ar10月号のカバーガールは桜田ひよりさん
昨年7月号から始まった連載「ひよりだいありー」や、ファッション&ビューティのさまざまな企画で圧倒的な存在感を放ってきたひよりが、念願の表紙に初降臨♡
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21歳の今と未来 おとななひより
幼い頃から子役として活躍してきた彼女も、今では立派な大人になり国民的女優へ成長。
この先、年齢を重ねていく上で思い描く未来の自分の姿は?
自分だけじゃなく、他人の考え方も柔軟に受け入れられる大人が素敵
「10代の頃から変わらず、選択肢の多い大人でありたいというのが人生の目標。その点は変わらぬまま、最近は落ち着いていて余裕があるけれど、女性として可愛げは忘れずに持っていたいな、と強く思うように。 まわりにいる大人の女性たちにすごくチャーミングな方が多いのも理由の一つ。無邪気さはいつまでも持ち続けていたいです!
年齢を重ねることに対してマイナスな感情は一切ないけれど、きっと30代や40代になっても自分の中身はあまり変わらない気がします。仕事面でも、特別何か大きな賞を取りたいとか映画祭に出たいというような目標はなくて。それがすべてではないと思っているタイプなので、どちらかというと自分が納得のいくまで常に自分と向き合って、いただいたお仕事に真摯に取り組めていたら満足かなって。この気持ちは、昔も今も変わらない部分です。
10代の頃、インタビューで"大人になったら〜"という質問をよくされていた時、自分は何を大切にしたいんだろうとか何を軸にして生きていきたいんだろうということを深く考えたことがあって。その時、近くにいた大人の方々を見て"考えに対する選択肢が多いことって素敵だな"と思いました。
何か問題にぶつかった時、自分の中の一つの考えだけじゃなく他の人の考えも受け入れて、答えを探す。考えの選択肢が広いだけで答えも変わってくるんだなって。これはこう、って決めつけないっていうのは自分の俳優の仕事にとっても、一人の大人として成長していく点でも大切なこと。大人の方々と話をしていると、本当にいろんな考えの方がいて一つの物事に対しての考え方や捉え方、吐き出し方が皆さんそれぞれ違っていたのが当時とても刺激的でしたし、その考え方にたくさん救われてきました。
まだまだ自分のことは子どもだと思っていますが自分の選んできた道を自分のリズムで歩んでいける、そんな大人になりたいなと思っています。」
Photo:Sampei Yasutomo
Styling:Ito Makiko
Hair Makeup:Yoshizaki Sayoko(io)
Text:Onodera Arisu