初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?

世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

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一番大切な親に理解してほしいのに…

vol.57
お悩み
ゲイであることをカミングアウトしたけど、親に理解してもらえません

萌子さんこんばんは。萌子さんの生き方や考え方が好きでいつも拝見させていただいてます。

自分はゲイで、親に4年前にカミングアウトをしました。父親は5年前に癌で亡くなり、母親は元々器用に生きれるタイプではなく、どうしても文句を言ってしまって「いい人だけど頻繁には会えない」と思ってしまわれるタイプです。父親が亡くなってしまってからはさらに拍車がかかってしまったと思います。

今回実家に帰省して、親に5年お付き合いしてる彼のことをそろそろ紹介したいと思って話をしたのですが、やっぱり自分がゲイだったことがとてもショックだったようで、「なんでこんな風に生んでしまったんだろうって後悔する」と話されてしまいました。ただ、自分の幸せを一番に願ってくれているのも確かで、カミングアウトしたことを親がまだ若いうちに話をできたことはよかったことだと感じています。
ただ、どうしても心の奥底で一番大切な親にわかってもらえないのが寂しくて、今後どういう風に話をすればいいのかわからなくなってしまいました。友人にも、仕事にも恵まれていてとても幸せな方だとは自分でも思っています。
自分のわがままだとは思いますが、いつか母親に大切に人に会って欲しいなと思います。ただ「一生会えない」と言葉で伝えられてしまった以上、親の気持ちを理解して自分の思いを通さない方がよいのかな、とも感じてます。ほんの少しでもいいので、萌子さんからアドバイスを頂ければとても嬉しいです。

【今】はダメでも【いつか】は違う

長い間ご家族の事を思って、ご自身の感情を表現せずに過ごしてきたのですね。

きっと隠し事や嘘をついている様な感覚になる時や、自分を否定したくなる時、ありのままの自分を見失いそうになる時など、苦しい事も沢山あったと思います。

だからこそ、相手の気持ちを繊細に感じとることが出来る素晴らしい才能を、人生をかけて養ってこられたんだなぁと、頂いた文章を読んで感じました。自分の事よりも相手に寄り添いたいと考えられる優しさ、とても素敵だと思います。

今回のお悩み:ゲイであることをカミングアウトしたけど…/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

ご丁寧に状況を説明して頂いたので、私が率直に感じた事をお話しさせてください。

お母さまが『一生会う事ができない』と【今】おっしゃっているなら、お母さまとパートナーを会わせる必要はないと思います。

お母さまも受け入れられる状態ではないとご自身で判断されているので、そこは相談者さんのおっしゃる通りお母さまのお気持ちを尊重した方がいいと私も感じます。パートナーの方の気持ちを考えても、相手が自分に会いたくないと言っていて受け入れてもらえない状態だと解っているのに会いに行くというのは、凄く勇気のいる事ですよね。相談者さんは大切な人に笑顔でいてもらい苦しい気持ちを与えたくないと望んでいると思うので、その場を作ることで相談者さんご自身も辛い状況になってしまうのではないでしょうか。

人の気持ちは変わるものです。時間はかかるかもしれませんが相談者さんもおっしゃっている様に、【今】の感情から少しずつ変化をして【いつか】会ってみたいな、と思ってくれる日が来るかもしれません。その日まで焦らずにゆっくり待ってみてはいかがでしょうか。

もし理解してもらえなかったとしても、あなたの幸せが揺らぐことはない

もしかしたらお母さまは、あなたとあなたのパートナーが受け入れられないのではなく、お母さまご自身の事が受け入れられないのかもしれません。

だからこそ「後悔している」という言葉がでてくるのかもしれません。

多様性で溢れる時代になってきたとはいえ、やはり私達の親世代は、柔軟に思考を変えて受け入れるという事が難しいのも確かです。

少し時間はかかるかもしれませんが、まずは後悔して自分を責めていらっしゃるお母さまの気持ちを少しほぐしてあげるようにしてみてはいかがでしょうか。相談者さんご自身も解っていらっしゃるように、あなたの幸せを1番に考えてくださっているお母さまです!

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あなたが、あなたであって、どんなに幸せか。

あなたの人生がどれほど楽しいのか。

もちろん苦しい事もあったと思いますが、それ以上にあなたという心優しく意志の強い人になれた事や、毎日幸せに過ごしている事をシェアして、感謝の気持ちを伝えてみてはいかがでしょうか。

そして、お母さまがお母さま自身を受け入れられるようになったら、パートナーと行ったレストランや旅行先の楽しかった想い出を少しずつお話してみてください。

パートナーの事を話すのではなく、『この間あの有名な温泉に初めて行ったんだけどね!』と楽しい想い出をシェアするだけで大丈夫です。

誰と行ったか言わなくてもきっと察するはずです。そして楽しそうにお話しする相談者さんをみて、きっと【あなたの幸せ】について感じる事があるのではないでしょうか。

長く持っていた考えや自分の中で定めていた【あたりまえ】を急に変えて受け入れる事は難しいですが、段階を踏めば少しずつ受け入れられるようになり柔軟な考えになると、私は思っています。

今回のお悩み:ゲイであることをカミングアウトしたけど…/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

私も両親に時間をかけて【私の幸せのカタチ】について理解してもらった事が何度もあります。

例えば、パートナーや結婚について。

私の両親は24時間いつも一緒でとても仲良し。多分初恋に近い形でずっと一緒にいるんじゃないかな。父親も昔はやはり、父親世代の【あたりまえ】の考え方があり『30歳までには結婚を』『結婚相手の条件は…』と色々ありました。私は30歳になってもお仕事やスポーツをしながら旅をしたり、自分の好きな事をしていたので結婚どころか恋人を紹介する事もありませんでした。その時期は『いつまでもふらふらして!』と言われていました。

結婚しない=ちゃんとしていない(ふらふらしている)という考え方があったのだと思います。

ただ、私は自分のお仕事で生計を立てていて、趣味が多く、その趣味を共有するお友達も多い。目標と向上心と責任感を持って人生を楽しんでいたので、私の感覚ではふらふらしているには当てはまらないように感じました。

もちろん恋人も出来たらいいなと思っていましたが、好きな人に出逢えていなかったので、誰かとお付き合いをするという選択肢がなかったのです。最初は理解が出来なかったようですが、『2人みたいに生涯を共にできる人と出逢えたら結婚も考えるけど、まだ出逢っていないし、一生出逢わなければ結婚はしない』『結婚だけが私の幸せのカタチじゃない』『今、私はとても幸せなの!』と何度も話しました。そして走ったマラソン大会や完走したトライアスロンの事、旅行先の想い出、それを共有しているお友達のお話をシェアし続けたら、ある日『いいね、楽しそうだね』と言ってくれました。

それから長い年月をかけて私の選択を尊重して受け入れてくれ、今は彼とのパートナーシップ制についても理解してくれています。

親は子どもが幸せでいてくれる事を願っています。歳を重ねると経験が増える分、柔軟性が低下してしまい親が思う【幸せのカタチ】を押し付けてしまう事もありますが、それぞれの幸せについて理解を深める事で受け入れてもらえるきっかけになるのではないでしょうか。

人は成長し進化(変化)するものです。

今は難しくても、未来を見て、焦らず進んでいってください。

そして、もしも理解してもらえなかったとしても、あなたの幸せが揺るぐ事はありません。

あなたの人生、何が幸せかは、常にあなた次第です。

その人生を共にするパートナーの方を大切にして下さいね。

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