旬のジャニーズ! なにわ男子・高橋恭平を徹底分析

旬のジャニーズを分析するこの企画。今回は、6月17日公開の映画『メタモルフォーゼの縁側』に出演するなにわ男子 高橋恭平くんの魅力を徹底分析します!

なにわ男子 高橋恭平の似顔絵

“とにかくいい奴”を体現できるピュアなキャラクター

高橋くんが出演した作品のなかで、とくに印象に残っているのが『メンズ校』(テレビ東京)です。同作は、CDデビュー前のなにわ男子が、グループ単独初主演を務めた作品。離島にある全寮制の男子校を舞台に、彼らなりの“アオハル(青春)”を見つけていく姿が描かれました。このドラマの7人が、とにかくキラキラしていたんですよね。彼らが持っているひだまりのような優しさに、通ずるシーンもあったりして。2020年の夏は、『メンズ校』に楽しませてもらいました。

そんな同作で、高橋くんはアオハルの“陽”を体現する役割を果たしていました。彼が演じた神木は、とにかく人想いなイケメン。自らの危険を冒してでも、「役に立てるのうれしいし」と仲間のために行動する高校生です。この役が、「当て書き!?」と思うくらい、高橋くんにピッタリだったんですよね。

「優しい」と言われる人はたくさんいても、優しさに気付かせないほど優しい人って、なかなかいない。周囲に気を遣わせないように…と、優しさを全面に出さない優しさというか。『メンズ校』の神木も、「自己犠牲ってのはさ、相手に犠牲を思わせたらだめなんじゃねぇの?」と言っていましたが、その言葉が高橋くんに通ずるところがある気がして。きっと、見返りを求めずに動いているんだろうなと思います。

6月17日公開の映画『メタモルフォーゼの縁側』で演じた紡でも、彼の優しさが生かされていました。紡は、明るく人気者な男の子。対して、幼なじみのうらら(芦田愛菜)は、教室の隅でひっそりと過ごしているタイプの女の子です。学生時代、対局に位置するキャラの子と連むのって、なんだか勇気がいりますよね。

でも、紡は堂々とうららに話しかけに行く。それも、計算ではなく、ただ一緒にいたいからとピュアな気持ちで行動しているのが伝わってきます。それはきっと、高橋くんが持つ根っこの優しさが反映されているから。“とにかくいい奴”に説得力を持たせることができるのは、俳優活動をしていく上で強みになっていくはず! 少女漫画から飛び出してきたかのようなルックスを持っているので、恋愛ドラマで活躍する姿も見てみたいです。

クールなビジュアルと相反する感受性の豊かさ…ギャップにときめく!

「宝物は、自分なんすよね。俺がおる場所はすべて宝物」「生まれ変わったらなりたいもの、自分すぎん?」など、“ナルシスト”発言が多い高橋くん。彼の言葉を聞くと、もっと自分を好きになろう! と思わされます。自分をちゃんと愛せているからこそ、周囲にも愛が配れるのでしょうね。

ポジティブキャラだけど、繊細な一面も持っていそうなのが高橋くんの魅力のひとつ。デビュー発表の時に誰よりも泣いていたり、落ち込んでいる人がいたらサッと励ましに行ったり…。クールに見えますが、人一倍感受性が豊か。外見だけでなく、中身も男前ななにわ男子の秘密兵器のさらなる活躍から目が離せません!

Illustration:オオマエメグミ

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