どんな苦境に立たされても、それを乗り越えるのが希望であり“愛”

「モデルであり原作者でもあるセルゲイ・フェティソフさん(2017年に死去)に、レバネ監督と一緒に何度もインタビューして脚本を完成させた本作。エストニアや他の国では2021年に公開されましたが、大きな反響をいただけました。

僕は劇中でセルゲイを演じていますが、彼は本当に人生を謳歌している“自由な喜びの人”でした。抑圧された時代を生きてきたのに、光を放っているようにポジティブで、どんなに困難なことがあっても歩み続けて、必ず希望を持っている…。そんな彼に出会えたことは僕の芝居にも大きな影響を与えたと思います。

彼にお願いされたのは、政治色が強くなってしまいそうなテーマだけど、大事なのは愛。愛を描く映画にして欲しいと何度も言われました。

僕自身も思いますが、やっぱり愛はすべてを超越して、みんなの中に存在するものなので。この映画を通して 愛の本質を感じ取ってもらえたらと思います」(トムさん、以下同)

軍隊や飛行機、壮大な撮影の中で思い出に残っているのは…

トム・プライヤー

ラストのオーケストラでの約90秒のロングシーンは、役者として大きなプレッシャーでした。あの映画の中でセルゲイとはどんな人物だったかを、観客が最後に見極める大事な場面だからです。僕はそこでパーフェクトなタイミングで涙を流すのですが、そこに僕は存在しなくて、セルゲイの人生が走馬灯のように頭を駆け巡った瞬間でした。

よく役者の仕事をする上で重要なのは、いかに自分の思考を超えて真実に入り込むか…と言われてましたが、この時に何かが降りてきた気がしました。

旅が好きで、特に寒いところが好きだと思っていたけれど…

トム・プライヤー
トム・プライヤー

今までは南極やアイスランドが大好きで、自分は寒いのが好きなんだと思っていたのですが、ここ半年は熱帯気分です(笑)。今回の来日も予定していなかったのですが、東南アジアを旅していたタイミングだったので突如来ることに!

日本に来るのは3回目ですけど、日本人のこだわりや匠をいつも感じます。今回の映画のビジュアルも凝っているし、ちょっとしたパッケージや雑貨のデザインもきれいです。

それに日本食は素晴らしいですよね。白いお米と新鮮な魚…、シンプルに素材の良さを生かしたメニューが魅力的です。

今までに東京や京都、富士山の近くや温泉を訪れてきましたが、皆さんのおすすめはなんですか? いくら自分が事前にどんなプランを立てても、やっぱり現地で出会った人に色々教えてもらうこと以上に素晴らしいことはないと思います♡

『Firebird ファイアバード』(C)FIREBIRD PRODUCTION LIMITED MMXXI. ALL RIGHTS RESERVED/ReallyLikeFilms

映画『Firebird ファイアバード』って?

『Firebird ファイアバード』(C)FIREBIRD PRODUCTION LIMITED MMXXI. ALL RIGHTS RESERVED/ReallyLikeFilms
Photo:Kumagai Naoko
Text:Kamakura Hiyoko

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