『六本木クラス』第10話を徹底考察！
日韓共同プロジェクトで実現！ 『梨泰院クラス』のジャパンオリジナル版『六本木クラス』の主演は、竹内涼真さん。絶望の淵に立たされた青年・宮部新が、仲間とともに巨大企業に立ち向かっていく姿を描いていきます。ハラハラする下克上を主軸に、キュンとするラブ要素、さらには青春群像劇のエモさまで兼ね揃えた『六本木クラス』。気になる10話を考察します。
（9話の考察はコチラ）そりゃないよ新！！」思わず叫びたくなる展開…新（竹内涼真）が、葵（平手友梨奈）をハグしたのは、本当に妹としてしか見てなかったから？
本当にほしいものの前では、弱くなれる“強さ”を持っている葵
人生を預けてもいいと思うほど大好きな相手に、「好きになるな」と言われた葵（平手友梨奈）。彼女の本気度が伝わったから、新（竹内涼真）も真剣に向き合ったというのは分かっています。でも、さすがに言い過ぎじゃないか！？ 「好きなることはない」なら、まだ分かるけれど。好きになるなんて、こっちの勝手じゃないですか！
ここまで、こっぴどく振られたら、葵も二代目みやべに居づらくなっちゃうのでは？ と思ったけれど、彼女はそんなに弱い女じゃなかった。公私混同をしない。しかも、新のことも諦めない。頼もしすぎるぞ、葵！
それにしても、振った相手に、「もう大丈夫か？ 気持ちの整理はついたのか？」なんて聞いちゃう新、何考えとんねん！ 大丈夫じゃないのは、お前のせいなんよ！ でも、そんな不器用なところが、彼の最大の魅力なのかもしれない…。ムカつくけど、可愛いな！ と思っちゃいました。
ただ、私なら「もう吹っ切れました～」って強がっちゃうかも（可愛げがない）。だって、なんだか上から目線で言われているようでムカつくし。それで、あとから後悔するんですよね。あんなこと言わなきゃ良かった！ 私、めちゃくちゃ引きずってます！ って。
だから、強がりを言わない葵は、損をしないのだろうな…と思いました。「どうにかなりそうなくらい、死ぬほど好きです」と伝えられる強さ。恋愛はギブアンドテイクじゃない。ただ与えるだけでもいいから、そばにいたいって言える強さ。こういう子が、本当にほしいものを手に入れられるんですよね。本当にほしいものの前では、しっかり弱くなれる“強さ”を持っている。
“追われる女”を体現してきた優香に、敗北フラグ…？
与える葵に対して、与えられたいタイプなのが優香（新木優子）。彼女は、いつでも自分のことをいちばんに考えることができる。自己中心的なのでは？ と思うこともあるけれど、“追われる女”って優香みたいなタイプを指すんだろうな。
二代目みやべのフランチャイズ化が決定したところで、投資家たちから投資話を白紙にしたいとの連絡が…。追い詰められた新に、優香は「もう無謀なことはやめて。また傷ついて、苦しむだけだよ」と語りかけます。彼女も、新のことを真剣に想っているんだ…と感じたのも束の間。「俺は、大丈夫だから」と言われると、「じゃあ、私は？ 私は、いつまで長屋にいればいいの？」と返したのです。
そこで、新に人生を懸けている葵からの着信が…。これまで、優香一強だと思っていたけれど、葵にも勝機が見え始めた気がしません？ おそらく、新の優香への想いは、“情”もあったと思うのです。父が亡くなり、いちばん苦しい時にそばにいてくれた。だから、守っていかなければならない存在なのだ、と当たり前のように思っていたのではないでしょうか。
しかし、今は葵がそばにいてくれている。二代目みやべがピンチになった時、一緒になって戦ってくれるのは葵なのです。優香の目の前で、「葵は俺に人生を懸けたんだろ？」って聞いちゃうのが、なんだか…。「復讐が終わったら、私たちは幸せになれるの？」と聞かれた時も、答えなかったのが気になりました。今までの新なら、「もちろん」と即答していたはず。
なんだか、こうなってくると優香のことも応援してあげたい気が…。あまりにも魅力的な2人だから、迷ってしまうのも仕方がないのかもしれないけど、新には後悔のない選択をしてほしいです。
いよいよ最終決戦！？続きが気になりすぎる…！
謎の投資家・田辺（倍賞美津子）が救世主として現れ、いい方向へと舵をとれそうな二代目みやべ。ただ、長屋で働くことになった龍二（鈴鹿央士）が、長屋流に染まってしまったのが悲しすぎる。何か策があってのことだと信じたい…！ いよいよ第11話では、最終決戦の時を迎えます。あぁ、終わってほしくない～（涙）。
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