初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡

婚活サバイバル番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に!

どうしたら素敵な男性と出会えるの?
自分の好きな人から選ばれる方法って…?

世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡

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批判的な考え方から脱却したいです

vol.83
お悩み
愚痴や不平不満を言ってしまう…批判的な考え方から脱却したいです

私はつい不平不満や愚痴を言ってしまう性格で、批判的な考え方をする自分が好きじゃありません。例えば、道で見る交通ルールを守らない人にイラっとしたり、世の中の理不尽だと感じたことに関して、友人やパートナーに話したりします。友人知人の悪口はあまり言わないほうです。どういう思考でいたら、批判的な考え方から脱却できると思いますか?前向きな萌子さんのご意見を伺いたいです。

批判はネガティブなように感じるけど、良い面もある

愚痴、不平不満、批判は一見とてもネガティブなように感じますが、良い面もあると私は思います。

まず『愚痴』を言えるという事は、ストレス溜め込まずその時々に表現できているという事なので、ご自身の心の健康を保つための消化方法として上手に『愚痴』というツールを使えていらっしゃるのだと思います。またその『愚痴』を言える仲である信頼している人が近くにいるという環境も素敵です。

そして『不平不満』や『批判』は、物事について良く考え、ご自身の意見や正義がハッキリしているという事ではないでしょうか。

倫理観に反することを目にした時に怒りが込み上げてくるのは、きっと相談者さんが人一倍正義感が強いからだと思います。

今回のお悩み:愚痴や不平不満を言ってしまう…批判的な考え方から脱却したいです/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

ただ、これらの相談者さんの素晴らしい行動や物の見方も、使い方を間違えたり、バランスを崩してしまうととてもネガティブな方へ働いてしまいますよね。

相談者さんはご自身の事を客観的に分析され理解していらっしゃるようなので、結果がポジティブになるような【思考】を付け加える作業を一緒にしてみましょう!

批判も、建設的批判にする事によって、ポジティブで前向きな意見になる

相談の文章で例に出してくださった『交通ルールを守らない人にイラっとする時』に、その先にどういう思考があるでしょうか?

例えば私の場合。子どもが乗るベビーカーを押してお散歩をしていたら、歩道を自転車でものすごいスピードで走ってきた方がいました。ベビーカーが邪魔だったようでぶつける素振りをされた事があります。

とっさに避けたのですが、驚いてしばらく動悸がしました。交通ルールでいえば自転車は車両扱いなので、原則、車道を走る事になっています。歩道は歩行者のための道です。ただ、その自転車の方はその交通ルールを知らなかったかもしれませんし、一分一秒を争う緊急事態だったのかもしれません。もちろん、だからと言ってベビーカーに故意にぶつかろうとする理由にはなりません。

私はその方について「信じられない!」と愚痴だけを言い続ける事も出来ますが、それだけでは何も解決にもならないので、「世の中にはそう言う人もいるんだな。道を歩く時、特にベビーカーを押す時にはもっと視野を広くして危険がありそうなモノは遠目で察知して余裕を持って回避するようにしよう」という教訓にします。また、日本では自転車に乗る時のルールが曖昧になっている方が多いように感じるので、少しでも私が何か発信して意識を変えられるように行動します。発信といっても、自分にできる範囲、まずは自転車の交通ルールについて学び、その知識と共に周りのお友達や知り合いに「こんな出来事があったよ」とお話をするだけでも良いと思います。

愚痴で終わらせるのではなく、その後の改善策を考える。批判も、建設的批判にする事によって、ポジティブで前向きな意見になるのではないでしょうか。

今回のお悩み:愚痴や不平不満を言ってしまう…批判的な考え方から脱却したいです/初代バチェロレッテ・福田萌子の選ぶ女の頭のナカ

世の中には人ぞれぞれ、様々な"正論"や"正義"が存在し、人間が決めたルールを守らない人達もいます。だからこそ悲しいニュースが後を絶たないですよね。

だから仕方ないと諦めるのではなく、理想とする平和な世界に近づくために、自分には何ができるだろうと考えて、行動していく事がより良い世界になり、相談者さんが感じる世の中の理不尽さが少なくなるのではないでしょうか。

壮大なお話のように聞こえるかもしれませんが、愚痴や批判だけでは何も生まれないので、もったいない!

相談者さんが持っていらっしゃるその素晴らしい視点を活かして、「じゃあ、どうしよう!?私にできる事はなんだろう?」と改善策まで考えてみてください。そう続けているうちに、いつの間にか批判的な考えから抜け出しているかもしれません。

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