男らしさも持っていて。こういう人が一人でもいると、きっと周囲は心強いんだろうな…と思わされました。
そんな長尾くんは、まだまだ伸びざかりの19歳。役者としての活動に加えて、ファッションセンスを生かしたお仕事も増えていく気がしますよね。アイドルとしては、細部までこだわったパフォーマンスが魅力。どの瞬間を切り取っても、一切の妥協がない。2022年、さらに飛躍していくであろう“黄金マンネ”の成長が楽しみです！
