ar's Cinema Paradise
スクリーンの中で輝きを放つあの俳優から目が離せない。
出演作の公開を目前に控えた彼らの素顔に迫ります。
今回は、阿部顕嵐さんにインタビュー♡
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1997年8月30日生まれ、東京都出身。7ORDERメンバー。俳優としての主な出演作に、映画『空飛ぶタイヤ』、舞台『「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-」Rule the Stage』『October Sky-遠い空の向こうに-』などがある。今春、主演ドラマ『さよなら、ハイスクール』がHuluにて配信予定。
映画『ツーアウトフルベース』のウラ側
僕が演じる元高校球児のイチは、大人になっても不良グループの伝説を語っちゃうような少年っぽさがあります。
バカなやつだけどクールな一面もあるので、その裏腹な性格を演じるのに意外と苦労しましたね。
映画を観てくれている人に“愛すべきバカ”と感じてもらえるように意識しました。
イチより後先考えず突き進む親友のハチは、(板垣)瑞生が演じています。
この撮影期間中、プライベートもずっと一緒にいるほど仲良くなりました。
ロケは木更津の方だったので、空き時間には東京湾アクアラインの海ほたるにも一緒に行ったりして。
その仲のよさが映像にも表れているかなと思います。
お芝居は、リハーサルで綿密に話し合わなくても安心できました。
きっちり台本通りにしゃべらなくてもいいと思ったので、本番ではお互いにニュアンスを調整しながら自然と出る言葉で演じることができました。
ヤクザ役の渋川清彦さんはすごく雰囲気のある方。
最初は見た目や役柄からちょっと近寄りがたく感じたのですが、お話しするとフレンドリーに接してくださって嬉しかったです。
カッコいいのに面白くて…。それって男として無敵の魅力ですよね。
この映画は、男たちが暴れまわるシーンがたくさんあります。
仁義みたいなものを描く作品はもともと好きだったので憧れていた世界観のひとつ。
どのシーンも濃厚で、撮った時の記憶はすべて強く残っています。
とくに全員集結するパーキングのシーンは印象的。
ラストに向けて一人一人のキャラクターが際立って迫力を感じました。
物語は泥臭いですが、ar読者の方も楽しめると思います。
ちょっとヒリヒリする感覚が残る、心が動かされる映画です。
それに瑞生も僕もカッコいいので見応えは十分!(笑)
二人がボロボロになる姿や成長していく過程を、ぜひご覧ください!
阿部顕嵐にQ & A!
Q1:最近、大人になったなと思うことは?
今回の撮影前に鏡を見たら「あ、自分は健康だな」って思って。
もう少し不健康にならないと役柄のリアリティに欠けると思ったので、5日間ファスティングをしてやせたんですよ。3日目は身体が軽くなったけど、5日目はもう精神的にやられました(笑)。
でもそれ以来、食べ物の栄養バランスや消化・吸収のことなど健康を意識するようになって、スーパーフードや野菜を積極的に摂っています。
Q2:春に行きたい場所は?
桜が満開の時期の京都には まだ行ったことがないからお花見しながら美味しいご飯を食べたいな。
僕、京都の人気のすき焼き屋さんには結構行っていて。
東京にいる時よりも肉を食べているかもしれないです(笑)。
Q3:アクティブな阿部さんが堕落することはありますか?
本当に疲れていて次の日が休みだったら、「一日中寝てやる!」と堕落することに決めます。
ダラダラ起きて映画かゲーム三昧。
食事も普段は気遣うけど、ポテチを気が済むまで食べたりとチートデイをつくります。
たまにですけどねー。
甲子園出場の夢が破れ、人生の転落が始まった元高校球児のイチ(阿部顕嵐)とハチ(板垣瑞生)。薬物にまで手を出すような堕落した日々を送る中、不良グループのリーダーから高級アメ車を借りて浮かれていた。するとヤクザに因縁をつけられアメ車をカツアゲされてしまう。慌てた二人は車を取り戻すべく右往左往するが、さらに刑事にも追われ…。絶体絶命のピンチを乗り切れるのか⁉ 出演/阿部顕嵐、板垣瑞生 他 配給/東映ビデオ 3/25公開
Styling:Nishimura Tetsuya
Hair Makeup:Isono Akari
Text:Iida Honoka