初代バチェロレッテ・福田萌子がみなさんのお悩みに答えます♡
恋愛リアリティ番組『バチェロレッテ・ジャパン』で、初代バチェロレッテに選ばれた福田萌子さん。配信が始まると、恋愛に対するマインドや男性たちへの心遣いが「素敵すぎる」と一躍話題に！
どうしたら素敵な男性と出会えるの？
自分の好きな人から選ばれる方法って…？
世の女性たちの色とりどりな恋のお悩み、萌子さんが受け止めます♡
（こちらもチェック）指原莉乃、リアルに使っている日焼け止めは？「他の物も試してきたけど…」さっしー愛用アイテムをご紹介
12年間、片思いをしています。長い片思いに区切りをつける方法が知りたいです
vol.105
お悩み
10年以上、友達以上恋人未満な関係です…長い片思いに区切りをつける方法は？
12年ほど片思いしている異性がいます。出会った当初は肉体関係も少しありましたが、ここ7年ほどは肉体関係はなく完全に友達です。今も年に1回、2人で旅行へ行ったりもしますが、関係が発展する気配もなく、むしろ発展させてはいけない空気を感じています。
「私が彼を好き」ということだけで関係が続いていることが苦しくなることもありますが、彼に告白する、縁を切ることはしたくないです。他の男性へ目を向け、結婚を前提にお付き合いを始めても、心のどこかで彼の子どもが欲しいと思ってしまう自分がいます。
こんなにしつこい片思いをいつまで続けるんだろうと自分に問いかけても、”好きなら好きなままでいいじゃん”といつも気持ちをうやむやにしてしまいます。萌子さんならどうやって長い片思いに区切りをつけますか？
気持ちを切り替えるために、長い時間をかけ”たくさんの事”をトライした
彼のことが本当に好きなんですね。
感情はひとつではないですし、ずっと同じ場所にいたり同じ考えでもないからこそ、気持ちが行ったり来たりしてどうしていいかわからなくなる時があるのかなとお察しします。
相談者さんのお悩み相談は『長い片思いに区切りをつける方法はなにか？』という事でまとめられていますが、文章を読んで感じる本当のお悩みは『好きな彼と一緒にいる（子どものいる未来を築く）ためにはどうしたらいいのか』という事な気がします。
本当に長い片思いに区切りをつけたいと相談者さんが思っているのであれば、お話しできることもありますが、そのお話をしても良いのかな、と迷っています。私自身も長い片思い……といいますか、お付き合いしていた方に想いがありながらもお別れををして、長らく気持ちが動かせずにいた時期があります。
彼は子どものいる人生を望んでおらず、将来を考えた時にお互いに違う選択をするべきだと分かりながら、好きだという気持ちだけで時間を共有していました。その時の私は今よりも選択肢の幅が狭く、結果的にはお別れをする事になりましたが、もともと恋愛対象として人をあまり好きにならないタイプなこともあり、気持ちはずっと同じ場所にありました。
ですが距離を置いたことで時間が解決してくれたり、現実的に子どものいる生活を考えだす時間も増え、自分の気持ちを次の恋に向けて盛り上げていくようにしたことで気持ちに区切りがついた気がします。気持ちを切り替えるために長い時間をかけてたくさんの事をトライしたので、それもまた良かったのだと思います。
ですが、今の世の中の状況や今の知識量で私があの時にいたら…もしかしたら彼と離れる選択をせずに子どもと出逢う選択をしていたのかもしれません。もちろん今目の前にいる【子ども】に出逢えた今の私は、その時の彼とお別れをする選択をしますが。
だって何かを変えてしまったら『子ども』に出逢うことはできたかもしれませんが、今私の前にいる【子ども】ではなくなってしまうから。この子に逢うために別れと出逢いを繰り返してきたのだと感謝の気持ちでいっぱいになります。
12年前と今では選択の幅が広がり、医療なども進化していますし、いろんな幸せのカタチがある事を受け入れる世の中になってきています。
彼との【家庭】は築けなくても、彼との子どもと生きることはできるかもしれません。彼との関係を今のように続けながら、精子バンクなどを使って子どもと出逢う選択もあると思います。
年に一度2人でご旅行に行かれるということは、彼も何かしら相談者さんと繋がりを持ちたいと思っているのだと思います。ですが、話すには躊躇する何かがあるのかもしれません。
『関係に区切りをつけよう』とするのではなく、相談者さんが歩み寄れる範囲内で彼と一緒にいる方法を探してみるのはいかがでしょうか。
もしかしたらそうして探している中で、相談者さんご自身の譲れない芯の部分に気づく事ができ、良い選択ができるかもしれません。
まずは12年も【その人】の事を変わらずに好きでいる相談者さんご自身のことを褒めて受け入れてあげて下さい。12年も同じ人を想うってとても素敵なことです！！
相談者さんの(片)想いが、今後どういうカタチになるのか楽しみですね。
