荒木飛羽(あらき とわ)さんにインタビュー!

この夏はホラーの巨匠と呼ばれる清水崇監督の最新作『あのコはだぁれ?』に出演。昨年公開し、話題を集めた映画『ミンナのウタ』のスタッフが再集結した本作は、夏休みの補習を受ける教室でいないはずの“あのコ”が怪奇現象を巻き起こす学園ホラー。小さい頃からホラーが大好きという荒木さんに念願のホラー出演作について直撃♡

不気味な歌をうたうシーンに注目してほしい

荒木飛羽

清水崇監督のホラー『あのコはだぁれ?』は、夏休みの補習授業の教室で繰り広げられる学園ホラーです。僕は、補習授業を受けることになる5人の生徒のひとり・島田蓮人を演じました。蓮人はリーダーシップをとりたがる、ちょっと大人ぶった男の子なんですよね。台詞を言う時は、ちょっとクールに、大人っぽい雰囲気を意識しました。清水監督は「台詞が言いづらかったりしたら、提案してね」とお芝居をこちらに委ねて下さりつつ、息遣いや驚く表情など、たくさんアドバイスをくださいました。僕の見せ場でもあるクレーンゲームのシーンは本当に怖いシーンになっているので是非チェックしてほしいです。

『ミンナのウタ』のメンディーさんの驚き方が好き

『あのコはだぁれ?』は、昨年公開の『ミンナのウタ』のDNAを引き継ぐ作品なので、もちろん『ミンナのウタ』を観ました。今作にも出て来る“呪いの歌”がとにかく怖いですよね。一度聴いたら、ループする感じがじわじわ来ます(笑)。GENERATIONS from EXILE TRIBEのメンバーが本人役で主演されているのがみどころで、個人的にお気に入りのシーンは、関口メンディーさんが驚くシーン。みなさん恐怖におののく場面が違って個性が出ているなぁと思いました。

恐怖体験はナシ…でも、金縛り体験はアリ!

荒木飛羽

基本的に霊感はゼロ。お化けを見たこともないですけど、たまに金縛りにあうんですよ。あれって霊的なものではなく、脳だけ起きていて、身体が動かない状態の時になるっていいますよね? 寝ているときに1日3回くらい金縛りにあった経験もありましたね。そのときは、「ヤバいな~これ」と思いつつ、10秒くらい耐えたら、なんとか解放されました。毎回、慌てちゃうんで、夢の中のことなのか、現実なのか、正直よく分からないんですけど…。誰かいい金縛りの解消法があったら、教えてください(笑)。

好きなホラーは『悪魔のいけにえ』

王道中の王道ですが、ホラー映画は『悪魔のいけにえ』が好きです。悪魔的な殺人鬼に追っかけられるシーンがドキドキするんです。怖いけれど、『トムとジェリー』みたいに追っかけっこになったり、あり得ない状況に陥ったりするので、コメディーみたいに思えてきて笑っちゃう。主人公がおっちょこちょいで可愛げがあるように見えてきちゃって、笑いながら観られます。

文化祭のバンドでギター演奏が憧れ

荒木飛羽

コロナ禍だったので高校の行事の思い出ってあまりないんです。修学旅行は、八景島シーパラダイスとめちゃくちゃ近場になりました。家族で行ったことはあったけれど、友達と行くとより楽しかったですね。うちの学校は文化祭がなくて…。高3の時は、他校の友達の文化祭に2つくらい遊びに行きました。いろんな催し物を見るのって楽しいけど、なかでも軽音部のライブを見るのが好きだったなー。僕もギターを持っていて、演奏をすることもあるので、文化祭でバンドをやるのは憧れでした。

もっと荒木さんのことを知りたい人は、8月9日発売のar9月号CinemaParadiseをチェック♡

映画「あのコはだぁれ?」は7月19日公開!

(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会

夏休みに臨時教師として補習クラスを受け持つことになった君島ほのか(渋谷凪咲)の目の前で、ひとりの女子生徒が屋上から飛び降り、不可解な死を遂げた。それから教室に“いないはずの生徒”の姿が。

(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会

三浦瞳(早瀬憩)ら生徒たちとともに学校で噂される“あのコ”にまつわる衝撃の事実にたどりつく。彼らを待ち受ける、予想もつかない恐怖とは……? 出演/渋谷凪咲、早瀬憩、山時聡真、荒木飛羽ほか 配給/松竹 

(C)2024「あのコはだぁれ?」製作委員会

Photo:Otsuru En(SHOWAKICHI ¥50)
Styling:Yoh U(TRON)
Hair Makeup:Tanda Yayoi
Text:Fukuda Keiko
ブルゾン¥59,400/スティーフ(スティーフショールーム) Tシャツ¥27,500/ホロマーケット(スタジオ ファブワークス) その他/スタイリスト私物

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