“髪”に必要な栄養素って？「この２つは必ずセットで摂りましょう」美髪につながるインナーケアを専門家に取材

内から整えて差をつける

肌と一緒で、きれいな髪でいるためには内側からのケアも大切。ということで、最終ステップはインナーケアのお話。アルファブレイン・ワールド代表でヘアコンシェルジュの水野勝代さんにインナーケアについてのアレコレを聞きました！

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Q. 美髪に必要な栄養素って？

毛髪の80％はケラチンというタンパク質でできています。なので、きれいな髪に必要な栄養素はタンパク質。もうひとつは、タンパク質の吸収に欠かせないミネラル類です。この２つは必ずセットで摂りましょう。タンパク質には動物性と植物性があり、大豆などに含まれる植物性タンパク質を意識して摂っていただきたいです。

佐藤栞里。ar6月号より

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Q. 髪にいい食べ物って何ですか？

大豆から作られる豆腐や納豆、お味噌など、植物性タンパク質が摂りやすい日本食がおすすめです。野菜にはいろいろなミネラルが含まれているので、種類をまんべんなく食べるようにしましょう。水分は、常温の水（天然水）や白湯をこまめに飲んで。血液の巡りをよくして、きれいな髪につながります。

Q. 逆に避けた方がいい食べ物は？

ハム、ベーコン、サンドイッチ、ジュースなどの加工食品に含まれる無機リンは老化を加速させます。体内に無機リンが溜まると腎臓に負担がきます。髪は「血余（けつよ）」と言われ、髪と爪は身体の中で栄養が最後に行き渡るところ。いい栄養を摂ってもこれらの排泄に使われてしまい、髪まで到達しません。

佐藤栞里。ar6月号より

Q. 髪のパサつき、ベタつきが気になる…。それぞれに効果的な食べ物って？

乾燥にはミネラル（亜鉛）とビタミンを。髪の原料のケラチンの生成に働きかける亜鉛は、牡蠣に多く含まれます。ベタつく時は頭皮から脂が出やすくなっている状態。加工食品を摂りすぎていないか見直してみてください。食べ物ならキュウリなど、むくみを排出してくれるカリウムを含む野菜や旬の果物をおすすめします。

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