猛暑でくたびれた心とお肌を癒すのは…温泉しかない!
花火にお祭りと、アクティブなイベントがようやく復活した今年の夏。なにかと忙しく過ごした夏の終わりに、最後は温泉でのんびり…なんて、最高なシメじゃない?
しかも、嬉しい効能でちゅるんっと透明感までゲットできちゃって、いいことしかなーい♡
というわけで、友達やカップルではもちろん、ひとりでも行きたくなるような最高の温泉を専門家に聞きました!
ひとり温泉、どうやって選ぶ?
「温泉行くぞー!」と計画を立て始めたものの、選択肢が多すぎて何を基準に選べばいいのかわからず呆然…という人も少なくないはず。まずはひとり温泉を最大限に楽しむための、温泉・宿選びのポイントを教えてもらいました!
「ひとり時間をゆっくり過ごすなら、客室露天風呂か貸切風呂がある宿がおすすめ。食事処は半個室や個室、部屋食なら周囲の目も気になりません。さらに、テラスやカフェ、バーといったパブリックスペースで過ごせる空間があると、部屋にずっとこもって過ごすよりもより充実したひとり時間を過ごせて楽しみ方が広がります。宿によっては、一人プランがない場合や、一人プランがあってもシングルチャージで割高になることもあるので事前のチェックを忘れずに」
貸切や客室露天風呂で温泉をひとり占めなんて、大人の贅沢すぎて最高か…♡温泉以外の時間をどう過ごすかまでイメージして宿選びをするのも大切なポイントかも!
温泉専門家がレコメンド!おすすめ温泉3選
おすすめその1【新潟県】赤倉観光ホテル
「赤倉温泉は江戸時代に開湯された歴史ある名湯です。泉質は[カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-硫酸塩・炭酸水素塩泉]で源泉かけ流し。お湯にはふんわりと湯の華が舞い、ほんのり香ばしい硫黄の香りが漂います。サラリとした浴感で湯上がりはツルツルになる“美肌の湯”です!」
「なんといってもおすすめは、遮るものがない絶景のロケーション!露天風呂からは大パノラマで山々や街が見下ろせ、天空に浮いているかのよう。運が良ければ入浴しながら雲海や星空も眺められます。さらに、水盤越しに山々を望むアクアテラスからの景色は感動の美しさ。無料の貸切風呂も源泉かけ流しで贅沢なおひとり時間を過ごせます」
「標高1000mに建つクラシカルな高原リゾートホテルで、さまざまなタイプの客室があり、一人で宿泊できるのも魅力。とにかく絶景を見ながら"非日常感"を味わいたい時、ボーッと景色を眺めながら癒されたい時などに、自分へのご褒美として訪れたいホテルです」
おすすめその2【神奈川県】箱根湯本温泉『養生館はるのひかり』
「箱根でも稀少な源泉かけ流し100%の湯。温度は約43度、約40度、約38度に分かれているので、好みや体調に合わせて源泉浴ができます。あつ湯とぬる湯を交互に繰り返すことで自律神経を整えてくれる効果も。泉質は[ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩泉]。ツルツルとしたやさしい肌ざわりの湯は、やさしく角質を落としつつ、ハリやうるおいを与えて保湿力も◎。湯上がりもポカポカ感が持続して、保温効果も抜群!」
「『逗留湯治』がテーマで、静かな環境のなかでしっかりと心と体を休めてセルフケアをしたい人におすすめ(12歳以下は利用NG)。食事は、玄米を主食とした野菜中心の栄養バランスがよい“養生食”。夕食は500キロカロリー以下と、とてもヘルシーなのにしっかりとした満足感があります」
「農学部出身の支配人こだわりの食材は、自家栽培の無農薬野菜や地元の信頼できる農家から仕入れたもの、高温殺菌せずに天日干しした“生きて”いる微発芽玄米など。素材一つ一つの味がとにかく濃くておいしいので、味わおうと自然によく噛むことで胃腸への負担も減ります。また、満腹中枢を刺激し食べ過ぎ予防にも。女性の肌荒れや自律神経の乱れを整えてくれる"腸活"をしながら『現代湯治』できる、忙しい人にこそ滞在してほしい温泉宿です」
おすすめその3【長野県】松本十帖『松本本箱』
「ホテルの敷地内に建つ湯小屋『小柳之湯』は、かつての共同湯文化を再現しているため脱衣所と半露天のシンプルな浴槽のみ。客室にある木の湯桶とタオルを入れて『小柳之湯』へ向かう"浅間温泉スタイル"の演出も粋な計らいです。温泉は、源泉の引湯管から直接お湯を注いでいる源泉かけ流し。泉質は[アルカリ性単純温泉]。古い角質や余分な皮脂を石鹸のようにクレンジングしてくれる、柔らかくツルツルとした湯ざわりで、美肌へと導いてくれます」
「全客室が源泉かけ流しの露天風呂付きのスタイリッシュなデザインホテル。また、ブックストアを併設しているブックホテルでもあり、約1万冊もの本を置いてあり、気に入ったものは購入することもできます。『オトナ本箱』は大浴場を利用したブックバスで、湯船に浸かりながら本を読むことができるフォトジェニックスポットです。」
「朝夕食は薪火レストラン『三六七』。地域の「風土・文化・歴史」を表現した料理“ローカル・ガストロノミー”をテーマに、千曲川・信濃川流域の野菜、信州食文化の鯉や鮒、日本海でとれた魚、地鶏「真田丸」やジビエ料理など、丁寧に創作された一皿一皿に驚きと感動があります。朝食は、『ALPS BAKERY』で焼き上げたパンと身体が喜ぶ野菜たっぷりのプレート。温泉だけでなく、地産地消の絶品グルメを堪能したい方や本好きでダラダラとおこもりしたい方にもおすすめ!」
癒しと美肌を求めていざ、温泉へ♡
心もカラダもお肌も潤って満たされたら、透明感だって爆上がり間違いなし!夏の終わりはちょっと贅沢に自分を甘やかして、温泉でのんびり過ごしてみない?