ちゃんと食べて【－１２ｋｇ】！「瞬食ダイエット」の松田リエさんにインタビュー
ハードな運動をしなくても、3食ちゃんと食べるだけで痩せる「ずぼら瞬食ダイエット」。20代～70代まで2500人以上がこの食事法で痩せられたと話題！しかも、減量できるだけでなく、「肌がきれいになる」「髪がツヤツヤになった」「生理前後の不調がなくなった」「朝すっきり起きられるようになった」とありがたい効果が盛りだくさんらしい♡
提唱者の保健師・ダイエット講師の松田リエさんの新刊『ずぼらやせ！瞬食ダイエットつくりおき＆スピード10分おかず１５２』より、ダイエットに失敗する理由、ダイエットに成功する秘訣を数回に分けてご紹介します！
”2大やせ栄養素”がダイエットのカギに！
――先生が提唱する「食べるダイエット」とは、どんな食事法なんですか？
「根本的な痩せ体質に変えるために大事なのは、基礎代謝量を下げないこと。私が提唱しているのは、3食の食事内容によって基礎代謝量を下げないようにキープする方法です。そのために大事な栄養素が２つあって、私は”2大やせ栄養素”と呼んでいます」
――ずばり、〝2大やせ栄養素〟とは？
「たんぱく質とビタミンB群です。この２つをセットで摂ることで基礎代謝を上げることができます。どちらも身体に溜めておくことができない栄養素なので、毎食意識して摂ることが重要です」
たんぱく質とビタミンB群のここがスゴイ！
――どうして、「たんぱく質」を摂ると痩せられるんでしょうか？
「誰でも、加齢により筋肉量が減って、細胞が老化すると基礎代謝量もダウンします。男性に比べて筋肉がつきにくい女性は、運動よりもたんぱく質摂取で筋肉を維持するのが得策なんですよ。女性は30歳を過ぎると1年で１％筋肉が減っていくと言われています。体重の約20%を占めるたんぱく質は筋肉、骨、臓器の主成分ですが、不足すると筋肉の分解をまねきます。すると、筋肉が減って糖の代謝が悪くなり、残った糖は脂肪に変換。しっかりたんぱく質をとれば筋肉量は維持され、食後の体温が上がって脂肪が燃えやすい身体になります」
――「ビタミンＢ群」も必要なのはなぜですか？
「ビタミンＢ群はたんぱく質の代謝を助けるエンジンみたいな役割を果たしてくれます。人間の身体に不可欠な三大栄養素であるたんぱく質、糖質、脂質には、身体をつくる、身体を動かすといった重要な役割がありますが、代謝が滞るとカロリーが余って体脂肪に変わる仕組みになっています。そこで頼りになるのがビタミンB群。痩せ体質づくりに欠かせないたんぱく質と一緒に摂ることで代謝がよりスムーズに進みます」
――食べるダイエットの注意点があれば教えてください。
「毎食、たんぱく質とビタミンＢ群をセットで摂ることです。２大やせ栄養素はどちらも、身体にためこむことができません。
たんぱく質は、肉や魚などの動物性と豆類や豆腐などの植物性をバランスよく摂るのが大事。１食あたりたんぱく質20gが目安。片手のひらに乗る量を意識すればOKです。食事の時間が６時間以上空くと筋肉の分解が始まるといわれているので、おやつでチーズや豆乳を取り入れるのもおすすめ。
水に溶けやすいビタミンB群は、一度にたくさん摂取しても必要のない分は尿に排泄されます。こちらも毎日コンスタントに摂るのが大切です」
具体的なレシピが知りたい！そんな人はぜひ『ずぼらやせ！瞬食ダイエットつくりおき＆スピード10分おかず１５２』を手に取ってみて♡
『ずぼらやせ！瞬食ダイエットつくりおき＆スピード10分おかず１５２』
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