ベッドで映えるメイク

普段SNSでは、脱ぎやすい服選びやセクシーなランジェリー紹介など、夜デートに活かせるちょっとした情報を発信することもあります。その中で特に女性からの反応がいいのが、“ベッドで映える”コスメの話。

ベッドでは顔を超至近距離で見られる上に、表情が大きく動き、汗もかきやすいですよね。いつもと同じメイクで臨んで失敗した経験はありませんか。

剥がれかけたまつげエクステが上下絡まって片目だけ開かない、張り切ってまぶたのラメを多めに乗せたら「鼻の下が光ってるよ」終わった後に洗面所の鏡を見てびっくり!マスカラでパンダ目に…。

数えたらキリがないほど、私もたくさんの失敗をしてきました。そんな失敗から見つけた、ベッドでも映えるメイクのコツを紹介します!

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ベースメイク

ベースメイクは、とにかく薄めが一番。至近距離で見られてもキレイに見えるようにと、ついファンデーションを多めにつけたり、肌荒れやクマを隠そうとコンシーラーをしっかり重ねたくなりますが、厚塗りは危険です。

ベッドでは思わず強く目を閉じたり、大きく口を開けたり、眉間にシワを寄せたりと、表情を大きく動かすこともあります。ベースメイクが厚いと、よく動く目や口のまわりがヨレたりヒビが入ったりすることも。

急に体温が上がって汗や皮脂が出た時にも、厚塗りのベースメイクはドロドロになって剥がれやすくなります。メイクの剥げた部分が目立ってしまう原因に。

それに、ベースメイクの厚塗りは明るい屋外では違和感がありませんが、薄暗い部屋のベッドの上では悪目立ちしてしまいます。

ベッドで映えることを考えると、下地やファンデーションなどのベースメイクは、薄く重ねる方がいいですね。気になる部分はコンシーラーを重ねて隠すのもいいですが、ハイライトの光で飛ばすのもおすすめです。

アイシャドウ

アイシャドウは普段通りでも大丈夫です。“映え”を意識するなら、ラメを工夫してみるといいかもしれません。

灯りを落とした部屋の中では、ラメが想像以上に光って見えます。敢えていつもよりラメを少な目にしてみましょう。明るい部屋では目立たなかったラメが、ベッドではキラキラ光って見えるはずです。

マスカラ

ベッドでの“映え”を意識するなら、マスカラは仕上がりがパリッとしたものがおすすめです。パリッと仕上がると、汗や皮脂、布団の蒸気にも強く、カールも最後まで保つことができるんです。

しっとり仕上がるタイプのものは汗や蒸気で柔らかくなり、思いがけず強く目を閉じた時に上下のまつげが絡むアクシデントも。ベッドでは涙が滲み出やすい人は、お湯落ちマスカラが溶けることもあるので注意が必要です。

アイライナー

汗や皮脂、摩擦に負けないような強力なウォータープルーフのアイライナーもありますよね。しかし、それでもヨレてしまう場合は、薄いブラウンやグレーなど、色の薄いものを使ってみてください。多少滲んでしまっても汚く見えません。

アイブロウ

眉毛は骨の高い部分にあるので、体や布団が擦れて落ちやすい部分です。少しでも落ちにくくするために、眉毛を描く前に余計な油分をティッシュやスポンジで取っておくのがおすすめです。また、パウダーだけでなくペンタイプやアイブロウマスカラなどを重ねて層にすると、より一層落ちにくくなります。

チーク

ベッドでは体温が上昇するので自然と頬に赤みが出ます。部屋が暗いからとチークを塗り重ねると、頬が真っ赤に見えるので注意しましょう。反対に顔が赤くなりにくく、チークが摩擦で落ちやすい場合は、パウダーチークよりもクリームタイプのチークの方が残りやすいですよ。

リップ

濃い色のリップを指でポンポン塗りしてぼかしている人は要注意。ぼかし塗りができる顔料(色の原料)の多いタイプのリップの中には、唇からはみ出た時に落としにくいものがあります。もしそうだとしたら、そのリップはベッドには向かないかもしれません。なぜなら、彼の顔にもしっかり移ってしまうからです。

私も何度かやってしまいましたが、終わった後に気がつくと、彼の唇の周りと自分のアゴに、うっすらぼかしたようなリップの跡が……。ティッシュで擦ってもなかなか落ちず焦りました。

キスやオーラルで唇を使うことは避けられないので、ある程度リップが落ちるのはしかたがありません。ティントタイプを選ぶなど、落ちにくいリップを選ぶのは基本ですよね。

メイクは自分が自信を持っていられるよう、自分の好きなように仕上げるのが一番です。自分流の“ベッドで映えるメイク”を研究してみてくださいね。

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