映画『ハピネス』に出演中の窪塚愛流にインタビュー♡「僕の一生の財産になるような作品です」撮影秘話から意外すぎるナイトルーティンまでお届け

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スクリーンの中で輝きを放つあの俳優から目が離せない。出演作の公開を目前に控えた彼らの素顔に迫ります。

今回は、映画『ハピネス』に出演中の窪塚愛流さんにインタビューしてみました♡

窪塚愛流。ar6月号より

窪塚愛流
2003年10月3日生まれ、神奈川県出身。2018年、『泣き虫しょったんの奇跡』でスクリーンデビュー。2021年から本格的に俳優活動を開始。映画『少女は卒業しない』『愛のゆくえ』、ドラマ『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』『あたりのキッチン！』などに出演。藤子・F・不二雄 SF短編ドラマシーズン2『じじぬき』が5/12に放送。

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映画『ハピネス』の撮影秘話

「この映画の撮影中は、家に帰ってご飯を食べている時も、寝る前も、ずっと由茉のことを考えていました。窪塚愛流と雪夫が一体になった感覚で過ごしていたので、由茉への喪失感に押しつぶされそうな日々で…。大切な人と残されたわずかな時間は、僕だったらきっと悲しい気持ちに負けてしまいます。でも
雪夫は、相手が幸せになることを考えて行動に移す力を持っている。その愛情の深さは本当に尊敬できました。

蒔田（彩珠）さんのひとつひとつの所作だったり、好きなものへの輝いた眼差しは、人生の最後を受け入れた人の重みを感じられて、一緒にお芝居をしていると泣きそうになるんです。特にお風呂に入っているシーンがつらくて篠原（哲雄）監督に相談すると、「そこを耐えるのが雪夫の優しさだ」と言われて。涙をぐっとこらえました。

撮影中は役の苦しさや葛藤に押しつぶされそうだったけど、完成した映画を観ると、こんなにも温かい作品なんだと感動しました。最初はストーリーとタイトルに矛盾を感じたけど、これは由茉が実現した“ハピネスな1週間”なんだと気がつきました。嬉しかったり、好きだと感じたことを、まっすぐ親や人に伝えてくれる彼女だからこそ、周りも笑顔で過ごそうと決意できたのだと思います。

エンドロール後は、俳優として“もう少しこうしてもよかったかな”という反省と、全力で挑んだ達成感の両方がこみ上げてきて、しばらく動けませんでした。僕の一生の財産になるような素敵な作品なので、ぜひ観ていただきたいです。」

窪塚愛流に気になるクエスチョン♡

Q. 挑戦してみたいおしゃれは？

「普段は黒ベースの革ジャンなどが多いのですが、この春は3〜4色くらい組み合わせたカラフルな重ね着に挑戦したいです。好きなティモシー・シャラメなど欧米の俳優さんの地毛みたいなクルクルの髪もやってみたい！」

Q. 欠かせないナイトルーティンは？

「お風呂の最後に冷たいシャワーを浴びるのは父親から教えてもらった健康法です。お風呂上がりはシャキッと爽快。この習慣を始めてから夜の眠りが深くなって、疲れがちゃんと取れる気がします。」

Q. 休日に雨が降っていたらどんな気持ちになる？

「晴れていると外に出たくなるけど、雨なら思う存分インドアな趣味に没頭できるのが嬉しいです。ギターを弾いたり、映画鑑賞したり。絵を描くのも好きで、最近は水彩画にハマっています。」

映画『ハピネス』

©嶽本野ばら／小学館／「ハピネス」製作委員会

突然、恋人の由茉（蒔田彩珠）から「私ね、あと1週間で死んじゃうの」と余命を告白された雪夫（窪塚愛流）。信じがたい現実に戸惑いながらも、残された短い人生を自分らしく生きたいと言う彼女に協力することに。それは憧れていたロリータさんデビューをして、日本一のカレーを食べること。そして何よりもできる限りの時間を雪夫と過ごしたいと願う。幸せに生きようとするふたりの、愛と〈幸福〉に満ちた7日間の物語。
出演／窪塚愛流、蒔田彩珠他　配給／バンダイナムコフィルムワークス　5/17公開

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ぜひ劇場に足を運んでみて♡

Model:窪塚愛流
Photo:Kumagai Naoko　
Styling:Ueno Kentaro　
Hair Makeup:Kojima Katsuyoshi（TRON）　
Text:Iida Honoka