出戻り！マッチングアプリ飯

昔はネガティブなイメージも多かった「マッチングアプリ」ですが、最近では、「私たち、アプリ婚です♡」という声もよく聞くようになりました。

そして何を隠そう、私ライターNも、このマッチングアプリで過去に恋人を作った張本人です！

しかし、ラブラブハッピーな日々も今は遠い昔の話となり、気が付けば28歳、春。

「このままではあっという間に『29歳、春（独身）』になってしまう！」ということで、この度、マッチングアプリに出戻りました！

マッチングアプリの世界には様々な男性が存在し、その男性の数ほどドラマがあります。
どうかこのドラマの最終話が感動のフィナーレとなることを心から願って、実際に私が体験したガチデートの数々をご紹介します。

前回＞＞本当にいた！プロジェクター系男子！そのやり口とは？

理系男子とのハイセンスデートにうきうき♡

今回のデートのお相手は同い年のY君。
載せている写真やプロフィール文はやや情報量が薄いものの、プロフィール内の「趣味は甘いものを食べることです」の一文に惹かれ「いいね」を送ったところ、見事マッチングに成功。

その流れから初回デートは、私が気になっていた神楽坂にあるカフェでアフタヌーンティーを楽しむことになりました。
お店が決まった後の日程調整や予約などもスムーズに進めてくれるY君の対応力と、アフタヌーンティーといういつもとは異なるデートの雰囲気にテンションは上がる一方でした。

地獄のアフタヌーンティーデートのスタート

デート当日、初対面となったY君は表情こそ硬いものの、スラっとした高身長に穏やかそうな空気感を漂わせた私好みの理系男子でした。
あいさつもそこそこに、Y君が予約をしてくれた気になっていたカフェに。目の前に置かれたティースタンドにテンションも上がり、いよいよ待ちに待ったアフタヌーンティーデートがスタートしたと思ったのですが…。
なぜかアプリ上ではあんなに盛り上がっていたはずの会話が、対面になった途端ほぼゼロに。
こちらが一生懸命話題を振っても、大体「そうです」か「そうじゃないです」の二択で即終了。
2時間プランで予約をしていたのですが、全く会話が進まず、あまりの空気に堪えかね結局1時間ほどでお店を出ることになりました。
お店を出た後も会話はほぼなく、「きっと私のこと、イメージと違ったから気に入らなかったんだろうな」と思い、気を利かせそのまま解散しようと思っていたのですが、なぜかY君は別れ際に「LINE教えてもらってもいいですか？」と、このタイミングでまさかのLINEの交換を希望。
「一体なぜ…？」と思いながらもしぶしぶLINEを交換することになりました。

隔週で送られてくる俺通信にドン引き

LINEを交換後、Y君からはなぜかすぐに次のデートのお誘いと、初回のアフタヌーンティーデートで撮ったと思われるティースタンドの写真2枚が収められたアルバムが送られてきました。
1時間をほぼ無言で過ごしたデート後になぜわざわざアルバムを作り、かつ2回目のデートの誘いが出来るのか心底謎でしたが、いきなり無視するのも申し訳ないので、「また予定が合ったら行きましょう^^」というよくある断りLINEを送り、このままフェードアウトになることを想定していました。

しかし、Y君からはその後定期的にLINEが届くようになり、しかもその内容も最初こそは「次はいつ空いていますか？」という予定確認の内容だったのですが、次第に「今日は●●県に出張に来ています」や、「今日は豚汁を作りました^^」のような、誰も聞いていない「俺通信」に変わっていきました。

最初はお誘いのLINEだったため、「最近は忙しくて…」のように一応返信を送っていたのですが、後半の俺通信には正直なんと返信したらよいのかも分からず、既読無視が5回ほど続いたのち、ようやくY君からの連絡はなくなりました。

ちなみに、デート後のLINEから次第に「俺通信」に変わっていくパターンは実はY君の他にも数人ほどいたので、もしかしたらアプリ男子あるあるなのかもしれません…。
お願いだから俺通信はTwitterでやってくれ…。

ライターNのアプリ飯は（残念ながら）まだまだ続きそうです。