大好きな彼とのコミュニケーションでとても大切なのが、セックス。そんな彼との性活をより楽しむために、セックスライターのべっつぃーさんがarwebに登場♡

彼を唸らせるテクニックから、気になる恋愛コラムまで、内容たっぷりの新連載をお見逃しなく! 今回は「セックス中に痛い!って思ったらどうするか」というコラムをお届け。「なるほど!」と声が出るようなアイデア満載ですよ。

痛いことは痛いって言う

セックスって気持ちいいことばかりじゃなくて、痛いことも結構あると思いませんか。

キスで強く舌を吸われて「痛っ!」、胸を強く揉まれて「イタタタ…」、クリトリスを指でコリコリされて「ヒィーーピリピリするー!」、奥までガンガン突かれて「(歯をくいしばって)イーーー(タイッ!)」

特に女性器なんて敏感な粘膜だし、ちょっと触れ方を変えただけでも、挿入角度を変えただけでも痛くなってしまうことが多いですよね。セックスで「痛い」と思った経験が無い人はいないと思います。

でも「痛い」というのを相手に伝えられない人は多いんじゃないかと思います。少しの痛みだから…と我慢したことはないですか?

私は結構我慢してしまうタイプだったんですよ。クリトリスを指先でゴシゴシされて痛いのに、「痛い」とは言わずに相手の手を抑えようとして、バックの体勢でガンガン突かれて奥に痛みが走っても、「あ”--っ!」と大きな声が出てしまうだけ。

でもクリトリスを強く擦る手を抑えても「キモチイイのを我慢してるんだな」と勘違いさせてしまって、抑える手を振りほどかれますます激しく擦られるし、

ガンガン突かれる度に出る大声は喘ぎ声だと勘違いされて「これが好きなんだね!」と毎回欠かさずガン突きされるようになったんですよね。

我慢すればするほど「これ大好き!もっとして!」というように間違って相手に伝わってしまうんです。

相手に気を遣って「痛い」と言わないようにしている人も多いと思うんですけど、これはキチンと言葉で伝えるべきだと思うんですよ。

痛いのに痛くないフリをする時、自然と体が逃げようとしたり、表情が一瞬で変わったりと何らかの変化が表れますよね。

相手からすると「あれ?急に様子が変わったけどどうしたんだろう?」と一瞬戸惑います。この時に「もしかして痛かったのかな?」と思うまともな人と「感じてる!」と思い込むバカがいます。

「痛かったのかな?」と思うまともな人なら「大丈夫?痛い?」と聞いてくれますよね。そしたら絶対に「大丈夫」と嘘はつかずに「痛かった」と言ってください。

「痛かった」と言いにくかったら「ちょっと痛かった」「このまましたら痛くなっちゃうかも」と柔らかく伝えてください。更に「気遣ってくれてありがとう」と言えればプライドを傷つけることもなく、常に反応に気をつけてくれるようになります。

「感じてる!」と思い込むおバカさんも、もしかしたら元カノが激しいセックスが好きだったのかもしれないし、女性の身体は痛くなりやすいという知識が無いだけなので希望は捨てないでください。

こういうタイプの人の場合、「ちょっと待って」「やばい」「刺激が強すぎる」「やめて」という言葉は全部「超キモチイイ!!」と頭の中で変換されがちです。

ちゃんと伝わっていないなと思ったら、「ちょっと一回止めて」→「痛いからやめて」→「本当にやめて」→「まじでやめてってば」。というように少しずつ強い言葉で伝えればさすがに伝わります。

「もっと」「気持ちいい」を上手に使う

それでも「痛い」という言葉で相手を傷つけてしまうんじゃないかと心配になる人もいると思います。

そういう人は、【ちょっとだけ勇気を出せば、彼がいつもより燃え上がる?の記事で話したように、「もっとして」「キモチイイ」という言葉をセックス中にたくさん使うようにするといいですよ。

「痛い」というネガティブな言葉だけを聞かされると相手もショックだろうけど、「もっとして」「キモチイイ」と感想を聞かせてくれる中で「痛い」という言葉が出てきても素直な反応だなと感じるだけです。

それに、きちんと「痛い」を伝えることができる人から「もっとして」「キモチイイ」と言われたらその言葉の信ぴょう性は高くないですか?

「痛い」も「キモチイイ」もどちらも素直に言えるようになると少しずつ心も体も相手に開けるような気がします。

Betsy(べっつぃー)

セックスとメタルと米を愛するセックスライター。女性がいかにセックスを楽しむかをテーマに「ちょっとだけbitchな生き方(仮)」というブログを執筆中。恋愛メディアAM(アム)で「素敵ビッチのたのしい性活」好評連載中。Twitter:@BitchyBetsy