ar's Cinema Paradise

スクリーンの中で輝きを放つあの俳優から目が離せない。

出演作の公開を目前に控えた彼らの素顔に迫ります。

今回は藤原大祐さん・窪塚愛流さんのおふたりに、インタビュー♡

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藤原大祐、窪塚愛流。ar4月号より

今作みたいにもし誰かと入れ替われるとしたら…

藤原「同性の親友にフラれた直後に死んで、神様のえこひいきで女の子に生まれ変わる弥白を演じました。中身は男のまま、見た目は女の子になるので、入れ替わり演技が難しくて。神楽役の桜田ひよりさんの歩き方やしぐさを研究しました。」

窪塚「僕が演じたケンタは、女の子の扱いがうまい役。僕自身はケンタみたいに女の子に慣れていないので、キュンキュンする恋愛作品を見てヒントをもらいました。」

藤原「愛流は、SNSでピアスをしてる写真を見てたから、会う前はチャラそうでケンタっぽいと思ってたの。でも実際は謙虚で礼儀正しくて、ケンタとは全然違った。」

窪塚「僕も大祐と共演前は可愛らしい印象で弥白っぽいなと思ってたけど、会ってみたらしっかりしていて想像とは違った。でも、同い年で誕生日も近いからすぐに仲良くなれたね。

藤原「芝居をする上で想い合う関係性になれたのは、愛流のおかげだと思う。いまだに僕を〝弥白〟と呼んでくれるくらい弥白への想いを忍ばせてくれたから。」

窪塚「いえいえ(笑)。僕は周りから“ニコイチ”と言われるくらい仲のいい親友がいて。その彼がもし自分のことを好きになったら…って想像して演じたんだよね。」

藤原「そうだったんだね。今作みたいにもし誰かと入れ替われるとしたら、誰になりたい?

窪塚「ジャスティン・ビーバー! 中身は僕のままでライブをした後、海外のラッパーと朝まで遊んでみたいなって。」

藤原「いいね。僕はサッカー選手のリオネル・メッシかな。普段、自分がゲームでやっていることを現実でやってみたい。」

窪塚「じゃあ、もし神様にえこひいきされるなら、何を願う?

藤原「一日をあと2時間くらい延ばしてもらって、睡眠時間を増やせたらいいよね(笑)。」

窪塚「僕はコロナのない高校生活を送って学校行事をやり直したい。ロスへ行く予定だった修学旅行も行けなかったから。さすがにショックで男友達と遊園地で思い出を作りに行った(笑)。」

Photo:Watanabe Yuji(Perle management)
[Fujiwara]
Styling:Yamamoto Takashi(style³)
Hair Makeup:Sasaki Mariko
[Kubozuka]
Styling:Ueno Kentaro
Hair:AYA(HITOME)
Makeup:KOTOMi(HITOME)
Text:Fukuda Keiko