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舞台の上で圧倒的な存在感を放つ彼からも目が離せません♥ 今回は、舞台『桜文』に出演するゆうたろうさんにインタビュー!

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初めてのゆうたろうを魅せる、そんな作品になる

この舞台の時代背景は明治後期の吉原遊郭です。僕の中では、現実味がなくて、まるでファンタジーな世界観でしたが、調べれば調べるほど面白い時代だなと感じました。今ではあり得ないことでも、当時は常識だったり…学生の時は勉強嫌いな僕でしたが、今は学ぶことを楽しんでいます(笑)。
特に、現代では“ジェンダーレス”社会があるべき姿と理想にされていますが、明治時代は「男と女」がしっかりと分けられていることが僕にとっては新鮮でしたね。

僕は小説家の青年・霧野と、少年の仙太を演じます。どちらかと言えば、淡々とした霧野は僕に近いのかな。僕自身も、霧野のように文字を書くことは好きなんです。親の誕生日には毎年手紙を書いたり、友達の家に遊びに行った時にはお礼のメッセージを添えることもあります。今はスマホひとつで気軽にメッセージを送ることができますが、霧野のように自分の手で書いた生の文字は、より気持ちが伝わると思います。

霧野と仙太を演じる上では、演じ分けることよりも明治時代の言葉をよりリアルに使うことに苦戦しています。台詞にある漢字ひとつとっても読めないものもありましたから…。普段使うことのない“昔言葉”をなじませるために、漢字はもちろんですが、演出を手掛ける寺十さんに参考になる作品を教えてもらい、世界観やイントネーションなど細かいところも吸収するようにしています。今までに演じたことがない役だからこそ、演じがいがありますね。

主演の花魁・桜雅を演じる久保史緒里さんや共演者の皆さんとは初共演になりますが、経験値の高い方ばかり! 稽古はこれからですが、それぞれが役にのめり込んで、一致団結で作品を作り上げるのが楽しみです。

僕がお芝居を始めるきっかけが舞台だったということもあり、舞台は初心に返る場所。約3年ぶりになりますが、舞台を観て僕を知って応援してくれている人たちもいるので、生半可な気持ちでは臨めません。初めてのゆうたろうを魅せることができる、そんな作品になると思います。

僕にとっても転機になるんじゃないかな。ぜひ劇場まで観に来てもらえれば嬉しいです!

Model:ゆうたろう
Photo:Kumagai Naoko
Hair Makeup:Kogure Tomohiro(bloc japon)
Text:Okamoto Hana

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