初代バチェロレッテ・福田萌子的”オトナの恋の始め方”って?

arwebで寄せられるお悩みNo.1が「昔の恋を忘れられない」。好きだった人を忘れられない、元カレに未練があって新しい恋に踏み出せない…。

でも恋がしたい!幸せになりたい!
そんな前向きな気持ちはあるのに、なかなか新しい恋をつかめないar読者に向けて♡『バチェロレッテ・ジャパン』シーズン1で、17名の男性ひとりひとりと向き合い別れの決断をした萌子さんに、過去ではなく、今と未来に目を向ける、オトナの恋の方程式を教えてもらいました。

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「どんな別れ方をするかで未練が残るから、自分で区切りをつけることが大切」

初代バチェロレッテ・福田萌子

――元カレを忘れられなかったり、今カレと比べてしまったり…。arwebに集まるお悩みでは特に、過去の恋愛を断ち切れない相談者が多いです。終わった恋にしっかり区切りをつけるためにはどうしたらいいんでしょうか?

ひとりの時に「あの彼どうしてるかな…」なんて思い返しちゃうことはありますよね。お付き合いしていても、前の彼の良い部分だけ覚えていて、今の人と比べちゃうこともあるかもしれない。

でもね、忘れてほしくないのはやっぱり別れるには別れるだけの理由があるということ。もちろん良い思い出もあったけど、それと同じくらい悪いこともあったんだよって、ちゃんと自分でわかってあげることが大切。その時の苦しさというか、相手に何をされたとかじゃなくて、“こんなに合わないところがあった”という事実をちゃんと覚えておいてあげると、合わなかったところを埋めて一緒に補えるような人に次は出会えるのかなと思います。

――『バチェロレッテ・ジャパン』で別れの決断を重ねてきた萌子さんがお別れをする時に気をつけてることってありますか?

過去の恋愛で、別れる理由を最後まで教えてもらえなくてモヤモヤした経験があるので、『バチェロレッテ・ジャパン』のお別れの際には、これでもか!ってくらいに合わない理由を伝えるようにしてました。

男性って特に、跡を濁したくなくてホンワカとした終わり方をしようとする傾向がありませんか?「君は悪くないよ」と言ってきたり、自分が嫌われるのが怖かったりして、曖昧にしたまま終わろうとする感じ。「何が原因だったの?」と話し合ってすっきりしたいのは女性の方だけで、男性はするりとフェードアウトしたがる気がします。

男性の方が過去の恋愛を美化しやすいところがあるので、ふわっと終わらせてしまうと、きっと良かった思い出として残してしまう。そうすると相手が次に踏み出せないと思ったから「私とあなたはこれだけ合いません。あなたがどう思っているかはわからないけれど、私にはあなたではないです」と、合わない理由をきっぱりと全員に伝えてました。「あなたが悪いわけではなくて、私には合わなかっただけ」という部分をきちんと伝えて終わりたかったんです。

自分で決めたことは自分で肯定してあげてほしい

――萌子さんには忘れられない恋愛や、つい比べてしまう元カレっていないですか?

思い出すことはありますよ、元気かな~って。だって一緒に過ごした人ですし、学生時代に遊んでいた友達のことを思い出すような感覚。忘れられない恋愛というか、自分の人生に起きたことだからどの恋も忘れないですね。

だからといって、次の恋愛に重ねるとか比べることもない。合う合わないを考える時も、その人と前の人を比べるのではなくて、いろいろな人と付き合ってわかった自分の中の統計から考えるだけです。経験から見いだされた自分に一番合うのが今の人。つまり、比べるまでもなく、自動的に今の人が絶対に最上なんです、私にとって。
だってそうじゃなかったらまだ前の人と一緒にいるだろうから。

初代バチェロレッテ・福田萌子

やっぱり自分で区切りをつけるのは大事ですよね。迷わないように自分で納得しないといけない。「これでよかったのかな?」じゃなくて、自分で決めたことは自分で肯定してあげてほしいです。

――きちんと区切りをつけられても、前の人と同じような人を選んだり、同じ失敗を繰り返す女子も…。萌子さんが相手を選ぶ時に大事にしてるポイントは?

自分が大切にしていることの軸がどれだけ重なるか、です。『バチェロレッテ・ジャパン』でもそうでしたけど、“合うところは合う”という人っていっぱいいると思うんですよ。お食事が合う、会話が合う、ファッションが合う…とか。でもそれだけで“合った”と思わずに、自分が大切にしているところはどこなのかを考える。例えばお食事の時のお作法を重要視する人にとって、同じ食事でも好き嫌いが合うだけだと“合っている”とはいえなですよね。自分が大切にしてるところが重なっているかどうかを冷静に考えてみれば見えてくると思いますよ。