初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?

世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

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"本当の強さ"に必要なものって何でしょうか?

vol.71
お悩み
年下や部下への強さのさじ加減が難しいです

いつもまわりの顔色を伺いすぎて、職場では年下の子たちに優しく接してしまいます。最近、年下の女の子に「先輩は優しすぎて強くなれないと思います。仏すぎます」と言われて何も答えられませんでした。性格は簡単に直せないこともあり、強さのさじ加減が本当に難しいなと思ってしまいます。”強い女性”になりたいのですが、言い方が強いとか気が強い人になりたいわけではないです。”本当の強さ”に必要なものって何でしょうか?
部下が急に増えすぎて、教えるのもいっぱいいっぱいで疲れます…でも上層部からの指示や意見もあるなかで、心のゆとりが欲しいと思ってしまいます。話がまとまっておらずすみませんが、萌子さんのご意見を伺いたいです。

私たち一人ひとりが【強さ】に対する基準を”自分自身”に置いている

【本当の強さ】とひとえに言っても、強さの種類や解釈の仕方に違いもあるので難しいですよね。どの部分に【本当】をもっていくかで、理想としている強さが全く別物になると思います。

見た目が強い印象がある、言葉遣いが強い、気が強い…など、表面的な部分は一般的な標準値がとりやすいと思いますが、相談者さんがおっしゃっている【本当の強さ】は内面的な部分のお話ですよね。

この内面的な強さは、可視化して比べる事や測ることができないのでとても難しいと思います。

今回のお悩み:年下や部下への強さのさじ加減が難しいです/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

私達はそれぞれの【強さ】に対する物差しがあり、ある程度自分を基準値として他の人の強さや弱さを測ることが多いのかな、と感じます。

例えばAさんという人がいるとして、『Aさんは口調が強いけど、人の言う事を気にし過ぎる部分があって打たれ弱い人』という印象を持ったとします。Aさんの打たれ弱さが極端でなければ、きっと”私よりも”と自然と自分を基準として相手を理解しようとしているのではないかしら。同じように、Bさんという人がいて、『Bさんは口調は柔らかいけれど、人から言われる事を全く気にしない打たれ強い人』と思ったとします。ここでも、その強さが極端でなければ自分と比べていますよね!

もしかしたらBさんは『人から言われる事を気にしないように心がけているけど、1人になるとやっぱり考えてしまって私って打たれ弱いなぁ』と自分の事を思っているかもしれません。

大きくも見せず、小さくも見せない

私のお話になってしまって申し訳ありませんが、1人の女性のエピソードとして読んでみてください。

私は周りから強い人だと思われている事が多いような気がしますが、自分ではそんなに強くないと思っています。

例えば、1人で抱えておくには辛い出来事は周りにシェアして話を聞いてもらったり、友人の前で涙を流すこともあります。そんな姿を見せたとしても、友人によっては「もっと頼りにして。人に頼ることは悪い事じゃないよ」「弱さを見せることも強さだよ」と言われる事があります。その時、私の中ではだいぶ弱さを見せて頼っているはずなのですが(笑)。その方にとっては、起きた出来事を淡々と話す私は理性的で強い、もしくは強がっているように見えているのだと思います。

私は声を荒げて取り乱す習慣がなく、感情的というより、どちらかというと論理的に会話をしてしまう性格です。その性格が、見る人によっては【強い】と思われるのかなと思います。感情的になる性格の人からすると、「(萌子さんは)苦しさや辛さが自分の中で抑えきれなくなって弱ってたとしても、自分を崩さず取り乱さない強い人だ…!」という認識になるからです。

私自身、20代の頃は『弱さを見せることは強さだよ』という言葉をかけられ、悩んだ事があります。どうしたら弱さを見せられるんだろう…って(笑)。

自分自身の中で”ここは私の弱い部分だ”と思っている事が、相手には伝わっていない。つまり相手と自分では、強い弱いの基準値が違っているんですよね。その事に気付き、「強さや弱さの基準ってそもそも人によって違うんだ」と思えるようになってからは、”強い弱い”という極端な括りで考える事をやめました。

今回のお悩み:年下や部下への強さのさじ加減が難しいです/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

自分の感情を、表現したい時に、表現できる相手に表現する。もちろん相手に嫌な思いをさせないように自分なりに配慮をしながら。

大きくも見せず、小さくも見せない。

辛い時は辛いと言い、楽しい時は思いっきり楽しむ。他人の気持ちに配慮をしながら、ありのままに自分の人生を楽しんで生きているだけで良いのかなと思っています。それがブレない自分の芯になり、周りからは【強い】と言ってもらえるベースになるのではないでしょうか。

“本当の強さに必要なもの”と深く考えずに、素直に自分の軸を育てていってみてください。きっとそれが【強さ】になるはず。

伝えることで、心にゆとりが生まれるはず

《部下が急に増えすぎて、教えるのもいっぱいいっぱいで疲れます…でも上層部からの指示や意見もあるなかで、心のゆとりが欲しいと思ってしまいます。》という相談者さんの気持ちについてですが、そのまま伝えてみたらどうでしょうか?

部下のみなさんには、『環境が変わって私の中でも疲れがあったりするから、もしかしたら抜けている部分があるかもしれないけど、何かあったら言ってね。一緒に頑張ろうね。』と。上層部の方達にも『先輩としてみんなを引っ張っていけるようにベストは尽くしていますが、まだ環境の変化に完璧に順応しておらず頂いた指示を完璧にこなすには時間が必要ですが、その都度ご指導ください。先輩としてチームのみんなと一緒に成長します』と。

そうやって伝える事で、あなたの心がほっと休まってゆとりが生まれるかもしれません。

大丈夫です!どうしたら良いんだろう、強さとは何だろうと考えている時点で、あなたは一つ一つの事に真摯に向き合うとっても誠実性に優れた(強い)人。優しいって素晴らしいです。

お仕事、楽しんでくださいね!

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