婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!
どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?
世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡
”お金”と”時間”をかけてくれる人に愛を感じる…これっておかしいですか?
vol.38
お悩み
”お金”と”時間”で愛を感じます。私の恋愛観はおかしい?
私は、私に時間とお金を使ってくれる人じゃないと愛されてると実感できません。口でならなんとでも言える。だからこそ行動に移してくれる人が安心できて私も好きになれるんです。はたから見たらお金目当てなどと言われますが、この考え方はおかしいでしょうか?
愛情の表現方法は人それぞれで、カタチとなって現れる方法も違う
全くおかしくないと思いますよ!
愛情表現は人それぞれですし、愛の感じ方も人それぞれ。
例えば一緒にいる時間が短くても、会った時の愛情表現が豊かで、その時にたくさん好きだと伝えられる人もいると思います。好きと言わなくても、たくさんハグしてキスして大切にされていたら愛を感じますよね。
また、一緒にいる時間が短く会った時も言葉で愛を表現するのが苦手だけど、毎回お花をプレゼントすることで愛を表現している人もいると思います。
一方で、言葉で愛情を伝えるのが得意ではなく、お花をプレゼントするというアイディアを持っていない人もいるんじゃないかな。でもその人は、常に一緒にいてくれて、たまに離れた時もマメに連絡をする。その人にとっては常に一緒にいることで愛を表現しているのかもね。
愛情の表現方法は人それぞれなので、それがカタチとなって現れる方法も違います。
それと同じように、相手が何で愛されていると感じるかも人それぞれ。
毎日どんなに忙しくても「好きだよ」って連絡を取り合うことで愛を感じる人が、日々忙しい時は連絡を取らないけどお休みの日は一日一緒にいることで愛を表現する人と一緒にいるのはちょっと辛いですよね。
自分の愛情表現を基準にして考えるから、きっと「忙しくても一日に一回はメール出来るし、寝る前に5分の電話ぐらい出来るんじゃないかな、それをしないということは自分のことは愛していないのかも」と思っちゃうんじゃないかな。
でもそれって、【自分だったら出来るから】という自分の愛情表現を基準に考えていますよね。
相手は出来ない人かもしれないし、「忙しい時はお仕事に集中して、一緒にいる時に携帯も触らなくていいように、するべきことを全部終わらせておこう」と思っているかもしれません。
だから、その愛情表現が合う相手と出逢えるって素敵なこと。でも完璧に合う人なんていないから、歩み寄りが大切ですね。
自分の基準にとらわれず、相手がどうしたら愛を感じてくれるのか、自分の出来る範囲で、その”歩み寄り”をしようと考えることも大事。
”言葉”を信じてみるのもひとつ
そして、愛情表現は鏡。
相手に求める愛情表現は、自分の愛情表現でもあります。
きっと相談者さんは、相手に時間とお金を使って行動で愛情を表現する方なんじゃないでしょうか? その行動をとる=いかに相手のことを好きだからできる行為なのか、を自分の心が知っている。
だからこそ同じような表現をしてくれる人に愛を感じるんじゃないかなぁと思います。
そして今までお付き合いが成り立ったお相手は、相談者さんと同じ愛情表現をする人、それによって愛を感じる人だったんじゃないかしら?
それって素晴らしいマッチング!
(もしもそうじゃないなら、それは愛情表現のマッチング以前に、少しわがままに相手に自分の欲求を求めすぎているのかもしれないから気をつけてね!)
はたから見たら、なんて気にしないで下さい。
表現方法は人それぞれだから、周りが何と言おうと2人が幸せであるのが一番!
もう一つ相談者さんが素晴らしいのは、自分が何で愛を感じるかを知っていること。
それがご自身で分かっているって、パートナーを見つけるのにも近道だし、相手にとっても分かり易くて歩み寄りやすいと思います。
でも一方で、「口でならなんとでも言えるから、私に時間とお金を使ってくれる人じゃないと愛されてると実感できません」と仰る相談者さんが心配。もしかして言葉と行動が伴わない方がいらっしゃって、傷ついた経験があるのかしら?
今までの恋愛を知っているわけじゃないから検討外れかもしれませんが、もしも言葉巧みな方に傷つけられてトラウマになっていたり、恋人に不安を抱きやすくなっているとしたら…。
愛情表現も人それぞれと同じで、性格もそれぞれ。同じ人は一人としていません。だから、少しだけ次にお付き合いする方の”言葉”を信じてみてはいかがでしょう。
わたしの場合ですが、「口でならなんとでも言える」があまり当てはまりません。
本当に思っていることじゃないと、相手にも自分にも嘘をついているように感じちゃって、言葉に出せません。だから、例えば長期の撮影で物理的に会う時間を確保できなくても、本当に愛している相手には言葉で愛を伝えます。
これは受けとる人にとっては「口ではなんとでも言える」に当てはまっちゃうかもしれないですよね。
経験が増えると臆病になることもあります。
だけど、”みんな違う人”だから、不安な気持ちをなるべく手放して違いを楽しんでいってくださいね。