ar7月号カバーは山下智久
太陽がキラキラした熱い夏がやってきた!そして、この夏最もアツいオトコ・山下智久がarのカバーにSpecialカムバック。
夏ならではのロマンティックでセンチメンタルな気持ちに寄り添ってくれるar限定ぐらびあ。山Pからのあふれる愛を受け取って♡
(コチラの記事もチェック)山下智久、自分磨きは何からスタートするのがいい?「キレイになりたいと思っているならば…」山P流の魅力アプデ法必見♡
1985年4月9日生まれ。千葉県出身。俳優、アーティスト。1996年より活動をスタート。現在、海外でも活動の幅を広げ、日欧制作のドラマ『THE HEAD』や、ハリウッド映画『The Man From Toronto』、米仏日共同の海外ドラマ『神の雫』などに出演。ほか、BVLGARIアンバサダー、ディオールのビューティーアンバサダーとしても活躍。今夏、アリーナツアー「TOMOHISA YAMASHITA ARENA TOUR 2023 -Sweet Vision-」が開催決定! 主演映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』は、6月9日(金)よりPrime Videoにて配信予定。
みつめて山P!!!
カメラを見つめるごとに、甘くなったり、切なくなったり…。宇宙に引き込まれていくような吸引力が美しすぎるからこそ儚く、尊い!最後は、山Pの王道すぎるヒーロー的カッコよさの秘密に、最新映画『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のエピソードを通して迫ります!
学生時代に観ていた映画監督とのお仕事には感無量
「映画の撮影中は、深く心に染み入ることばかりで。イ・ジェハン監督はインサートカットも含めて何回も撮るんです。小物もカラダの一部もすべてが主役、ワンカットワンカットを大切に撮るんです。しかも、今回ドイツのヴィンテージカメラを用いていて、そういったこだわりがすごく無意識下で生きている。こうやって様々なプロセスを経て、とても大きな影響力を持つ映像の一瞬一瞬が造られるんだなと、切に感じられました。」
5年後に観ても、10年後に観ても、新しい何かを感じられるハズ
「涙あり、幸せあり、絶望あり。いろんな感情が"レイヤー"になっている濃厚なストーリーです。何年先に観ても新しい見方ができるんじゃないかな。今回、役作りをするにあたって、実際に目の不自由な方といろんな言葉を交わしました。自分でも目隠しをして生活してみたんだけど、この作品のひとつのテーマである、見えなくなることで違うものが見えるようになる、その奇跡を本当に体験できました。」
人生の中で貴重な2か月、現場に行くのが楽しみだった
「演じることの楽しさを改めてこの作品で感じさせてもらいました。信頼のおける監督や共演者とスタッフに囲まれ、自分のやるべきことや役割をまっとうできた感覚があります。よく、"監督とタッグを組んで"というけど、その大切さを改めて噛みしめられたというか。相性が合う信頼する人たちに囲まれたら、きっとすべてがハッピーだから!」
歌は気持ち、目に見えない感情をのせて何度も歌ってレコーディング
「今回、主題歌『I See You』も担当させてもらったのですが、ミュージックビデオもイ・ジェハン監督に撮っていただきました。なので、映画の遺伝子がふんだんに入った、親和性が高いバラード曲になっています。韓国語で届いた最初の歌詞のニュアンスは変えないよう、英語詞に変えて、大切に作り上げていったので、とっても思い入れがあります。」
自分の命を差し出せるのが、本当の愛
「たとえばだけど…。究極、何かあったら腎臓を差し出せる、とか。それって家族では当たり前だけど、恋愛相手が自分の命より大事に感じる、それが本当の愛かな。『SEE HEAR LOVE 見えなくても聞こえなくても愛してる』のふたりは、ともにハンデを持っているのに、ハンデと感じさせない。それくらい愛の力が大きい。」
言葉の裏にある本当の想い
「僕が演じた真治は、嘘をつかないといけない場面がいくつかあって、そんな時に発するセリフは、内心ではいくつもの想いが重なっています。そんなシーンは、とことん監督と話し合って、キャストとも話し合って演じ上げました。人はそれぞれみんながいろんなレイヤーを持っている、というのを感じ取ってほしいです。」
役を通して見つけたのは、想いをオープンにすること
「相手に自分の気持ちを伝えることって大切。どういう考え方であれ、相手と共有できた方が安心。合うか合わないかは別として、自分がどういう考え方なのか、わかってもらうことからすべてが始まる気がします。」
1万分のイチの奇跡
「映画って、1万個の企画の中から1つか2つくらいが実現する世界。それに自分が出演できた機会を無にしたくない。」
山Pのカッコよさの秘密は真剣に演技と向き合う姿勢にあった♡
Photo: SASU TEI (Re+tune)
Styling: Nakamura Rino
Hair Makeup: Kita Ichiki (Permanent)
Text: Ikushima Maki
Composition & Text: Shiota Miwako