旬のジャニーズ!King & Princeの神宮寺勇太を徹底分析

旬のジャニーズを分析するこの企画。

今回は、King & Princeの神宮寺勇太くんをピックアップ!

4月25日スタートの『受付のジョー』(日本テレビ系)で、ドラマ単独初主演を務める神宮寺くんの魅力を紐解いていきます。

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King & Prince神宮寺勇太の似顔絵

ドラマ単独初主演!『受付のジョー』での演技に期待

『受付のジョー』で神宮寺くんは、広告代理店のスマートな営業マン・城拓海を演じます。予告を見る限りだと、ジョーは愛らしさと爽やかさを併せ持った好青年。職場では、ハキハキと仕事をこなしているのに、家に帰ると洗濯バサミで前髪を止めている。そのギャップが、とにかく可愛い! ジョーは、これまで彼が演じてきたなかで、いちばん素顔の神宮寺勇太に近い役柄になるのではないでしょうか。

演技面に着目すると、神宮寺くんはどちらかというと“陰”寄りのキャラクターに扮することが多かったんですよね。たとえば、2018年放送のドラマ『部活、好きじゃなきゃダメですか?』(日本テレビ系)。配役が発表される前、神宮寺くんは器用なリーダー格・西野になるのだろうなと思っていました。気弱な窪田を演じると分かった時には、驚いた人も多かったのでは? 

しかし、放送が始まると、窪田として生きている神宮寺くんの姿がありました。かつて、“チャラ宮寺”と呼ばれていたなんて、想像がつかないほどの真面目な雰囲気。「ああ、こういう子、いるよね」と思わせるリアルな演技が、いまだに印象に残っています。

また、ヒール役に徹することができるのも彼の強み。映画『うちの執事が言うことには』(2019年)では、物語の重要な鍵を握る赤目刻弥を演じました。赤目は、かなり難度の高い役柄です。飄々としているけれど、何か隠し持っている。その怪しさを、絶妙な塩梅で入れ込んでいかなければならない。

密着ドキュメンタリー『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)では、演技に苦戦する姿が映し出されていました。「人生で、こんなに長い台詞を読んだのは初めてってくらいで、疲れきってますけど……」と言いつつ、「楽しかったです」と笑顔を見せる。逆境をプラスに変える強さは、空手で鍛えた精神力が影響しているのかもしれません。

“国民的彼氏”の気遣いの鬼エピソード

ジャニーズJr.時代、“チャラ宮寺”と呼ばれることもあった神宮寺くん。やんちゃな風貌だけど、根っこにある真面目さは隠しきれない。空手をやっていたためか、天性の男気が備わっているのです。硬派な部分と、ちょっぴりチャラい部分。さらには、男らしさと可愛さを併せ持っている。そんなギャップが、ファンの心を鷲掴みにしてきました。

現在は、“国民的彼氏”というあだ名が定着していますよね。常に周囲を見渡して、サッと手を差し伸べることができる。体調が悪い人がいたらすぐに気づき、「大丈夫か?」と声をかけたり、遅れをとっている後輩がいたら、「一緒に練習しよう」と声をかけたり。神宮寺くんにまつわる“気遣いの鬼”エピソードは、枚挙にキリがありません。

昨年12月に放送された『名所から一番近い家』(テレビ朝日系)で、MCをしていた姿を見て思ったのですが、神宮寺くんは司会業もハマりそうですよね。俳優としての活躍とともに、多方面での躍進に注目していきたいです!

Illustration:オオマエメグミ