幸せなセックスをする秘訣は、〇〇しないこと
若い女性や経験の多くない女性からの悩み相談を受けたときに気になることがあります。それは、文章の最後に「これって普通ですか?」「私は変ですか?」と付け加えられていることです。
悩みの内容はさまざまです。イキにくいだとか途中で尿意を感じるだとか、多くの女性が一度は経験したことがあるようなことです。しかし、最後に「普通ですか?」「変ですか?」のひとことが付け加えられていることによって、彼女たちが一番気になっているのは、自分が他の女性たちとは違っていないか、劣っていないか、ということではないかと感じています。
今回は、彼との性生活にお悩みを抱える女子に向けて、「幸せなセックスをする秘訣」をお伝えします。
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「正解」がないからこそ尽きない悩み
セックスは他の女性と比較することが難しく、一般的に“お手本”だとされるAVは現実とはかけ離れたファンタジーです。だから、洋服の脱ぎ方からセックスの終わり方までの全てにおいて、何が正解なのかわからないまま問題を解き続けているように感じるかもしれません。
自分のセックスが他の人とは違っているのではないか、周りの女性と比べて劣っているのではないか、もしそうだとしたら彼に嫌われるのではないかと心配も尽きませんよね。
悩んだ時についやってしまいませんか?
そこで多くの女性が不安に駆られてやってしまうのが、インターネットでアンケート結果を調べ、SNSで他の女性の経験談を探すことではないでしょうか。
それ自体は悪いことではありません。「へぇ、こんな人もいるんだ」と参考にする程度なら楽しめると思います。しかし、アンケート結果で自分が平均値からかけ離れていると気付いたとき、他の女性が自慢げに語る経験談を目にしたときに、自分が他の女性と比べて変だとか劣っているだとか感じてしまいませんか。
実際に、友人やネット上の女性と比較して「他のカップルは週に〇回もしてるのに私たちはもっと少ない」「裏垢女子は1回のエッチで〇回もイケるのに、私はまだイッたことがない」「この年齢ならみんな経験があるのに、私はまだ処女だ」と深く悩んでいる人も多いです。
ひどい場合、パートナーも全く気にしていないのに、自分の性生活とは全く無関係な世間一般の女性と比べて「私はみんなと違って変だから変えなければならない」と思い悩む人もいます。
幸せなセックスをする秘訣は「比較」しないこと!
感じやすさや濡れやすさなどの体の特徴、デリケートゾーンの外見に優劣はありません。性経験や楽しみ方も人それぞれで正解はありません。
一度もイケなくても、腟から空気が漏れやすくても、セルフプレジャーを毎日何度もしているとしても、すべて「普通」です。
ネット記事やSNSに出てくる一部の女性と比較してしまうから、自分が変わっているとか劣っているように見えてしまいます。パートナーとの間で特に問題になっていなければ、変える必要もありません。比較しないことが幸せなセックスに近づく第一歩です。