【LEEVELLES(リーベルス)・小川紘輔編】

今話題の方々と共に都内の町中華をめぐる美味しい連載。ごちそうと、美味しそうに食べる姿にお腹も心も満たされます。第4回目は『LEEVELLES』のボーカル・小川紘輔さんと一緒に東京・原宿の人気町中華『紫金飯店』へ行ってきました。

トラウマ級の中華料理店が…

LEEVELLES・小川紘輔

中華料理が大好きで、普段からよく行きます。にんにくの芽や豆苗の炒め物など酒のつまみになるメニューが好きなんですが、実は全然飲めなくて…。バンドメンバーと居酒屋に行っても僕以外が飲んでいるのをひたすら眺めています(笑)

子供の時から中華料理が大好きで家族や友人とたくさん行っていましたが、1つものすごく印象深いお店がありまして。僕の出身地である福岡県に、学生時代よく行っていた大好きな中華料理店があるんですが、ある日そこでトイレに行ったら、めっちゃくちゃ怖いポスターが貼ってあってあったんです。

ホラー映画とかではなく、レトロなタッチで描かれた人物画だったんですが、それがトラウマになって今でもたまに思い出します(笑)。ちなみに味も、忘れられないほど美味しいお店でしたね。

LEEVELLES・小川紘輔

『LEEVELLES』のメンバーとご飯に行くことも多いですね。収録や練習の帰りに、回転寿司に行ったり、軽く居酒屋で飲んだり。仕事が上手く行った時やバンドの記念日などの節目は、ギター(川﨑純)の家に集まって鍋をしたりします。今度はピザパをしたいねって言っていて。

メンバーの皆とは、収録や練習以外にも、制作のために家に集まったりほとんど毎日ずっと一緒にいるので(笑)、改めて休みの日に予定を合わせて遠出することは少ないのですが、今年の夏はみんなで海に行ってバーベキューをしました! 江ノ島に行って沢山食べて、全員でリフレッシュできました。
普段、休みの日はよく水族館に行きます。魚がゆったり泳いでいて、自分も深海に沈んでいく感じが落ち着きます。ぼーっとしている時の方が色々アイディアが出てくるので、水族館で曲や歌詞が頭に浮かんだら、すぐトイレにダッシュしてボイスメモで忘れないようにします。

本当に自分がやりたいことを忘れない

LEEVELLES・小川紘輔

曲を書かせていただいたり、アルバムジャケットのイラストを描いたりと、『LEEVELLES』のボーカルとして目まぐるしく活動していますが、実は、バンドを組む前は就職して企業で働いていたこともありました。今はこんなに派手な髪型をしていますが(笑)、その時はもっと大人しい見た目でしたね。中高生が通う塾で講師をしていて文系を担当していたんですが、やっぱり音楽活動を諦めきれず、上京してバンド活動を始めました。

LEEVELLES・小川紘輔

これから『LEEEVELLES』の曲を聞いてくださる方にお勧めしたい曲は、本音と建前をテーマにした、最新シングルの『幸福のすゝめ』です。普段、心の中で思っていることがあっても、それを取り繕わなきゃいけない場面って沢山出てくると思うんですよね。

僕も、本当の自分を押し殺して周りに合わせて生きてきたような人間でしたが、その“本音”の部分がその人にとって一番大事じゃないですか。「本当はこう思っている」とか「何がしたい」とか。あんまり皆の前で強く出張しないとしても、自分の中では強く芯として持っていて欲しいなと。自分に勇気を持てるような、ちょっと気持ちが強くなる曲です。

SHOP INFORMATION

紫金飯店・原宿店外観

『紫金飯店 原宿店』

住所:東京都渋谷区神宮前2-35-9 1階
営業時間:11:00〜15:30、17:30〜22:00(土/〜20:00)
定休日:日曜日
とろとろぷるぷるな卵が乗った、旨みがぎゅぎゅっと凝縮された卵炒飯をはじめとした絶品メニューが中華料理ファンの心を掴んで離しません♡ いつまでも原宿の皆さんのお腹を支える老舗名店です。

Model:小川紘輔(LEEVELLES)
Photo:Takaki Kusumoto
Styling:Yuuki Honda
Hair&Make:Ryo Matsuda