「もっと」は誤解されやすい

ベッドでのコミュニケーションは恥ずかしさや気まずさから言葉数が少なくなりがちで、思わぬ誤解が生じることがあります。思い切って伝えたのに彼に間違って伝わってしまい、訂正できずに我慢してしまう人も多いのではないでしょうか。

中でも最も誤解されやすい言葉は「もっと」です。刺激してもらっている時に「やめないで」の意味で「もっと」と言ったつもりが、「もっと激しく」だと誤解されてしまったことはありませんか。

また、「もっとSっぽく攻めてほしい」ことも「もっと」と表現する女性も多く、意図が伝わらずもどかしいと相談が来ることもあります。

「もっと」は気軽に使える便利な言葉ですが、正確に伝えたいのなら「もっと」の一言に頼らず、次のような言動を追加してみましょう。何を求めているのかが伝わるはずです。

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もっと=時間を長くしてほしい

①言い方を変える

刺激を続けて欲しいのなら、好みの刺激になったタイミングで「気持ちいいからずっとしててほしい」「それ、やめないで」と言うと誤解されることなく伝わります。

②体で示す

刺激を続けてもらうために手や脚で彼の体を軽く押さえるのも、ちょっとしたサインになります。離れられないように脚で体に絡みついたり、手で押さえたりするのもおすすめ。

③リアクションを磨く

「このまま続けてほしい!」と思うタイミングが来たら、声や呼吸や体の動きで表現しましょう。明らかにリアクションが良くなったとハッキリ伝わるよう2割増しで反応するのがコツです。

相手が気持ちよさそうな反応を見せてくれると嬉しくなるものです。「気持ちよさそうな姿をもっと見ていたい」「もっとしてあげたい」と思わせることができれば、自然と時間も長くなりますよ。

もっと=刺激を強くしてほしい

①言い方を変える

刺激を強くして欲しいとき、速く動かしてほしいときには、「もっと強くして」「もっと速く動かして」と言えば誤解されることはありません。

②体で示す

刺激を強くしてほしいときには、手で軽く押さえつけたり、体を強く引き寄せたりしながら「もっと」と言えば伝わりやすいです。

刺激を速くしてほしいなら、彼の手や肩や腰などに触れながら好みのリズムで引き寄せつつ「もっと」と言ってみましょう。

もっと=Sっぽく攻めてほしい

Sっぽく攻めてほしい場合は「もっと」や「もっと攻めて」では伝わりません。してもらいたいことを正確に伝えるためのコツは、とにかく具体例を提示することです。

①言葉の具体例を出す

言葉攻めは女性から人気ですが、求める言葉とタイミングが完全に合わないと効果が半減するため、相手の男性にとっては難易度が高すぎます。

言ってほしいタイミングで「〇〇って言って」とお願いするのもひとつの手です。求めなくても言ってもらえるのが理想ですが、現実はそんなに甘くありません。何度も具体例を出してお願いし、彼がコツを掴んでくるのを待ちましょう。

②行動の具体例を出す

「目隠しされてみたい」「ちょっとだけ荒っぽく手首を掴まれたい」などの願望がある場合は、普段の会話でちょっとエッチな話題になったタイミングでお知らせしておくのもいいですね。自分から「してみたいことある?」と話を振ってみると話しやすいかも。

好みのシチュエーションや雰囲気、プレイがあるなら、それに近いシーンのある漫画や映画などを見せて「こんなのも興味あるかも」と言ってみるのもおすすめです。

「もっと」に少しのアクションを加えるだけでも、思いは伝わりやすくなります。ぜひ試してみてください。

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