ar's Cinema Paradise
スクリーンの中で輝きを放つあの俳優から目が離せない。
出演作の公開を目前に控えた彼らの素顔に迫ります。
今回は、4月29日公開『ホリックxxxHOLiC』にて主役を務める神木隆之介さんにインタビュー♡
1993年5月19日、埼玉県生まれ。2歳でデビュー。2005年、映画『妖怪大戦争』で主演を務め日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞し、以降、映画『桐島、部活やめるってよ』『るろうに剣心』シリーズ、『バクマン。』『3月のライオン』等出演。映画『GHOSTBOOK おばけずかん』が今夏公開予定。2023年前期のNHK連続ドラマ小説『らんまん』では主演を務める。
「僕にこの色気が出せるのか⁉」
「僕が演じる四月一日は、人には視えない“アヤカシ”が視えてしまいます。
原作漫画を読むと、人間のようで人間でないような、儚さと透明感を感じました。
内面に強いものを持っているキャラクターですが、映画では原作より性格が暗めに設定されているので、声のトーンやテンションは模索しましたね。
漫画を読み進めると、四月一日の描き方が圧倒的に変わったところがありました。
すごく色気が増していたんです。
それを映画の後半で表現しようと思ったのですが、「僕にこの色気が出せるのか⁉」と不安しかなくて。
そのままでは自信のない芝居になっていたかもしれないけど、監督の(蜷川)実花さんが撮影中に「いいよいいよ!」と盛り上げてくださったおかげで、「いけるかも!」と調子をのせることができました。
いろんな経験をした後の四月一日から生まれる空気感の違いを、観ている方に感じていただけたら嬉しいです。
実花さんの色彩感覚は唯一無二のもので、この美しい作品にすごく合っていると思いました。
侑子さん役の(柴咲)コウさんは、華やかな衣装をすべて着こなして、キャラクターの妖艶さや、つかめそうでつかめない魅惑的な色気を出されているのが本当に素晴らしかったです。
僕だけその煌びやかな世界観から浮いてしまわないように、カメラ位置を確認しながら顔の角度や身体の向きを考えて、実花さんの頭の中にある魅せ方の正解を探りながら演じていました。
願いを叶える対価として「自分の一番大切なもの」を提示した侑子さんが言いたかったのは、「大切な人たちに想われているあなたが大切なんだよ」ということなのかなと僕は思っていて。
一人では生きていけないこと、自己犠牲では人を守れないことを学ばせてくれる作品です。ぜひご覧ください!」
人の心の闇に寄り憑く〝アヤカシ〟が視える高校生の四月一日(神木隆之介)は、人と距離をとっていた。ある日、対価をもらえばどんな願いも叶えるという侑子(柴咲コウ)と出会い、彼女のもとで暮らすことになる。四月一日はその対価となる〝自分の一番大切なもの〟を探す中で、事件に巻き込まれる…。出演/神木隆之介、柴咲コウ 他 配給/松竹、アスミック・エース 4/29公開
Styling:Kawasaki Takafumi
Hair Makeup:MIZUHO(VITAMINS)
Text:Iida Honoka
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