『六本木クラス』第四話を徹底考察!

日韓共同プロジェクトで実現! 『梨泰院クラス』のジャパンオリジナル版『六本木クラス』の主演は、竹内涼真さん。絶望の淵に立たされた青年・宮部新が、仲間とともに巨大企業に立ち向かっていく姿を描いていきます。ハラハラする下克上を主軸に、キュンとするラブ要素、さらには青春群像劇のエモさまで兼ね揃えた『六本木クラス』。気になる四話を考察します。

「六本木クラス」第4話より(C)テレビ朝日

(六本木クラス第3話)”清楚風”魔性の女・優香(新木優子)と”強い女風”小悪魔・葵(平手友梨奈)が直接対決! 新(竹内涼真)をめぐるWヒロインのバトルの行方は?

新(竹内涼真)の店が再出発!

新に恋をした葵(平手友梨奈)は、彼を“最高の男”にするために「二代目みやべ」のマネージャーに就任! そこに龍二(鈴鹿央士)も加わり、新の店は再出発をすることになりました。

「六本木クラス」第4話より(C)テレビ朝日

葵の指示のもと、内装から料理まですべてを改良した「二代目みやべ」は、葵の宣伝効果のおかげで、46万円という過去最高の売り上げを叩き出しました。しかし、本当の問題はここから。リピート率を上げなければ、意味がないのです。

そこで葵が目をつけたのは、料理の不味さ。料理の勉強をしたことがないりく(さとうほなみ)は、ポテトの揚げ方ひとつとっても、素人レベルなのです。葵が、「(りくを)クビにしてください」と申し入れをしても、「りくをクビにすることはできない」と返す新。経営が厳しいのに、腐れ縁を大事にするなんて…。「そんな状況じゃないだろ!」とも言ってやりたくなりますが、新は私たちの想像を超える包容力を持っていました

宮部新役を演じる竹内涼真さん「六本木クラス」第4話より(C)テレビ朝日

なんと、クビにするどころか、普段の2倍の給料を支払ったのです。「そのぶん、2倍努力してほしい」と。ああ、この男には敵わない…と思った瞬間でした。

葵(平手友梨奈)は、実は尽くしたいタイプの女の子?

新は、優香(新木優子)に対しての包容力もすごい。何をされても、絶対に嫌いにならないし。だって、自分の店を営業停止に追い込んだ犯人だと知らされても(実際はちがったのですが)、「優香なりの考えがあるんでしょ?」と返すんですよ! しかも、その“優香なりの考え”を問いただすこともしない。こんなに愛されるなんて、優香は“魔性”としか言いようがないです。

優香「私は、自分がいちばん大事だから。それは、悪いこと?」

新「全然。君が何をしても、俺はブレないから。優香は、自分の人生を一生懸命生きているだけだし」

なんだ、この会話は…! 新、さすがにいい奴すぎやしないか? 長屋(香川照之)の魔の手に染まりそうになっている優香からすれば、自分がすごく汚れた人間のように思えてくるのではないでしょうか。いっそのこと、「お前は最低だよ!」と暴言を吐かれた方が、スッキリするのに…。新の優香への愛って、何があっても揺るがないのだと思います。

「六本木クラス」第4話より(C)テレビ朝日

となると、もっと苦しいのは葵。彼女は、「この人になら、私の人生を賭けてもいい」と思って、「二代目みやべ」のメンバーになりました。外見だけで判断すると、優香は包容力のある女で、葵は自由奔放…のように見えますが、本質は真逆。優香は、尽くされたい女で、葵は尽くしたい女なのかもしれません。

きっと葵は、根はピュアな女の子なんですよね。新と一緒にいる時に、時折子どものような目をするし。これまでに憧れられる大人に出会っていなかっただけで、尊敬できるメンターができたら、その人に合わせて変化していける子なのだと思います。

3人の恋路がまだまだ気になる!

「六本木クラス」第4話より(C)テレビ朝日

ただ、新の優香への想いって、相当なものなんですよ。葵は、優香を超えることができるのでしょうか。「二代目みやべ」の今後とともに、3人の恋路にも注目していきたいです。

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