川栄李奈さんにインタビュー
2月12日で30歳の誕生日を迎えた女優・川栄李奈さん。プライベートでは二児の母でありながら、変わらない美しさの秘密や、エイジレスな魅力に迫ります！
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最近は週3でジム、週１でピラティスへ
――いつ見ても変わらない美肌で、エイジレスな魅力をお持ちの川栄さんですが、お肌のために実践されていることを教えてください。
家でのスキンケアは特別なことはしていないんですが、乾燥肌で、昔から化粧水は惜しみなくたっぷり使って保湿にだけは気をつけていたんです。でもこの１年間ぐらい、仕事が忙しかったのもあって肌荒れの治りが遅いと感じるようになって。それがきっかけで美容皮膚科に通うようになりました。
――美容皮膚科に行くのはどのぐらいの頻度で、どんなケアをしているのでしょうか。
昨年舞台をやっていた時期は、公演に訪れた各地方で皮膚科を探して行くぐらい肌が荒れてしまったんですが、今は月１ぐらいです。肌荒れがない時でも、自分のなるべくいい状態をキープできるようにイオン導入をしたり、皮膚科でおすすめされたビタミンBと酵素のサプリも飲んでいます。
それから肌荒れはほとんどしなくなったんですが、そもそも肌荒れの原因は仕事が忙しいこともあったので、働き方を少し考えるようになって。今は、自分が無理をしない範囲でお仕事ができているし、肌の調子も安定しているので、いいバランスを保てているのかなって。
――作品が重なると、なかなか体や肌のバランスを取るのは難しくなりますよね…。スキンケア以外ではどんなことをしていますか？
ジムで筋トレを始めました。舞台『千と千尋の神隠し』でロンドンに滞在していた期間、公演が終わって23時ごろにホテルに戻っていたんですが、何を買って食べたらいいのかわからなくて、スーパーに売っていたチョコとグミを毎晩食べていたんです。それで帰国したら体重が2〜3kg増えていて。やばい！ と思ってそこからジムに通うように。でもお菓子も大好きなんですよね(笑)。
――そうなんですね(笑)。運動はそもそもお好きですか？
好きです。2年ぐらい前からピラティスもやっていて、最近は週3でジム、週１でピラティスへ。通う時間がない時は、家で筋トレやストレッチをしています。ジムで「たんぱく質をちゃんと摂って。好きなお菓子をゼロにすると反動がきちゃうから、食べたくなった時は少量だけにしましょう」というアドバイスを受けて、お菓子を減らしてしっかりご飯を食べるようになりました。
――体はどのように変わりましたか？
筋肉を鍛えて汗をかくことにより、整っている感じです。すっきりすると心も落ち着きますね。もともと体重が増えやすくて、ちょっと増えただけでも最悪…って思っちゃうことも多かったんですが、最近はそういうこともなくなりました。そして筋肉もついたなって。子供を抱っこする時も余裕(笑)。
毎日、暖房をかけて浴室をサウナ状態にして…
――美容のポリシーもだいぶ変化したのでは？
それまでの私の食生活をグラフにしてみたら、糖質だけがバーンと高くて、たんぱく質やそのほかの栄養が全然足りないということがわかったんです。美容はスキンケアなど日々の積み重ねだということを改めて実感しつつ、内側から体や皮膚を作る食べ物もすごく大事だと思うようになりました。特にたんぱく質を意識して摂ること。今はプロテイン＋食事で、栄養バランスを気にかけています。ただ、急激に頑張りすぎると続かないので、ゆるく頑張っていけたらいいなって。
――なるほど。ちなみに、外側からのボディケアはいかがでしょう。
毎日、暖房をかけて浴室をサウナ状態にして2時間ぐらいお風呂に入るので、汗をたくさんかくんです。だから乾燥しないように、お風呂に入る前に顔と全身にホホバオイルを塗ってからお湯に浸かっています。お風呂上がりはしっとりしていますが、さらに全身にボディクリームをたっぷり塗っています。
本当はワンピースが着たい
――ボディケアも日々の積み重ねですね。ところで、30歳を目前にして、ファッションについてはなにか変化はありますか？
本当は、ピンクとか明るい色が好きなんです。でも着る勇気がなくて…。
――明るい服は持っているのでしょうか。
持ってはいます。でも服を選ぶ時に、結局グレーや黒、白というシンプルな色を手に取ってしまう自分がいて。だからもうちょっと自分自身を解放して、華やかな色の服を着たいなって思っている途中。最近は色物をどんどん買ってはいるんですけどね。着なよ、って感じですよね(笑)。
――きっとすごく似合う気がします。でも、まだ着るまではいかないんですね(笑)。
実は一昨年買ったパステルピンクのダウンコートを今年やっと着はじめました。それぐらいなんですが。
――自分自身の解放を少しずつ始めた感じですね。普段のファッションのテイストはどのような感じですか？
前は一枚で楽なワンピースばかりでしたが、子育てをするようになってからワンピースをほとんど着なくなっちゃって。子供と一緒に走り回って服が汚れることを考えると、結局パンツとTシャツみたいなカジュアルな感じになってしまいます。
でも本当はワンピースが着たいし、他のテイストにもチャレンジしてみたい。30代はそれができたらいいですね。
「夢を作って、楽しく生きることも大事」ar読者にメッセージ♡
――川栄さんのような素敵な女性に憧れる20代のar読者に、いまのうちにやっておくといいことや、メッセージをお願いします。
私は、10代、20代のうちにもっとたくさん旅行をしておけばよかったなって思っていて。だんだんお仕事が忙しくなっていったり、結婚や出産をすると、遊ぶ時間や自由な時間がどうしても減ってしまうから。いま考えると自分が10代だったころはもっとタフでした。
だから体力がある若いうちに、怖いもの知らずでどんどん新しい世界に飛び込んでいろいろな経験をするのがいいと思います。そして夢を作って、楽しく生きることも大事。私自身、AKB48に入ったころは選抜に入りたいという夢があったのですが、目標があったからこそそれを叶えられたという経験をしました。そして夢がないと頑張れないという自分の性格もわかったので、これからも夢は大きく持ちたいです。
Hair Makeup:Fukuoka Rei(W)
Styling:Nakamura Rino
Text:Wakayama Aya
ワンピース／スタイリスト私物
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