誰にも言えない悩みを聞いてみた!
セックスの悩みは友人や家族に相談しにくく、「こんなことで悩んでいるのは私だけ?」「他の女性よりも劣っているのかも…」と考えてしまう人も少なくありません。
実際にはとても多くの人がセックスに悩みを抱えていて、誰にも相談できずに我慢しているようです。
そこで、女性たちがどんな悩みを抱えているのか、SNSを通じてアンケートをとってみました。悩む人の多いものから順番に1位から5位まで、解決方法と一緒に紹介します。
女性がムラムラする時はどんな時? タイミングや対処法を徹底調査
1位:外見コンプレックス
「彼氏は巨乳好きなのに胸が小さいのが悩み。他の部分を褒めてくれるし差し障りはないものの、私が巨乳だったらもっと満足させることができただろうなと日々思っています」
「背中のニキビがひどくて、背中を見せる体位ができない」
顔、胸の大きさや形、体型、挙げればキリがなく、多くの女性が外見にコンプレックスを持っていて、彼に見られることに抵抗を感じています。
部屋の明かりを暗くしたり、ランジェリーなどで気になる部分を隠したりと、リラックスして過ごせるよう工夫することもできます。しかし、ベッドを共にする時点で相手はその外見を受け入れているわけですよね。そう考えると過度に隠す必要はないんじゃないでしょうか。
2位:イケない
「前戯もそこそこに挿入して、相手だけイッて終了です。もうずっと不満ですが、何からどう伝えればいいかわかりません」
「どうしても夢中になれず一心不乱に楽しめたことがありません。どうしても冷静に分析して興ざめしちゃう」
セックスに悩みがある人の半数は、“イケない”ことで悩んでいます。アダルトコンテンツや周りの友人の話を聞いていると、自分以外の女性が皆イケるような気がしてしまうけど、実はイケない人はかなり多いです。
イクためのコツは、イこうとしないこと。矛盾しているようですがこれが真理。「どうにかしてイかなきゃ」「今日もイケないかも」とピリピリするよりも、「気持ちよければイケなくてもいいか」とリラックスして心地よい時間を楽しんだ方がオーガズムに近づきやすくなります。
自分の体を研究することも大切です。どんなシチュエーションにドキドキして、どこをどんな風に触るとどう感じるのかを、マッサージしながら探りましょう。強烈な快感はすぐにはやってきません。目を閉じてうっとりしたくなる感じを探すことから始めてください。
3位:自分の性器のにおいや形が気になる
左右対称じゃない、黒ずんでいる、においがする、おりものが出る。これらの悩みは、実はほとんどの場合全く問題ありません。ビラビラした部分は左右対象ではないのが普通です。片方だけ長くなっていても、性器から飛び出して見えてもノーマル。
デリケートゾーンが黒ずむのはホルモンの働きが活発なしるしで健康な証拠。年齢を重ねて閉経すると次第にピンクになります。
脚の付け根など性器まわりが黒ずむ場合は、色素沈着が原因になっていることもあります。下着のサイズを上げる、シームレスなど摩擦の少ない下着を選ぶ、週に1回程度スクラブマッサージを取り入れるなど、ちょっとしたことで軽減する可能性もあります。
ヨーグルトやチーズのような酸味のあるにおい、下着に少し付着する程度のおりものは、腟の自浄作用によるもので、これも普通です。腟の中までお湯やソープを入れて洗うことや、おりものシートを長時間貼りっぱなしにすることで、かえって雑菌が繁殖してにおいやおりものの元になることもあるので注意しましょう。魚の腐ったようなにおいや色のついたおりものに気付いた時には必ず婦人科を受診してください。
4位:性交痛
「指は入るのに挿入は毎回痛くなることに悩んでいるし、途中で諦めることもあります。相手に対して本当に申し訳ないです」
「前回は気持ちよかったのに次は痛かったりするので、うまく伝えられなくて我慢してしまいます」
4位とはいえ深刻度が高いのがセックスの痛み。我慢せずに彼と相談するのがベスト。潤い不足と摩擦による痛みは、潤滑剤をたっぷり使うだけでもかなり軽減されるはずです。サイズの差で入りにくい場合は、前戯でゆっくりほぐすことで防止できている人もいます。相手のものが入らない悩みは、婦人科や女性性機能外来など医師に相談する選択もありますよ。
5位:マンネリ化
「本当は目隠しされたり縛られたりしたいけど、彼氏はそんなタイプじゃない」
「相手がいつも同じことしかしてくれなくて飽きました」
マンネリ化は、相手にリードを任せっきりになっているのも原因のひとつです。「これやってみない?」と自分から提案していくことも重要です。自分がリードする側に回るだけでも新鮮かもしれませんよ。
正しい知識を身につけて彼との話し合いを
どれも本当によくあるセックスの悩みです。本当は悩まなくてもいいものから、彼としっかり話し合うべきものまでランクインしていましたね。女性の体に関する正しい知識をつけて、彼と話し合い協力することでほとんどの悩みは解決できます。ひとりで抱えこまず、まずは彼に話してみませんか。
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