ジメジメ&モワンッな梅雨が来た。汗のニオイが気になりすぎる…!

「梅雨特有の湿気による汗って何であんなにクサいの!? 」梅雨の到来と共にお悩みの声が続出するのが、ニオイ問題。

そこで、この時期気になる汗のニオイの原因と対策を専門家に直撃。梅雨を快適に過ごすための対策法をお届けします。さらに、おすすめの対策グッズをライターが実際に試してご紹介♡

今年こそイヤ〜なニオイとおさらばしたいなら、早速チェックして!

意外な落とし穴!湿度が高い梅雨時期に汗がニオう理由って?

出てすぐの汗は無臭。原因はズバリ、皮膚上にいる細菌が作り出したニオイ物質によるものです。

「実は汗腺から出てすぐの汗は無臭です。ではニオイの原因は何か?というと、汗そのものではなく、汗や皮膚の汚れをエサにして、皮膚上にいる細菌が作り出したニオイ物質です!」(関根さん、以下同)

梅雨の時期は、特に汗がニオイやすくなります!

「梅雨時期は、細菌が活動しやすい環境。汗をかいても蒸発しにくく、細菌が増殖するのに欠かせない水分が豊富だからです。その結果、ニオイ物質も発生しやすくなるのだと考えられます。」

臭う汗、臭わない汗の違いとは?

違いは汗腺の働き(ろ過機能)にあり。サラサラ汗と、ドロッと汗ではニオイに差が出る可能性大!

「汗は悪者ではなく、ご存じの通り体温調節を担う大切な役目があります。その中で、“良い汗”と“悪い汗”に分けるとしたら、汗を作り出す汗腺の働きが良好かどうかが大きなポイントに。

適度な運動で日頃汗をかく人は、汗腺の働き(ろ過機能)も良好なので水に近い“良い汗”をかくことができます。一方で、普段汗をかく習慣がないと汗腺の働きが弱くなり、塩分など余分な成分を再吸収せず身体の外に出てしまう“濃い汗=悪い汗”をかいてしまいます。濃い汗には細菌のエサとなる成分も多く含まれるため、ニオイが発生しやすくなります。」

元になる汗の違いがニオイの違いに!エクリン汗=すっぱい、アポクリン汗=ワキガ臭。

「また、元になる汗の違いがニオイの違いにもなります。体表面全体に広く分布しているエクリン腺から分泌されるエクリン汗が皮脂、垢などと一緒になってそれをもとに細菌が作り出したニオイはすっぱいニオイや雑巾のようなニオイがすることがあります。またワキの下などにあるアポクリン腺から分泌されるアポクリン汗が元となり細菌によって作り出されるニオイはワキガ臭となります。」

チェック必須!汗のニオイを防ぐおすすめの対策法とは?

汗と細菌を抑えるデオドラント製品の使用がおすすめです!

「汗のニオイは皮膚上の細菌が汗や皮脂、汚れをエサにして作り出されるので、ニオイの気になる部分の肌を清潔な状態にしておきましょう。また、シャワー後やシート製品などを使った後には、汗を抑える『制汗成分』と、細菌を抑える『殺菌成分』配合の制汗デオドラント製品の使用がおすすめです。」

特にワキの下のケアは徹底を。

「ワキの下は、胸、背中などの体幹部に比べて発汗量はそれほど多くないですが、暑くない温度から汗が出始め、蒸れて細菌が繁殖しやすいので特に細やかなケアが必要です。ワキの下にあるアポクリン腺から出るアポクリン汗はワキガ臭のもとになります。」

消臭成分入りや汗の香りをスイッチするアイテムも効果的◎

それでも出てしまった汗のニオイに対しては『消臭成分』入りの製品がおすすめです。例えば、8x4から新発売の「アロマスイッチ」シリーズのように、汗ばむ季節の不快感を爽やかに清々しい気分にしてくれるような、香りを楽しめる製品を取り入れてみるのも良いですよ。」