行為後のデリケートゾーンのにおいに違和感…

女性のデリケートゾーンはヨーグルトのように少し酸っぱいようなニオイがするのが普通で、無臭ではありません。しかし、セックスをした翌日、デリケートゾーンから漂うニオイに違和感を感じたことはありませんか。

ニオイの問題は相談しづらいせいか、誰にも言えずに香り付きのおりものシートでごまかしている女性も少なくありません。

セックス後のいつもと違うニオイには、心配のいらないケースもあれば、治療が必要になることもあります。原因と解決策を知っておき、焦らず対処できるようにしておきましょう。

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においの4つの原因と解決策

①激しいセックス

派手な愛撫や挿入行為で腟が傷つくと、粘膜を修復しようと一時的におりものが増えてニオイの元になることがあります。
前戯不足やストレスなど、行為中の潤いが不足している場合、激しくしていなくても傷つくことも。

必要以上に強い刺激を避ける、しっかり前戯して潤ってから挿入する、潤滑剤を使うなどの方法で予防しましょう。

②細菌性腟炎

腟内は雑菌などの進入を防ぐため常在菌が存在しています。腟で主に働くのが「デーテルライン桿菌」という善玉菌なのですが、この善玉菌が減少してその他の雑菌が増えることで、細菌性腟炎が起こることがあります。

特徴は魚が腐ったような悪臭とヒリヒリとした痛み、水っぽいおりものです。婦人科を受診して治療すれば約1週間で完治しますが、何度も繰り返す女性も多いです。

原因はデリケートゾーンの洗いすぎ、清潔にしていない手やおもちゃでの愛撫、睡眠不足やストレスだと言われています。デリケートゾーンの洗いすぎに気をつけて通気性のよい下着を使い、セックスやセルフプレジャーの前には手や体を清潔にしてから行いましょう。

③性感染症

性感染症によっておりもののニオイが変わることがあります。数日経ってもニオイが気になる場合や、痛みや痒みなど他の症状も見られる場合は、早めに婦人科を受診してください。

おりものに変化が表れない性感染症もあります。定期的に検査を受けましょう。

④腟内射精

コンドームでの避妊をせず腟内射精した場合、精液のニオイによってデリケートゾーンのニオイに違和感を感じることがあります。

自然に排出されればニオイはなくなりますが、気になるなら外陰部を洗い流しましょう。

セルフチェックを日課に

デリケートゾーンの健康を保つためには、変化に気付くことが重要です。普段から下着を脱ぐときにおりものの様子を見てみるなど、日常的にデリケートゾーンのセルフチェックを続けてみてください。

そうすると、ちょっとした変化に気付くことができ、いち早く対応することができますよ。

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