ユカイな人生の作り方 vol.6

毎日頑張って生きていると、いろんな悩みにぶつかりますよね。ひとつの壁を取り除くとまた次のモヤモヤが出てきて…私たちの悩みが尽きることはありません。そんな悩める皆さんの心をふっと軽くしてくれる、ロックミュージシャン・ダイアモンド☆ユカイさんによる期間限定のarweb特別連載がスタート♡

ユカイさんのポジティブで優しい言葉が、モヤモヤした気持ちをふわっと軽くしてくれるはず。第6回目のテーマは「男性の家事や子育て」。

ユカイな人生を歩みたい人たち、集まれ〜!

ダイアモンド☆ユカイ

「Hello サムシング! なんとarwebで俺の連載がスタートしたよ! arを読んでいる方たちに、俺のやってきた成功や失敗のロックな経験が何かひとつユカイな人生を生きるヒントになってもらえたら嬉しいな」(ダイアモンド☆ユカイ)

(こちらの記事もチェック)香水が苦手な男子も思わずうっとり?香りで差がつくボディ&ヘアケアアイテムまとめ

「俺の親父は昭和にしては珍しく家庭的で、日本最古の育メンだった」

前回のvol.5では「結婚」について話したけど、最近は「食い尽くし系」夫っていうワードがSNSで流行っているんだって? 大皿に盛られている料理を全部食べたり、冷蔵庫にあるものを勝手に食べちゃう夫のことみたいなんだけど……それでいうと、俺も昔は「食い尽くし系」だったかもしれない(笑)。一人っ子だったからさ、冷蔵庫にあるケーキとか、あるものは全部分ける事を知らずに自分のかなと思って食べちゃうんだよね。兄弟がいたら小さい頃からみんなで分けたり、取り合いしたりして覚えるんだろうけど。

俺の場合、子供を授かってから変わったね。子供って、何かをあげると喜ぶじゃん。それが嬉しくて徐々に分け与える幸せみたいなものがわかってきた気がする。分け合う事の幸せや喜びを知らないから、それが当たり前の事だと思ってるんだよ。みんなで分け合うことの幸せやメリットを伝えていくことが大切なんだと思う。

「食い尽くし系」だけじゃなくて、夫婦のあり方に関する価値観に対しても、やっぱり育ってきた環境って大きく関わってくるよね。俺が子どもの頃は男性が外で働いて、女性が家事をするっていうのが当たり前だった。ほとんどの女性が専業主婦で家事全般をして、男性が稼いでくるっていう時代だったから、そんな家庭で育っていたら価値観も寄っていくとは思う。

俺の親父は、昭和にしては珍しく家庭的で、日本最古の育メンだったんだな。小学生だった当時の俺は、皿洗いをしている親父の姿を見て、“男なのにカッコ悪いな“って思って軽蔑していたよ。今の時代になっておふくろの負担を減らすためにやっていたんだなぁ分かるようになった。

それに最近、家事って意外と、男性も向いているものが多いんじゃないかなと思ったりするもんだよ。掃除とか細かい作業が得意な男性って多いし、何かを極めようとする性質もあるし。俺は基本的に不器用だから家事が得意だったわけではないけど、最初は卵焼きだけは一生懸命作ってたよ。

作っていくうちに次は卵をとろとろにしてみようとか、砂糖じゃなくてオリゴ糖を入れようとか。それが美味しく仕上がって、子どもたちに食べさせたら「パパ美味しい」なんて言われて自信にもなってそれでもう一品挑戦しようかみたいになってくるんだ。YouTubeなんかで調べて牡蠣のバター醤油焼きよかね!!そうやって、楽しみながら成長できるもの=家事っていう意識に男性もなっていくといいなと思う。そうしたら、パートナー同士で家事を分担できていくとかね。

とはいえ、やっぱり女性って、人間として常にアップデートしていくんだよなぁ。特に子供を産んだりすると自然にさ。命懸けで産んでいるわけだから、家事に関しても意識が変わってくるじゃない。その点、男性は自動的にアップデートができないから、理解してあげなければならない。お互いにきちんと話し合うことが、夫婦として大切なんじゃないかな。男性が自動でアップデートができなくても、それをうまく導いて更新することはできると思うんだよね。

例えば、お互いの時間が合った時は家事を一緒にやったりして「どれか得意なことをまずはトライしてもらうとか。「トイレをきれいにすると仕事が捗ってお金が貯まる」「玄関を綺麗にして塩を盛っておくと幸せがやってくる」そんな言い伝えなんかを話しながらアップデートさせていくのも良いと思う。

Text: Natsumi Takahashi(Spacy72)

¥2,000で垢抜けられると話題「BEAUTY GALA」でみつけた最先端コスメを徹底レポ