演技がやめられない
読者の方からSNSを通じてこんなお悩みが届きました。「演技がやめられません。彼に正直に言うべきでしょうか」
ベッドでなんとなく演技をしたことはありませんか? 実は、演技した経験のある女性は約70%と言われており、毎回欠かさず演技をしている人も少なくありません。
しかし、ベッドでついつい演技をしてしまう気持ちも女性として共感できます。「気持ちよくないってこともないんだけど、気持ちいいわけでもないんだよな……」と思っていても気持ちいいフリをしてしまうし、彼が高まってきたのを感じると嬉しくて一緒に高まっている演出を加えてしまいますよね。
「気持ちよくなさすぎて気まずいから次に進んでもらおう」「今日は早く終わらせたい…」と感じたときにも、イッたフリでやり過ごしてしまう女性も多いはず。大体、ベッドでのあの緊張感のある雰囲気の中で、ノーリアクションでいることの方が難しいですよね。それに、演技をすることで彼があからさまに喜んでいるのを見てしまうと、やめられなくなって毎回繰り返してしまいます。
ベッドでの演技はかならずしも悪いことではありません。演技が前提のセックスでも、それで幸せな時間を過ごすことができて不満がなければ問題はないはず。しかし、演技がルーティンになっている女性は共通した悩みを抱えています。それが「セックスではイケない」ということ。演技をするのが普通になっているから、あなたが何に気持ちいいと感じて、何に不快を感じるのかを彼は知らないままでいます。イッたフリもしているとしたら、彼は「こうすればイクのか」と間違った認識を持ち続けています。だから何度回数を重ねてもセックスでイクことはできません。彼が喜ぶ姿を見たいから演技しているのに、演技を続けているせいで本当に気持ちよくなることができないのはちょっと残念な気がしますよね。
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演技をやめる方法
まずは「演技をやめること」よりも自分自身の感覚に集中してみましょう。与えられた刺激に対して必ずよい反応を見せる必要はありません。自分の体がどんな刺激に対してどう反応するのかにフォーカスして「気持ちいい」「もうちょっと速い方が好きかも」「さっきの方が好き」「ちょっとピリピリする」などの感想を伝えるようにしましょう。
それが難しければ、気持ちよさは声を2割増しに、まあまあなら吐息を漏らすだけ、不快感には手で抵抗を示してみるのはどうでしょうか。
彼に正直に伝えるべきかどうか。「実はずっと演技してた」と知らせるのは少々酷かもしれません。伝えるべきだと思ったのは、急に演技をやめて本当のリアクションを見せたら不自然に思われるからですよね。それが心配なら「最近感じ方が変わったみたいで……」「イキにくくなったみたい」と言っておくといいかもしれません。
ベッドで演技をするのは、ほとんどの場合が女性の優しさです。でも、本当にふたりで楽しむためには演技は禁物。時間はかかるかもしれませんが、素直にお互いの気持ちを伝え合って、心身ともに満足できる行為を作り上げていきたいですね。
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