加治ひとみ『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』(扶桑社)を発売!

単にスレンダーなだけでなく、程よい筋肉や女性らしい丸みがちゃんとある、そして肌もつやっつや♡
誰もが理想とする健康的なボディの持ち主であるモデル・加治ひとみさんの美しさの秘訣は、今や彼女の代名詞となった「腸活」。

まだ「腸活」という言葉さえも広く知られていない頃から、約12年間も自身の体と向き合ってきた加治さんが、予約数年待ちという自律神経の名医・小林弘幸医師との共著『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』(扶桑社)を発売!

『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』(扶桑社)

「お医者さんと一緒に本を発売!?」と、意外に思う人もいるかもしれないけど、加治さんが心も体も健康的に過ごすためにアップデートしてきた習慣に、専門的な医療知識が加わることでスラスラ頭に入ってくる秀逸な一冊。

実は20代前半までは心も体もモヤモヤしていた……と教えてくれた加治さんに、美容のこと、書籍のことをたっぷり伺いました。

モデル・加治ひとみ

1987年生まれ、東京都出身。26歳でアーティストデビューを目指しオーディションに応募。アーティスト部門でグランプリを受賞し、28歳でデビューをする。その後、自身のライフスタイルからたどり着いた「腸活」を武器にし、唯一無二のモデルとして数々の女性誌やTVで活躍する。

(コチラの記事もチェック)いつもゴキゲンでいるために♡ 「モヤモヤを吹き飛ばすとっておきの方法が…」加治ひとみのスイッチオフするコツをネホハホ!

ピラティスとの出会いが美への第一歩…

今の自分に出会う第一歩は「ピラティス」続けられる習慣に巡り会えたら自分を変えられる!

――腸活モデルとして雑誌やTVでも大活躍の加治さん。始まりはピラティスとの出会いからだったそうですね?

私も20代前半までは「頑張りたくても頑張れない」時期があったんです。その頃は、心だけではなく体も不調で、ひどい便秘にも悩まされていました。何事にもやる気を持てなかった当時の私ですが、ひとつだけ挑戦できたこと、それがピラティスだったんです! 

憧れの歌姫・リアーナが心身を整えるために日常に取り入れていると知って、リアーナ効果でこれだけは行動にうつせたのですが、それが運命的に私の体にあっていたんですよね。ピラティスで体を動かした後はポジティブな気持ちになり、それまでひどかった便秘も解消。

体の心地よさを感じてからは、「この感覚をもっと味わいたい!」という思いで、ピラティスの先生に体にいい習慣や、食事について根掘り葉掘り(笑)。その中で続けられたのが、毎朝白湯を飲むという習慣でした。それまでは何かを始めても続けることが難しかった私も、自分に合うものに出会えて初めて続けるモチベーションを手に入れることができたんです。

無理をせず、自分ができる範囲内でハードルを低く設定したのも続けられたポイントだと思うのですが……どんなに低いハードルでも毎日「今日もできた」を繰り返すと、不思議と自分との信頼関係を築けるようになるんですよね! ピラティスが続けられたら次は白湯、白湯が自分の習慣になったら次は週に一度腸にいいものを食べてみるといったように、本当に少しずつ自分ができることを増やしていきました。

圧倒的な美スタイル…

――12年間も腸活習慣を続ける秘訣は、小さなことの積み重ねでできていたんですね。体が変えたことで「頑張れない自分」から脱出できたんですか?

そうなんです! 心って自分ではコントロールすることができないものと思っていましたが、健康な体でないと健康な心は手に入りません。気持ちが落ちている時は、何が原因でモヤモヤしているのか分からず苦しいけど、体の不調を改善していくことで何が原因か分かっていくのもスッキリするんですよね。

だから、今でも「ちょっとイライラしているかも」という日は食べるものを見直したり、運動したりと体からアプローチしています。

――体を通して自分を知ることが、気持ちの改善にもつながるんですね。

原因を知ることは本当に大事だと思います! 私は、毎日日記をつけているのですが、一日一日を振り返ることで「何をしている時が幸せか」「何をされるとモヤモヤするのか」など、だんだん自分自身を理解することができるんですよね。

知ることができたら、イヤなものを回避できるようになるし、イヤなことが起きても「幸せ」を補充して自分をいたわることができます。

私が続けてきた習慣が医学的にもいいことだと分かり、自信につながりました

――新刊『かぢ習慣 自律神経と腸活で「なりたい自分」に』では自律神経の名医・小林弘幸医師の医学的見解も加わり、加治さんの習慣が心身の健康にプラスに働いていることが分かりやすく伝わりました!

嬉しいです。2022年のはじめにWebメディアで小林先生と対談したことがきっかけで書籍発売に至ったんです。
これまでも、さまざまな媒体で私のライフスタイルを発信する機会がありましたが、小林先生の医学知識と見解が加わることで説得力が強くなったように思います。

書籍では、私の食習慣を伝えるチャプターの後に、小林先生が食と自律神経の関係性を。私が睡眠習慣を伝えた後に、小林先生が睡眠と自律神経の関係性を述べるといったように話が連携されているので、読んでいる方も「だったらやってみよう!」と実践しすいんじゃないかな? 自分で読んでいても「私の習慣は間違ってなかったんだ」と自信につながりました。

私も、ピラティスを始めるまでは頑張る「最初の一歩」をなかなか踏み出せませんでしたが、きっかけに出会えてから自分を変えることができました。この書籍が皆さんの「最初の一歩」を後押しする存在になれたら幸せです!

最近のイチオシ美容は?

本を読んで知識を深めるのが楽しい! 最近は、「ひよこ豆」に注目しています

――今回の書籍を読んで、加治さんの美容・健康の知識量に改めて驚きました。情報のインプットはどのようにしていますか?

友人や知人から情報共有してもらうこともありますし、本からインプットすることもあります! ここ数年はコロナ禍でおうち時間が長くなったので、それに伴って読書の時間もゆっくりとれるようになりました。小林先生の書籍も読ませていただきましたが、美容や健康関連の書籍だけでなく歴史系のものや教養系などジャンル問わず手に取っています。

最近、印象的だったのは『伝説の授業採集』という本。著者が世界中を旅し、今まで受けた授業の中で一番インパクトのあった内容を聞き、その中から20個紹介したもの。答えがないような授業ばかりなのですが、読んでいる中で気づきがたくさんあって面白かったです。

私は、本を読むとき、電子書籍ではなく絶対紙で読みますし、時には心に響いた部分にマーカーペンで印をつけることも。ついついスマホを見る時間が長くなってしまいがちですが、本を読んでいるときはデジタルデトックスできて落ち着ける時間です。

――今気になっている、加治さんイチオシの美容情報を『ar』だけに教えてください♡

ひよこ豆の粉末が私的大ブーム! 良質なたんぱく質やイソフラボンなど、女性に嬉しい栄養素も含まれているからか肌もツヤっとなる気がして。私も積極的に食べるようになってから、ファンデーションをのせる量が圧倒的に少なくなりました。料理に活用するのも簡単で、衣代わりに鶏肉につけて揚げるとひよこ豆ならではの香ばしさが出ておいしいんです!

ひよこ豆が私的大ブーム!

プラントベース食品(植物性食品)への関心が高まっている今、SDGs的観点でももっと広まったらいいな〜と思い、密かに普及活動中♡

最後に

今まで吸収してきた知識を発信し、誰もが自分らしく過ごせるお手伝いをしたい

――最後に、ひとつのことを極め、その道のプロフェッショナルとなった加治さんが、これから「なりたい自分」を教えてください!

この10年は、やっと見つけた目標に向けてがむしゃらに走ってきました。自分のために頑張ってきたと胸を張って言えますし、「あの人みたいになりたい」と自分以外の人と比べたり、「こうじゃなきゃ可愛くないんだ」と固定概念にしばられたりするのではなく、自分らしい人生を大切にできる女性を目指していたんですよね。

でも、最近は「自分のために頑張り続けることにはもしかしたら限界があるのかな?」と思い始めました。それは、皆さんのおかげで「自分らしくいること」を叶えられたからなのですが……これからは、昔の自分みたいに「頑張りたいのに踏み出せない」人のために今まで以上に知識や経験を発信できたらいいな。

小林先生と書籍を出させていただき、「意外だな」と思うような方と混ざり合うことで幅広い人に届けたいことが伝わると実感したので、美容の分野にとらわれずいろんな業界の方とイベントやプロジェクトなどをするのが理想です。

「誰かのためにも発信し続けたい」

――自分のためには頑張り切った! という達成感があるのでしょうか?

それもありますが、結局、誰かのために頑張ることが自分のアップデートにもつながると思うんです。人に発信するから信頼してもらえるようインプットを頑張ったり、自分に憧れてくれる人がいるからケアを頑張れたり。

自分としっかり向き合った日々を経て、そのモチベーションが「自分のため」から「自分以外の人のため」にスライドしたのかな? これからも自分の健康をしっかり守りつつ、誰かのためにも発信し続けたいです。

Text:Miyata Ayaka

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