ニキビだらけだったお肌から「ニキビゼロ」になった方法

みなさんこんにちは。薬剤師のセリナです。今回は顎ニキビだらけだった私がニキビゼロのお肌を手に入れるまで奮闘実体験について話していこうと思います!

私自身、高校時代はおでこニキビ、大学時代はあごニキビに悩まされ、色々試行錯誤しては失敗し自己嫌悪になる時間をすごしました。特に大人になってからの顎ニキビに関しては、どの皮膚科に行っても「原因はストレスですね。」の一言。ストレス、ストレスって...そんなことはわかってますよ!まずその「ストレスです」の言葉がストレスです!といった感じで逆ギレ状態でした(笑)

(こちらの記事もチェック)「花粉症?マスク?ニキビの原因を知ることが大事」現役薬剤師教える肌荒れ解決法!ドラックストアで買える市販薬も紹介

本気でニキビに向き合うなかで試したこと5つ

それまで私がニキビを治すべく試してきたことは

こんな感じでニキビに良いと言われているSNSで見たことのあるやり方をとにかく試してみてました。
見た感じ、割と治りそうなことやってますよね!?この時も悪くはない対策をしていたと思いますが、本当に全くきかなかったんです。

最後の砦は漢方薬!?私がニキビ0になったきっかけ

その後も常に顎にニキビがある生活をしながら、SNSでニキビに効くと書いてあったスキンケを買っては捨て、買って捨てを繰り返し、「もうこのままでもいっか...」と半ば諦めていた時、巡り合ったのが「漢方薬」でした。
私は今現在も現役薬剤師として銀座の調剤薬局に勤めているのですが、近くに美容皮膚科で漢方治療をしている有名な病院があると聞きつけ「これでだめならもうやめてやる!」という気持ちで飛び込みました。

行ってみてまず驚いたのは、その病院の丁寧な問診。
睡眠時間、野菜をどれくらい食べているか、今使っている化粧品、サプリから運動の状況までたくさんのことを聞かれました。
今までいろんな皮膚科に行きましたが、ここまでしっかりと生活について聞かれたのは初めてでした。何より「あなたのニキビの原因は内側ですよ。外から何してもだめ」という辛辣なお言葉をいただき、雷に打たれた気持ちになったのを今でも覚えています。

美容皮膚科を受診し、たどり着いたニキビ対策とは?

処方された漢方は、「ツムラ23番 当帰芍薬散」「ツムラ 24番 加味逍遙散」
そしてアドバイスされたことは野菜を今の3倍の量を食べて、お酒の量を減らし、生活習慣を見直すことでした。

漢方について解説すると、

そうして、先生に言われたとおりにしっかり漢方を飲み、食事と生活を変えて3週間経ったころ…。
驚くことに、1年以上でき続けていた顎ニキビが消えていきました!
3個あったニキビが2個に、炎症で赤く大きく腫れていたニキビの色がなくなり小さくなったという具合に少しずつ無くなっていったんです。
ずっとコンプレックスだったニキビが消えた時の開放感は今でも忘れられなくて、諦めなかった自分をよしよしって褒めてあげたいです♡

漢方を使って身につけた”インナーケア美肌メソッド”

これまで漢方薬でニキビが改善した体験談をお話してきましたが、漢方薬(東洋医学)は私たちが普段触れ合っている医療と違い、「体質を根本から改善する医療」です。

オーガニックな材料からできているので効果は強いわけではなく、普段から生活を整えて漢方の力を最大限に感じられる体づくりがとっても大切!私自身、漢方を飲んでいる間、一番がんばったのが生活習慣の改善です。
今では漢方薬を卒業している私ですが、それでもニキビ0肌を保ち続けられているインナーケア美肌メソッドをここで伝授していきますね❤︎

01
なんといっても食事!

「まごわやさしい」食材をしっかり食べる

まずはなんと言っても食事!私たちの体は食べたものでできているので、美肌とは切っても切り離せないポイントです。
聞いたことある人もいるかもしれませんが、昔から「まごはやさしい」に当てはまる食材は体の健康を保つために必須だと言われています。

1日で取れなくても1週間単位でバランスが取れるように意識して食事をしましょう❤︎

02
血をよく巡らせて…

ちょっとした運動から始めてみる

肌をはじめ、全身に栄養を送っているのは「血」です。血をよく巡らせるには筋肉が必要不可欠!無理なことはしなくていいので、駅では階段を使ったり、好きなトレーニングユーチューバーを見つけて10分だけ運動してみたり...できることからやってみてください。

03
水を飲む習慣は大切

水は1日1リットル以上!

もうこれは聞き飽きてるかもしれませんね(笑)
私たちの体の60%は水!それが不足したら肌が荒れるどころか体調や体型にもボロが出てくること間違いなし..1.5L飲んでおきたいところですが、手始めに1Lからはじめましょう!

04
寝る時間が減る=肌の回復時間が減る

7~8時間まとめて寝る

どんなにいい化粧品を使っていても、睡眠不足には勝てないのが人間の肌です。
寝ている間に成長ホルモンが出て傷ついたお肌を修復しているので、寝る時間が減る=肌の回復時間が減ると考えてくださいね!理想は7−8時間まとめて寝ること。美肌の一番のポイントかもしれません。

05
体の水分も奪う!?

お酒は2杯まで!ビールはやめてみる

最後はお酒!日本人の体質は小麦の代謝が苦手だと言われています。消化に時間がかかって、エネルギーを奪われてしまい、お肌に行くはずだった栄養が横取りされてしまうんです!お酒は体の水分も奪ってしまうので、お酒はほどほどにしておきましょ♡

色々試してみても難しかったら「漢方 皮膚科」で検索してみて♪

この5つが私が絶対にやってほしいと思うンナーケア美肌メソッドです!
生活を変えるのってなかなか難しいけど、ずーっとニキビで悩むより、ヘルシーな生活をして
きれいなお肌でご機嫌に過ごせた方がずっといいですよね。

漢方薬は色々な病院で処方してもらえますが、ぜひ「漢方 皮膚科」で検索してお近くの病院を探してみてね!

ニキビで悩むみなさんが、私と同じようにお肌悩みから解放されますように...♡

Photo by TeaCora Rooibos on Unsplash
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