【-12kg減】Before53kg → After41kgに!?
食事制限やハードな運動をせずに、3食ちゃんと食べるだけで痩せる「瞬食ダイエット」。
20代~70代まで2500人以上がこの食事法で痩せられたと話題!しかも、減量できるだけでなく、「肌がきれいになる」「髪がツヤツヤになった」「生理前後の不調がなくなった」「朝すっきり起きられるようになった」とありがたい効果が盛りだくさんらしい♡
提唱者の保健師・ダイエット講師の松田リエさんの新刊『ずぼらやせ!瞬食ダイエットつくりおき&スピード10分おかず152』より、ダイエットに失敗する理由、ダイエットに成功する秘訣を数回に分けてご紹介します。
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極端なカロリー制限は「万年ダイエット」の入り口⁉
――なぜ、カロリー制限ダイエットは逆効果なんでしょうか?
「極端に食事量を減らすと必要な栄養素まで足りなくなり、脳が飢餓状態と判断します。エネルギーを節約し、脂肪をためこみやすくなるほか、筋肉量が減ることで基礎代謝も下がり、太りやすくやせにくい身体に変化するリスクがあるんです。食事を減らすほどに太りやすくなる負のスパイラルに陥り、何年もダイエット人生を続けている人がたくさんいらっしゃいます。同様に、過度な糖質オフダイエットは筋肉量を減らし、体内の水分量が低下するため、きれいにやせられません」
――先生も、カロリー制限ダイエットに失敗したことがあるとか?
「はい!私も体重を減らすなら、食べないのが手っ取り早いと思っていた時期がありました。1日3食、低カロリーのダイエットシェイクだけで、常に空腹感にさいなまれ、眠くてだるい……。身体に必要な栄養素まで足りなくなり、髪や肌はボロボロ、冬は暖房が効いていても手と足にしもやけができるほど身体が冷えきって。ダイエットどころではありませんでしたね(苦笑)」
ダイエットに大切なのは”基礎代謝”
――トレーニングを頑張って減量を目指すダイエットも効果はないんでしょうか?
「1日の消費エネルギーの中でいちばん大きな割合60%を占めるのが基礎代謝量です。基礎代謝とは、体温維持や呼吸など生きるために最低限必要なエネルギー量で、全く動かない状態でも勝手に消費されるエネルギーのこと。一方、家事や仕事など日常生活の中で自然と身体を動かして消費されるエネルギーは約30%。ジムなどに通って意識的に身体を動かして消費される量は15%以下なんです。つまり、運動でやせようとするのは非常に効率が悪いことなんですよ」
――でも、ハードな運動で汗をかいて一時的に体重が減ることはありますよね?
「運動して一時的に体重が減るのは汗で水分が抜けただけで、根本的にやせているわけではないんです。」
――先生は運動で痩せるダイエットも経験済みですか?
「はい。わたし自身、運動はもともと大きらい(笑)。ウォーキング1時間やランニング10kmなどハードなダイエットは長続きせず、ジムの帰りにご褒美でピザまんやあんまんを食べていました。〝糖分で血糖値が急上昇すると興奮状態になって、また食べたくなる→栄養不足で太る→運動する〟の繰り返し。意味のないことを繰り返していました」
――「食べるダイエット」でなぜ12kg痩せられたんでしょうか?
「先ほど、1日の消費エネルギーの中でいちばん大きな割合60%を占めるのが基礎代謝量とお話しましたよね。根本的な痩せ体質に改善して、一生太らないからだを手にする方法は、
〝基礎代謝量〟を上げることなんです。誰でも、加齢により筋肉量が減り、細胞が老化すると基礎代謝量もダウン。脂肪を燃焼する効率が悪くなるため、年を重ねるごとに太りやすくなります。私が提唱する〝食べるダイエット法〟は基礎代謝量を下げない身体をつくるための食事法なんです」
その食事法はコチラをチェック!
次回は「基礎代謝量を上げる食事法」についてご紹介します。
『ずぼらやせ!瞬食ダイエットつくりおき&スピード10分おかず152』
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