美術とネイルの熱愛カンケイ

感性を揺さぶる展示はもちろん、様々な楽しみ方ができる美術館。
指先にさりげなく、そのうっとりな世界観を描いて訪れたらもっと楽しくなるってもの。
そんな個性的なデザインネイルに夢を乗せて美術館へGO!

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NEW ARRIVAL NAIL

今回のテーマは

東京都庭園美術館『奇想のモード』展より 串野真也さん《LUNG-TSHUP-TA》

担当したのは yuo virth +LIM 田中絢女さん。

▼ MOTIF

気軽に普段履くためではなく、彫刻のように美しい作品としての靴をデザインし世界的に活躍する串野真也氏。
素材も昆虫や動物などの生物から取り入れたものが多いがこの《LUNG-TSHUP-TA》のかかとにあしらわれているのは、なんと髪の毛。
人間も動物のひとつだったとハッとする。
厚底部分は仏師が彫刻に使用する木という歴史ある日本文化もデザインに落とし込んだ作品は、まさにこれぞ"奇想のモード"。
撮影は串野氏の作品《Guardian deity Bird》の前で。

▼ NAIL POINT

▼ MUSEUM & EXHIBITION

奇想のモード 装うことへの狂気、またはシュルレアリスム @東京都庭園美術館 (開催中〜4月10日)

現代の人びとから見た〝奇想〞をテーマに、20世紀の芸術運動・シュルレアリスムの感性に相通じるモードのアイディアや美の表現に迫る。
歴史的なファッションプレートから、現代アートに至るまで、幅広い作品が集結する。

RECOMMENDED MUSEUM & EXHIBITION

ダミアン・ハースト 桜 @国立新美術館 (開催中~5月23日)

スタジオでのダミアン・ハースト 2019年 

Photographed by Prudence Cuming Associates Ltd
© Damien Hirst and Science Ltd. All rights reserved, DACS 2022

イギリスを代表する現代作家、ダミアン・ハーストの日本初の大規模展覧会。
最新作である〈桜〉のシリーズの中から、作家自身が作品を選び、つくり上げた展示空間は、まさにこの季節にぴったり! 
咲き誇る桜並木の下に身を置いた時のように、私たちを幻想的な世界に誘う。

ミロ展―日本を夢みて @Bunkamura ザ・ミュージアム (開催中~4月17日)

ジュアン・ミロ 《ゴシック聖堂でオルガン 演奏を聞いている踊り子》 1945年 油彩、キャンバス 福岡市美術館 © Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 E4304
ジュアン・ミロ 《アンリク・クリストフル・ リカルの肖像》 1917年 油彩・コラージュ、 キャンバス ニューヨーク近代美術館 © The Museum of Modern Art, New York. Florene May Schoenborn Bequest, 1996 / Licensed by Art Resource, NY © Successió Miró / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2022 E4304

現代スペインの巨匠と称されるジュアン・ミロ(1893-1983)。その創作活動の裏側には日本文化への深い造詣があったことは意外と知られていない。若き日の日本への憧れを象徴する初期作品から代表作、日本で初めて展示された作品などを通し、ミロと日本の深いつながりをひもとく。

NEWネイルで春を迎えよう♡

Photo:Fuse Ayumi                                                             Composition & Text:Kamakura Hiyoko

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